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2020.04.05
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テーマ: ニュース(97061)
カテゴリ: 昆虫
正確には転売という訳ではないのですが
実は、この種のことに対しては苦い思いがあります。





オオクワ等が本当に高く売れた時代には、
クワガタに興味もないのに
お金のためにクワガタを採取するという人がいたんですね。



勿論、虫屋にもいろいろな人がいますから、
標本にするためにだけ、無限に昆虫採集をしたいと言う人もいるでしょうが、



よりも、種類を揃えたいとか


自分で飼育してみたいとか



そういう気持ちで採取するので、
採取数には一定の上限がある気がします。




採取して飼育するにしても、標本を作るにしても
そこには哲学が生じることになります。



これは私見ですが、
採取が難しいと、たくさんの時間をかけて歩き
樹を蹴ることになりますから、


自分の中で、自問自答する時間も長くなります。


端的に言うと、「なんでこんなことをしているのだろう」
という単純な疑問ですね。



最近では、買った方が遥かにコストが小さかったりしますからね
だから、つい哲学に近付きます。





これが販売のための採集となると、
目的はお金になりますから
「お金のためにしている」ということが明確ですね。



ついお金のために大量に採取したくて、
材割とか、樹洞に煙を入れるとかそういうことをしてしまう。


勿論私たちも、昆虫ショップが「お金のために採取した」昆虫を買うこともあるので、
その辺りは截然と分断されているのではないのですが、



それでも出入りするショップには、それなりの哲学が感じられます。



反面、ネットの時代で誰でも簡単に昆虫を販売することが出来ますから、
「大量!大量!」とか言って



100匹以上のカブト・クワガタを一つのケースに入れている写真を上げ
販売しようとする人もいる訳です。



買う方からすると、ショップで売っているものよりかなり安いですね。





でも、当然密集したケース内ですので個体同士にストレスもかかるでしょうし、
生存率も下がるでしょう。




というか、カブト等は100均の1つ5円の昆虫ゼリーでも
平気で、一日一つ二つ食べてしまいます。


いくらただで採って来たカブトでも
きちんと飼うには、それなりにコストがかかります。
100匹いれば、1日に1000円ゼリー代がかかる可能性がある。

売れなければ、1日1000円コストがかかる。


全部のカブトが生きて売れれば1万円ですが、
10日売れないだけで、もう赤字です。



そういうことを考えずに売ろうとしている人は
本当に不快ですし、
そういうイメージが先行すると

本当に好きで昆虫を飼っている人のイメージが悪くなります。
勿論、昆虫生存の環境も悪くなります。



やや大げさに言えば、この辺りが資本主義の限界です。



今は一定の規制がかかりましたが、
かからなければ、自分が買ったマスクを
より高く売ろうとしているだけですから、




資本主義の枠組みの中では、制約を受ける筋合いのものではない。


でも、それを認めてしまうと、
本当に必要な人にマスクが行き亘らない。


今回のマスクのように、本当に必要な場合は、
政府が規制する必要があります。



どうしても様々な意見が出てしまいます。


昆虫の採集禁止の形態も同様ですね。




結局、その辺りは哲学にならざるをえません。




哲学は自由なので、
他者への強制は出来ない。
だからこそ哲学なのですが、
そういう意味でこそ、我々は哲学をもって子供の頃から必要としているのではないでしょうか。





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最終更新日  2020.04.05 10:50:05
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