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2022.05.25
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カテゴリ: 本
所謂交換について、どうしてここまで緻密に
人類はその仕組みを成立させたのか、という話です。





殺人ザルというのは、なかなかショッキングなタイトルですね。



今この瞬間も、ウクライナでは凄惨な戦争が行われています。
戦争をなくすことは、人類の悲願ですが、なかなかなくなりません。

どうも、ホモサピエンスにとって、同胞を殺すというのは


普遍的にみられる現象であると、
本書では述べられています。




で、「殺人ザル」という訳ですね。



余談ですが、殺害の代わりに、性的接触を発達させたボノボのような種も存在します。



でも、我々人類は、同胞を殺す代わりに、経済を発展させたという訳ですね。
その辺りのところを、丁寧に検証してある本です。


純粋に面白かったです。






さて、私が気になったのは、以下。









62「最も危険な運転をするのは最も安全な車を所有する人であることが多いのと同じだ。
このような行動はリスク補償と呼ばれ」るそうです。





人間は、自分がとってもいいという限界までリスクをとる、と。






例えば、速度を上げると
事故を起こすというリスクが増します。




ただ、ABSやエアバックなどの安全装置が発展することによって、

事故のリスクが減れば、その分速度を上げてしまうというのですね。




よく、「日本の道は狭いので、自転車が車道を走るのは危険」
という言説があります。



速度を落としたりすればいいのにと思います。




それはさておき、車は上記のリスク補償という概念においては、
自分が取れるリスクの範囲で速度をあげていますから、



どんなに道が広くなっても、自転車がいることは危険になる訳ですね。



自転車を所与とすれば、引き受けなければならないリスクが増えるので、
車は速度を落とさざるを得ないという訳です。



次が振るっています。
62「もしも本気で事故を減らしたいなら、
すべての車のハンドルにドライバーの胸のほうを向いた尖った釘をつけるべきだ」

本当にそうでしょう。



因みに、何かと評判の悪い自転車ですが、上記は言い過ぎだとしても、
転倒や車との接触は、胸元に突き付けられた釘程度に危険ですから、





相応に、安全運転をしていると言うのが、
妥当かなと思います。






ま、まじで危ない自転車もいますけどね。





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最終更新日  2022.05.25 12:00:10
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