学習する組織を創りたい!!

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2004/05/08
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 心に触れる絵本を一冊見つけました。

紹介されていた本です。

 子どもに読み聞かせをしているうちに、
心に熱いものがこみ上げてきました。
子どもの目にも薄っすら涙が浮かんでいました。

 戸田和代・作 たかすさずみ・絵「きつねのでんわボックス」を
ほんの少しだけご紹介します。

「かあさんきつね」と「こぎつね」が遊んでいる場面から始まります。


     ふくろうおじさんが いってたよ。」
かあさん「ほほほ、でもねえ、あれは きっと うそよ。
     だって、かあさん、どんなに おまじないしても、ばけられないもの。」

 その秋、こぎつねは、元気がなくなり、
かあさんのむねの中で、ちいさく、つめたくなって死んでしまいます。
かあさんきつねは、からだが溶けてしまいようなほど泣きつづけ、
そして泣き疲れてしまいます。

 そんな時、山のふもとに、古い電話ボックスの小さなあかりをみつけます。
その電話ボックスには、毎日小さな男の子が電話をかけにくるのです。
遠くの病院に入院している母親に電話をかけるためです。

 かあさんきつねは、その男の子の会話を聞きながら、


 ある日その電話ボックスがこわれていました。
「男の子に悲しい思いをさせたくない」
「自分が男の子の電話ボックスになれたらいいのに」と願った瞬間、
きつねは電話ボックスに変身していたのです。

 その会話の中、男の子との別れを知らされます。


 電話が終わると、かあさんきつねは、寂しさにつつまれます。
でも、男の子のおかげで「こぎつね」を思い出すことができたことに気がつきます。
かあさんきつねは、こわれた電話ボックスに入って、こぎつねに向かって話をします。

 「もしもし、ぼうや・・・」

 「あのね、かあさん、まほうが つかえたのよ、ほんとよ・・・」

 電話の向こうはしんと静かでした。
でも、きつねは、がっかりしません。

 「そうよ、わたしの ぼうやは、わたしのむねの中に、
いつも いっしょに いるんですもの。 もう、へいきよ・・・」

 「でんわボックスのあかりの下に、
 しあわせな きつねの顔が ぽっかりうかんでいました。」





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最終更新日  2004/05/10 05:00:53 AM


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