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June 10, 2010
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カテゴリ: 読書
Jブンガク

Jブンガク

価格:1,890円(税込、送料別)


   副題は「英語で出会い、日本語を味わう名作50」。
ジャンルや時代は関係なく、日本文学ひっくるめての特徴、すなわち学園ものが多いこと(へぇ~?)、作者も読者も恋文が好きであること(へぇ~??)、バケモノ好き(へぇ~????)、旅行好き、兄弟好きetc.をガイドラインとして柱を立てた、とある。
そうした、横断的な特徴が13に分けられ、配されている50の作品のラインナップは、「竹取物語」あり、井原西鶴あり、山田永美あり、、、と、あらゆる時代、ジャンルにわたっている。
正直に言うと、そのうち、読んだことがあるのは、夏目漱石や、森鴎外といった明治期の作家の3~4冊くらいだ。あとは、タイトルを知っているだけ。
古典モノはすべて、高校時代の古文の授業で一部読んだに過ぎないし、江戸近世のものは、タイトルを知るのみだ。
目次を見ただけで、わくわくした。
 各作品は、「作品の入り口」、「原文の世界」「英訳の世界」「フレーズを斬る」と4つで構成されている。それぞれが1ページずつ、1作品につき、4ページだ。
「作品の入り口」では日本語による紹介とその英訳が、「原文の世界」と「英訳の世界」は原文が左、英訳が右のページに配され、読み比べることが出来る。
古文や漢文、文語体など、日本人でも読めない文章の英訳などは、そちらのほうがかえってわかりやすかったりする。
古文など、それだけで雰囲気がある文章を、どう訳したかといった苦労も書かれていて、興味深い。チャキチャキの江戸っ子言葉なんて、どうするの?
悔しいが、日本人より日本語を知りつくしているからこそ出来るのだろう。
日本のよさを、外国人に教えてもらうって、よくあることだけど、この本もそうだ。
日本文学再発見の良いガイドとなってくれる。

 古典文学を原文で読みたくなった。






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Last updated  June 10, 2010 09:07:04 PM
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