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エスタディオ・ジョゼ・アルバラーデで行われたUEFAカップ準々決勝第2戦は、レンジャーズがジャン・クロード・ダルシェビユとスティーブン・ウィテカーのゴールでスポルティング・リスボンに2-0と勝利。2試合合計得点も2-0とし、クラブ史上初のUEFAカップ準決勝進出を決めた。
アイブロックスで行われた先週の第1戦では、白熱した展開の末に0-0で引き分けた両チーム。しかしこの日は60分、スティーブン・デイビスのクロスに合わせたダルシェビユのゴールでレンジャーズが先制する。一方、スポルティングは前線に人数をかけるしかなくなったが、後半ロスタイムには途中出場のウィテカーに追加点を奪われてしまう。結局、警告を受けたバリー・ファーガソンとケビン・トムソンが次戦に出場停止となったものの、2度目の欧州タイトルを狙うレンジャーズは準決勝でフィオレンティーナと対戦することになった。なお、レンジャーズが唯一の欧州タイトルを獲得したのは1971-72シーズンのUEFAカップウィナーズカップだが、そのときにもスポルティングを倒して優勝している。
スポルティングは3年前、同じUEFAカップ準々決勝でニューカッスル・ユナイテッドに4-1と快勝しているが、その試合に出場していたCBアンデルソン・ポウガが太ももの負傷で欠場。当時のチームで今回の一戦にも出場している選手は、ジョアン・モウティーニョしかいなかった。守備の要を欠くスポルティングに対し、序盤はレンジャーズがパスを展開。ブラヒム・アムダニの崩しからダルシェビユがペナルティーエリア付近でフリーとなるも、シュートはポウガの代役を務めたグラドストーネにはじかれ、ゴールラインを割った。わずかに反応が遅れたグラドストーネだったが、間一髪のブロックで決定機を防いでみせた。
一方、レンジャーズも先週の第1戦から1人を入れ替え、出場停止のデイビッド・ウィアに代わってクリスティアン・デイリーを先発で起用した。デイリーは18分、レアンドロ・ロマニョーリのFKからリードソンに競り負けてヘディングシュートを許したが、ボールはポストを直撃して事なきを得る。この場面には、34歳のベテランDFも思わず胸をなで下ろしたことだろう。その後はミゲル・ベロゾの際どいミドルシュートを除き、両チームとも攻めあぐねる展開が続いたが、前半終了間際には再び試合がヒートアップした。
42分、巧みなテクニックで存在感を示していたスポルティングのモウティーニョが敵陣左サイドへ侵入。地を這うようなシュートでレンジャーズのGKアラン・マグレガーを襲ったが、ボールは惜しくもポストをかすめる。続いてシモン・ブクチェビッチが同じような位置からゴールを狙うも、やはりシュートは枠をとらえきれない。レンジャーズもクリアを拾ったリー・マッカロフがペナルティーエリア端付近から狙ったが、これはトネルにブロックされた。
そのまま前半が終了し、第1戦から計135分間を無得点で終えた両チームだったが、後半に入るとレンジャーズは60分に、素早いカウンターからついにネットを揺らした。スポルティングは必要以上に焦っていたのか、グラドストーネがカーク・ブロードフットのクリアボールに判断をミス。これを拾ったダルシェビユがデイビスと鮮やかなワンツーを決め、ルイ・パトリシオが守るスポルティングのゴールを陥れた。
スポルティングのパウロ・ベント監督は、この直後にFWヤニック・ジャロを投入する。しかし、ヤニックのシュートやトネルのヘディングは、スポルティングの命運を示すように枠をとらえられない。するとレンジャーズは終了間際、中盤でアベルからボールを奪ったウィテカーがフリーで抜け出し、ゴール隅へのシュートでスポルティングにとどめを刺した。
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