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UEFAカップ準決勝第1戦、バイエルン・ミュンヘン対ゼニト・サンクトペテルブルクは1-1で終了。
先行したホームのバイエルンにとっては、アウエーゴールを与えてしまう厳しい結果となった。
バイエルンは18分にフランク・リベリのゴールで先制したが、徐々に調子を取り戻したロシア王者も60分にルシオのオウンゴールで同点とする。終盤にはゼニトのアンドレイ・アルシャフィン、バイエルンのルーカス・ポドルスキがともに決定機を逃したため、勝負は5月1日にロシアで行われる第2戦に持ち越されることになった。その第2戦でゼニトは、この日イエローカードを受けたアルシャフィン、フェルナンド・リクセン、ラデク・シールルを累積警告で欠く。
先週末にドイツ・カップを制したバイエルンは、その勢いに乗って序盤からゼニトを攻め立てた。しかし、開始直後のシュートを外したバスティアン・シュバインシュタイガーが、その後にフィリップ・ラームのお膳立てから得たチャンスにも不発。パスを出そうという意識が強すぎたのか、判断が遅れてシュートのタイミングを逃してしまった。対するゼニトは11分に反撃を試みるも、コンスタンチン・ズリアノフのスルーパスにパベル・ポグレブニアクが追いつけない。ゼニトは次第に攻撃のリズムをつかんでいったが、アルシャフィンとビクトル・ファイズリンが崩した場面でもポグレブニアクが合わせられなかった。
試合が動いたのは、ゼ・ロベルトとリベリがワンツーでゼニトの最終ラインを破った直後だった。ラームが右サイドからクロスを入れると、故障者続出のチーム事情でSBに入っていたゼニトのリクセンがゼ・ロベルトと交錯。両選手は足を高く上げていたが、リクセンに向けて笛が吹かれ、PKが宣告される。この場面でキッカーを務めたのはリベリ。キックはGKビアチェスラフ・マラフェエフの正面を突いたが、これに素早く反応してリバウンドを左足で押し込んだ。
その後、前半半ばまではバイエルンの時間帯となる。だが、ゴール前に駆け上がったポドルスキには、アナトリー・ティモシュクが見事なタックルを見舞う。一方のゼニトも流れに反して攻め込んだが、ズリアノフがフリーで放ったシュートはGKオリバー・カーンに阻止された。バイエルンはその後、ライン際でミロスラフ・クローゼのパスを受けたゼ・ロベルトにもチャンスが訪れたが、角度のない位置から放ったシュートはゴール横へ流れた。
バイエルンは前半終了間際にも見せ場をつくり、リベリがドリブルでティモシュクを突破。再び決定機をお膳立てされたシュバインシュタイガーだったが、序盤と同じくシュートのタイミングを逃す。さらに後半開始直後、今度はリベリの空振りでシュバインシュタイガーにチャンスが訪れたが、強烈なシュートはマラフェエフにしのがれた。
その後次第にボールを支配し始めたゼニトは、60分に意外なかたちで同点とする。

ホームで強さを発揮するバイエルンに対し、追いついたゼニトが守りを固めてもおかしくはなかった。だがその後も攻撃を続けたゼニトは、アルシャフィンのオフサイドがなければ、勝利さえつかめたかもしれない。またファイズリンのシュートは、カーンの負傷で途中出場したGKミヒャエル・レンシングを超えたが、ライン上でゼ・ロベルトがクリア。バイエルンも終盤に絶好のチャンスを迎えるも、ルシオの豪快なシュートはマラフェエフにはじかれドローで終了した。
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