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ユニーグループとの業務提携がニュースになりました。
テレビやネットなどで流れていたニュースなので、
目にされた方も多いでしょう。
そのニュースを見ていると、
コンビニのファミリーマートとサークルKサンクスが
合併を視野に入れた業務提携の話題が多かった。
そして、単純にそのコンビニ2チェーンがいっしょに
なれば、店舗数で1位のセブンイレブンをも超える
という内容でした。
売上金額もローソンを押さえて2位に浮上するという
計算上の話もしきりにされてました。
店舗名が変わって巨大コンビニチェーンとなれば、
ドミナント効果が期待できるという内容でした。
でも、これを聞いて「抜け落ちている」部分がある
と感じました。
合併or業務提携によって、店舗数や総売上金額が上がる
というのは、チェーン全体を見た場合の視点です。
また、消費者から見れば店名が変わるかもしれない
という物珍しさや、新しいコンビニができるかもしれない
という期待感があるようです。
「抜け落ちている」といったのは、実際に店舗を運営し、
日々営業をしている店舗オーナーの気持ちや実状です。
仮にですが、ファミマを経営しているあるオーナーが
いたとしましょう。
そして、同じ商圏内にサークルKサンクスもありました。
ある日突然ですが、そのサークルKサンクスがファミマに
なることが決定したとします。
その日から同じ商圏内にファミマが2店になります。
ファミマのチェーン本部は、商圏内の認知度が高まり、
ファミリーマートブランドが一層浸透する。
というプラス効果を生む「ドミナント戦略」の一環と
位置づける場合が多いかと思います。
でも実際に店舗を運営しているオーナーは、
とんでもない死活問題になります。
同じチェーンということは、全く同じ商品をそろえた
競合店ができるのと変わらないからです。
接客面などのソフト面の違いは、確かに差別化できる
ファクターのひとつではあるでしょう。
でも、消費者から見ればファミマはファミマ以外の
何物でもなく、コンビニのファミリーマートでしか
ないのです。
どうなるかは、わかりますよね。
売上、利益、客数とも減少し、店舗オーナーは、
とても苦しい運営を余儀なくされます。
今回たまたま、ファミリーマートとサークルKサンクス
の場合について言いましたが、実は合併or業務提携が
なくても、全国で広がっている問題です。
コンビニチェーン各社は、店舗数を増やし売上・客数を
上げるため各県のシェア拡大の為のドミナント化を
どんどん推し進めています。
なので、今や合併or業務提携などなくてもすでに、
同じコンビニチェーン同士でも競合しています。
あなたの街にもありませんか?
こんなに狭い地域に、コンビニがひしめき合って
消費者としてはとても便利な地域。
道をはさんでの斜め向かいとか、数十メートル先に、
同じコンビニチェーンがあるなんてことは、
ザラにあるはずです。
こうなってくると、便利だと思うでしょうが、
いづれそのうちの何店舗かが無くなっていきます。
同じオーナーが、複数店舗経営している場合も、
結局1店舗あたりの売上は減少するも、固定費は
さほど変わらないので同じことです。
正直言いますね。
「辞めたくてもやめれない」というコンビニオーナーは、
合併or業務提携の機会というのは、めったにない機会
と言えます。
どういうことかというと、フランチャイズ契約に
拘束されて「辞めたくてもやめれない」という状態が、
合併or業務提携時に限っては、選択する機会が出る
可能性が大です。
ジリ貧状態でも「コンビニを続けたい」というオーナー
以外で、「もう辞めたい」というオーナーは
考えてみるいい機会です。
スッパリ辞めることができるのも、「前向きな決断」
だと、私自身が決断した経験からお話させていただきました。
辞めるなら、この機会ですぞ・・・
ありがとうございました。
コンビニ開業物語:管理人

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