自転車18年にっぽん旅日記

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2006年02月27日
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カテゴリ: アウトドア・釣


 part1  03年9月12日~9月18日 下関~美祢~山口~阿東~津和野~日原~六日市~冠山地~加計~千代田~三次~新見~津山~大原~朝来~和田山~福知山~綾部~亀岡~京都 722km

honjump1
○03年9月12日(金)曇・雨 下関~美祢~山口~阿東(ペンション・泊)84km
下関から山口へ
 午前6時30分、台風14号接近の気配を感じながら、自転車旅ですっかりなじみとなった下関を出発。
 いよいよcyarioji旅の最終コース「本州縦断」の始まりだ。
 関門海峡に沿ってR9号線を小月へ、小月で左折しJR山陽本線・山陽新幹線を越え、吉田川沿いに県道を美祢へと中国山地へ分け入って行く。

 秋芳町で「秋芳洞」見学の予定だったが、空は暗くなり雲脚も速まる様子が気になり、先を急ぐ。午後1時過ぎ山口市に入り、県庁周辺をポダリングのあと、昼食と大休止。

山口から阿東町へ
 昼食後、再びR9に合流しJR山口線と並走しながら阿東へと向う。降りだした雨の中、険しい山道を登って行く先には、難関「木戸峠(標高370m)」が待っている。

 重車両の排ガスとタイヤが巻き上げる雨しぶきをまともに浴びながら、じっくり腰をすえて登って行く。峠のトンネルを抜けたところで一息入れ、今夜の宿を思案。

 キャンプ泊を予定していたが、阿東の手前に「長門峡」をナビ図で見つけ、(たぶん旅館があるだろう、、)とスタート。

珍妙なペンション泊まり
 「長門峡」手前の「道の駅」で尋ねると、「旅館が1軒ある」と道順を教えてくれた。

 (やれやれ助かった)と、程近い旅館にたどり着き「一夜の宿を」と頼むと、おかあさんらしき女性が、「ごめんなさい、今日は身内に祝い事があり、『臨時休業』で、、」と、家族総出で「祝い膳」を積み込む慌しさ。

 途方にくれていると、おかあさん「この先にペンションがあるから聞いてあげる」と、電話で予約してくれた。

 道順を聞くと、いまさっき通過した山中に、不似合いな「ラブホテル風電光看板」がチカチカ点滅していたところとわかった。雨はいよいよ激しい、背に腹は代えられずと、山道をくだんの「ペンション」へ逆戻り。

 「電飾アーチ」を潜ると、大きな番号札のついた「ドアキー」が何個かキーホルダーにぶら下がっており、左手に管理棟、その奥に何棟かのペンションが立ち並んでいた。怪訝な表情の管理人に事情を話し、いちばん手前の棟を借りた。

 内部は、小さなペンションには不似合いな二人がゆったり入れる大きなバスタブと、12畳の和室の真ん中に派手なカバーのダブルベッドがどーんと置かれていた。

 部屋中にロープを張りめぐらし、濡れ衣類一式を絞ってぶら下げ、シャワーを浴び、メニューから「チャーハンとかけそば」を注文。

 ダブルベッドは敬遠し、押入れにあった布団を引っ張り出し、「珍妙なペンション」に一夜の夢を結んだ。

 (続く)





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最終更新日  2006年04月14日 11時50分16秒
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