また、Rakuten Rewardsが委託したProhaska Consultingによる調査報告書「The Next Frontier of Measurement: Fair Evaluation of Affiliates in Marketing Mix Models」の概要も紹介されました。この報告書は、マーケターがアフィリエイトの効果を評価するために用いるマーケティング・ミックス・モデル(MMM)の構造的な問題を指摘しています。現行のMMMはアフィリエイトマーケティングがブランド広告主にもたらす真の貢献を十分に捉えきれておらず、結果として評価が不当に低くなる傾向があるというものです。測定フレームワークの刷新という業界全体の課題に、Rakutenが正面から向き合う姿勢を示した形といえます。
AIがパフォーマンスマーケティングを変える。その可能性と限界
2日目のメインステージでは、パフォーマンスマーケティングにおけるAIの可能性と課題をテーマにしたセッション「From Discovery to Conversion: Performance Marketing as the Constant in Consumer Change」が大きな注目を浴びました。
モデレーターを務めたのは、ポッドキャスト「How I Built This」のホストとして知られるガイ・ラズ氏。フューチャリストで著名な著作家のザック・カス氏、Hercules Mediaのアナリスト、エリック・スーファート氏、そしてExpedia GroupのVP(企業アライアンスおよびAI担当)クレイトン・ネルソン氏を迎え、AIが消費者の購買行動における「発見」から「成約」までをどのように変革しうるかについて、深みのある議論が展開されました。技術への期待と冷静な現実認識が交差するセッションは、会場を大いに沸かせました。
Rakuten Optimism U.S. 2026は、登壇セッションにとどまらない多彩なプログラムで参加者を楽しませました。会場内では、バッジスキャンで獲得したポイントをさまざまな特典と交換できる仕組みが導入されており、DysonによるヘアスタイリングサービスやSixtのレザーコレクション、TripAdvisorのレザー製ラゲッジタグ、Golden State Warriors仕様のトイレタリーバッグ、Rakuten KoboのeReader、Maui Jimのサングラスなど、ユニークなアイテムが取り揃えられました。グランプリとして用意された日本旅行は、参加者の間で特に大きな盛り上がりを見せました。
セッションや展示の合間には公式ピックルボールトーナメントも開催され、参加者同士の交流をより活発なものにしました。また、アフィリエイト・パフォーマンスマーケティング業界における卓越した取り組みを讃える年次アワード「Golden Link Awards 2026」の授賞式も行われ、業界全体のイノベーションとコラボレーションの精神が称えられました。
テクノロジーが「意味ある繋がり」を加速する
Rakuten Optimism U.S. 2026を通じて浮かび上がったのは、パフォーマンスマーケティングの未来が、テクノロジーと人間の深いインサイトの融合によって切り開かれるという確信です。Miraiのようなアフィリエイト特化型AIエージェントの登場、MMMをめぐる測定フレームワークの刷新、そして消費者体験への絶えざる注力。これらが組み合わさることで、ブランドは消費者の購買意欲の瞬間を的確に捉え、長期的なロイヤルティへと育てる力を高めていきます。
https://youtu.be/MMh1-jZFeOg 動画の説明:Rakuten International が主催するマーケティングカンファレンス Rakuten Optimism 2026が、アリゾナ州フェニックスで開催され、1,000名を超える業界の専門家が集結しました。AIを活用したパーソナライゼーションや、生成AIがEコマースに与える影響などを扱うセッションのほか、Rakuten International の CEO 兼プレジデント アミット・パテルが アフィリエイト及びインフルエンサープラットフォームを提供する impact.com との新たな戦略的提携を発表しました。この提携は、業界史上最も網羅的で拡張性の高いパフォーマンスマーケティングエコシステムの実現を目指すものです。
Driving the future of Performance Marketing: Rakuten Optimism U.S. 2026
Driving the future of Performance Marketing: Rakuten Optimism U.S. 2026 What is the future of performance marketing? That was the question at the core of Rakuten Optimism U.S. 2026 – Rakuten International’s signature annual event.