2007.01.11
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カテゴリ: 極真空手
 午前中は、東京の王診療所へ。

 今日で2回目の治療である。先週に比べるとハッキリと良くなっているのが自覚出来る。
今日もたくさんの患者さんで一杯である。今日もご息女の先生に診てもらった。王先生は隣りの診療室にいた。お年を召した以外は34年前と全く変わっていない。毎日、毎日、患者さんと向かい合っているのである。その姿を見ているだけで学ぶべきものは計り知れない。患者のために自分がいるという信念を貫き通した姿だと思った。まさに医道だと感じた。人は名医とめぐり合えるかどうかで一生を左右されるのである。現在、王先生は、たぶん80才前後ではないかと思う。その先生が患者さんと向かい合っている姿は、私の魂を強く揺り動かすのである。私は、自分がこの年令になって、再び王先生にお目にかかれて本当に良かったと心の底から思った。

 昨年「北条早雲」をNHKで見て、今年は王先生に再びお会いすることが出来た。私にとっては、ひとつの線で繋がっているのではないかと思う程の貴重な体験なのである。特に今回は、忘れる位長い間、王診療所に行ってなかったので、診察券も行方不明になってしまい、その上NTTの電話案内で調べたら、なんと電話番号が登録されていないとの返答だったのである。それが昨年の12月26日か27日の頃だった。私は途方にくれてしまった。私の膝は、王先生でなければ無理だろうと感じていたからである。私は王診療所は閉めてしまったのかと思ってしまった。正直私は、非常に心に重いものを感じながら正月を迎えたのである。一向に良くならない膝の状態。DVDの製作、道場の指導、自身の修業と責任。これからが本当に大切な時を迎える。

 悶々としながら、1月4日の日に偶然、昔の手帳が引き出しの中から出てきた。そして手帳には、王診療所の電話番号が書いてあったのである。最初私は、それを見ても もう閉めてしまったのだから と思いながらも、あの王先生がそんな簡単に診療所を閉鎖する訳がない という気持ちが凄い勢いで私の心の中に湧き起こった。その番号に電話をしたら、すごく元気で明るい声が、はっきりと「王診療所です」と言ってくれたのである。

 空手は私の命である。そして、その空手をやる私の足は命そのものなのである。そして、その足を治してくれた王先生は私にとって命の恩人なのである。でも、先生からしてみれば、私は先生が治した何千人、いや数え切れない位の患者さんの中の一人に過ぎないのである。だから先生は患者さん全てに平等なのである。決して特別扱いはしないのである。先生からしてみれば、当たり前の事をしただけなのである。だから私とも特別な会話は一切しないのである。私が勝手に命の恩人と思っているのである。そして、後を受け継いでいるご息女も無駄な会話は一切しないのであるが、私が、王先生のお陰で空手が出来る様になったんです と言ったら、ほんの一瞬嬉しそうな顔をした様に見受けられた。診療所から神田駅に向かう足取りは先週と比べ物にならない位、軽く心地よかった。膝の状態が良くなった証拠である。

 午後、沼津に戻る。2組の来客あり。

 PM3:15~4:30 稽古
 サンドバック→基本→拳立






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最終更新日  2007.01.14 09:17:33


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