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2006年12月25日
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カテゴリ: 高橋 華代子
 こんにちは!高橋華代子です。南関東のいろんなお馬さんや人を紹介していくこの月曜日。今回はマルクンが登場!!!東京大賞典が近づいてきましたが、そこに出走予定なのが大井の松浦裕之厩舎所属の ウエノマルクン

ウエノマルクン






 マルクンと言えば、あともうちょっとのところで重賞タイトルをゲットできずに涙しているお馬さん。これまでの重賞挑戦回数は35回です。「一番悔しかったのは黒潮盃(3着、勝ったノムラリューオーから0,2秒差)で負けたことですね。勝てると思って自信持っていたから…」と苦楽を共にしている伊東隆之厩務員。マルクン自体はそもそも岡部厩舎所属でしたが、岡部先生がお亡くなりになったことにより、新規開業の松浦裕之厩舎に所属。伊東厩務員も一緒にお引っ越しとなりました。

 伊東厩務員は元々、茨城の栗山牧場で10年間働いていました。今はかっぷくのいいタイプですが、その当時はバリバリお馬さんに乗っていたそうですよぉ。ソフトな歌声も女性陣には大人気の厩務員さんです。さて、話しはそれました。マルクンのこと。「本当にタフな馬ですよ。3歳の頃なんて、とねっこがやるようにトモ脚で頭をかいたりしていました(苦笑)。体も柔らかいんです」(伊東厩務員)。

 実はマルクンにはこんな隠れエピソードが。5歳の頃、調教中に外ラチを突然またいじゃったことがあるそう。脚が長いタイプではないために(ごめん、マルクン)、そのまんま柵をまたいでもがいていたと…。ただ、体が柔らかいから何とか自力で柵を抜けて無事だったそうだけど。普通なら、それでも大怪我をしちゃうような状態だったそうだけど、マルクンの場合は回復力が早い。元気になって、すぐにレースに出ちゃったそう。恐るべし、マルクンの体。「苦労って、特にないんですよ。丈夫だし、カイバも手が掛からないタイプだし…」

 そんなマルクンの性格はちゃんと自分を持っているところ。自己主張もちゃんとするんだって。「ニンジンくれ!」とか(笑)。あとは、自分より高いところで動いているのはあんまし好きではないんだって。乗り運動(人が上に乗ってウォーミングアップやクーリングダウンをすること)はあんまし好きではないんだとか。



 実はこの東京大賞典はこれで4年連続出走。出走することも大変なレースに毎年登場しているというのは本当に立派だし、無事是名馬の証でもあるでしょう。ここにきて、さらに、プリンプリンのハリのある体になっていて、変わり身を見せているところ。相手はだいぶ強くなりますが、マルクンここにあり!と存分にアピールして欲しいと思います。「もうずっと一緒にいるから、子供みたいな感じだし、家族と一緒。いるのが当たり前っていうか・・・東京大賞典は見せ場を作りたいですね。そして、やっぱり重賞も勝ちたいです」。

 ↓ 来年も、人馬ともに重賞初制覇を狙うマルクンと伊東厩務員。あまりにもマルクンが伊東厩務員に甘えるから、写真を撮影するのもちと時間かかった(笑)。東京大賞典のパドックでは、蝶ネクタイをして歩く伊東厩務員を見てみたいんだけど・・・(笑)。

ウエノマルクンと伊東厩務員





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最終更新日  2006年12月25日 18時25分36秒
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