楽天競馬
地方競馬の楽天競馬|日替わりライターブログ  楽天競馬ブログ 12947059 ランダム
ホーム | 日記 | プロフィール

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

楽天競馬ライター

楽天競馬ライター

2023年05月17日
XML
カテゴリ: 坂田 博昭
水曜日の担当は、坂田博昭です。

 コロナの感染症法上の位置づけ変更に伴い、世の中の様子も随分変わってきました。様々な制限が撤廃されたり、置かれていた検温とか消毒の機材がなくなったり。

 競馬場の出入りも、随分オープンになっていました。

 例えば、5月10日水曜日の 羽田盃当日 に訪れた、 大井競馬場



 こちらは、モノレールの駅に近い方の出入り口。




 入場登録を確かめたり検温をしたりするための「関所」がなくなり、スッキリ。というより、むしろがらーんとした感じになりました。



 お客さんの入りは、こんな感じだったな……
 メインレースの時にも、コロナ禍の前の賑わいにはまだ及ばぬ感じでした。

 これから、なのか
 それとも、こんなもの、なのか……



 誘導馬となった トロヴァオ に行き会えたのは、嬉しいことでした。

 現役時代、2歳の時に門別でデビューしたときは、私も競馬場で実況喋っていましたから…この馬のレースも実況したな。当時から気性的にかなり難しいところのある馬で、実際レースでも凄く走ったり全然走らなかったり、ムラなところがありましたよね。
 私が実況喋ったレースでは、直線で右に左に大立ち回りだった(汗)。

 あの気難しいトロヴァオが、誘導馬になるとは……
 とても感慨深いものがあります。

 傍らにいらした担当者の方にも、少しお話を聞いてみました。

「はじめのうちは、他の馬がそばにいるとわーっと立ち上がったりしてましたね(苦笑)。でも並んで歩かせる訓練をしたりして、少しずつ慣れてきましたよ。いまのところは誘導馬としては『荒削り』ですね」

 この写真を撮ったときには、大人しくお客さんに向かってサービスしていたトロヴァオ。末永く誘導馬として活躍して欲しいです。


羽田盃 は、5ヶ月ぶりの実戦だった ミックファイア が、圧倒的な勝利を収めました。



御神本訓史騎手
 1本指を立てたのは、 「まず一冠」 の喜びの表れかな



 伝えられているように、結構重度の裂蹄に見舞われているこの馬。
 馬の周りの人々の熱意と、工夫でつかんだ、羽田盃優勝。

 レース後の渡邉和雄調教師の話を聞くと、次が云々、と口にすることがはばかられるぐらい、人々の子ここに至るまで苦労がしのばれました。

東京ダービー は……まず出ることから、ということなのでしょう。
 まずはそのスターティングゲートに入れるかどうか。
 今後の動向が注目されます。



 また、大井にも行こうかな。
 久しぶりに、南関東のプレイヤーの方々にもお目にかかれて、いい時間を過ごすことが出来ました。


 翌日、11日木曜日には、私としては今シーズン初めて 門別競馬場 に取材に出かけてきました。



 門別の新しい白い砂のコース
 1コーナー奥の高台から見ると、こんな感じです。



 「白い」で終わってちゃダメですよね(汗)
 大切なのは、砂の質感。そして馬場の様子。

 「クッションがあって、乗っている感触はよい。」
 「脚のカカリがこれまでと違うので、乗っていて馬の走りに違和感があることがある」
 「砂を被っても、身体に砂がこびりつかないのが良い(笑)」

 騎手に色々と話を聞いてみると、こんな感じの答えが返ってきました。

 あとは……レースでのそれぞれの馬のパフォーマンスを見て、私たちも掴んでいく必要がありそうですね。


 開幕日、開幕レースからいきなり2連勝
 新人騎手のこの人に話を聞くことが出来ました。



阿岸潤一朗騎手
 先週の開催までで、早くも4勝をマークしました。

「周りの騎手とか馬とかと『事故』を起こさないようにすること。」

 今一番心がけていること、と尋ねると、こんな答えが返ってきました。
 自分が新人であるという現状を、冷静に見られる人なんだなと感じます。



 開幕日、開幕レースでデビュー初勝利を得たロザシアニン
 この日もコンビを組んで、連勝となりました。

「馬によって、追い方を変えられるようになりたいと思うんですよね。例えば、ズブい馬とスピードがあって行ける馬とだったら、乗り方は変えなければいけないと思うし、先生(所属の佐々木国明調教師)にも追い方については色々と言われていることがあります。そのあたりは、トレーニングなんかもして身につけていきたいです。」

 出てきたのは、馬の乗り方の話。デビュー間もない新人らしからぬ感じ。
 所属の佐々木国明調教師が、馬に乗るのが大変上手な騎手だったから……
 考え方も、自然とそれを受け継ぐようになって来ているのかも知れません。



 デビューして早々から、勝てるかどうか、だけじゃないところが、門別の新人らしいところなのかた。馬にどう乗るのか。他の競馬場以上にそういうことと向き合っていかなければ、この競馬場で馬を仕上げて、レースに乗って結果を出していくことは出来ません。

 これからの半年。どんな風に成長していくのか。
 また折に触れて話を聞いていきたいです。

 そしてシーズンが終わったらすぐに、彼の地元・石狩市にある場外発売所「Aiba石狩」で必ずトークイベントをやりたい。
 「ご当地騎手」がどんな活躍をするのか。石狩のお客さま方も熱い視線を送っています。


​​ 宮内勇樹騎手 とも話をしたんですけれども……



 彼、その後のレースで落馬して怪我をしてしまって。
 今週のレースには、乗っていませんね。様子が心配です。

 また次回競馬場で行き会えたら、彼の様子もお伝えしますね。


 この日のメインレースは、古馬の重賞・ コスモバルク記念





​シルトプレ​  もう圧倒的な強さ
 全国的な活躍を、見せてくれるのではないだろうか。



 半年先の道営記念まで、まずは順調に
 そしてどんなふうに歩んでいくのか。注目されます



 門別にも、また来てみよう、うん。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023年05月17日 07時47分03秒
[坂田 博昭] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: