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話題の「奇跡」を読みました。実名の不倫愛を書いた小説。しかも歌舞伎の梨園を舞台にした不倫を林真理子さんが書く、話題にならないハズがない。早速読み出したんですが、、、・・・あれ?これって小説?ドキュメンタリー?単なる記録?とにかく小説っぽくもないし、ドキュメンタリーっぽい緊迫感もないし、時系列もわかりずらくて単なる取材メモをまとめただけじゃない?っていうほど酷い。とにかく、林真理子さんの小説の特徴である、登場人物の心理描写が迫ってくるような感覚がまったくなく、単なる記録を読んでるような感じ。出会ったところや愛し合うところなど、少しは迫真に迫る感じもあるのですが、全てが小説っぽくなく全く感情移入もできず、強いて言うならWikiを読んでるような感じでした。どこまで本当かわかりませんが、梨園の妻が不倫してて離婚して再婚するくだりで、あまり揉めもせず、サクッと不倫相手と再婚するところも、おそらく女性からは嫌われる気がします。みんな人の不幸(特にドロドロした)が大好きですからね・・・。まあ今が幸せならいいんでしょうが、さんざ煽って買わせた割にはちょっと・・・と思います。ちなみにページも少なく文字も大きいので、2〜3時間で読めますよ。Amazonはこちら
2022.02.28
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「満願」は単行本発売時に、「このミス」他のミステリー賞を総ナメにした作品ですが、今頃文庫で読みました。が、これはちょっと・・・。という感想です。著者の米澤穂信さんは先日「黒牢城」で直木賞を受賞。メチャクチャ面白かった感想は下記参照。【得】歴史苦手でもメチャクチャ面白い直木賞受賞作「黒牢城(こくろうじょう)」に米澤穂信の新境地を見た!もう押しも押されもせぬ売れっ子作家さんですね。ただ、実は私は少し苦手にしており、デビュー作もその後の作品も数点読みましたが、文体とトリックが好きになれずここ最近は読んでいませんでした。今回は「黒牢城」があまりに良かったので「満願」も読んでみようと購入。その結果は。ダメでした・・・。もうトリックからして??事件の背景も、人物像も一見深いように描かれているようですが全然深みがなく感じられ、え?それでこんな事件おこす?ありえない・・・。と最初に思ってしまったが最後、全く入り込めませんでした。短編集なので読みやすいのですが、逆に浅さに繋がってしまってる気がしました。うーん、やはり僕は米澤さんのミステリとは相性がよくないようです。ファンの方々すいませんです。何度も言いますが「黒牢城」は傑作ですのでぜひ。
2022.02.14
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「オルタネート」の素晴らしさを以前紹介しましたが、【得】加藤シゲアキさん、今まで読まずに申し訳ありません!オルタネート読了 その加藤シゲアキさん「ピンクとグレー」を読みました。これが本当にデビュー作?と思えるほどの素晴らしさでしたとにかく時間軸の使い方がうまくて、翻弄されました。唐突に少し先の話が書かれ、あれ?となるんですが、考えさせられ、読み直し、?となり、読み進めた先にちょっとした答えがあって驚くのですが、癖になる面白さ。そして衝撃のラストを読んで途中のあるページを読み直した時には震えました。これは極上のミステリを読んだ時の衝撃と近く、全てが伏線だったんだなと感動します。「オルタネート」同様、加藤シゲアキさん、今まで読んでなくてすいませんでした!パート2でした。他作品も買う事に決定!Amazonオルタネートはこちら
2022.02.06
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500ページ超はハードルが高いかと思いきや、全然苦にならずに読み切れました、直木賞受賞作「塞王の楯」。【得】歴史苦手でもメチャクチャ面白い直木賞受賞作「黒牢城(こくろうじょう)」に米澤穂信の新境地を見た!で、苦手なハズの歴史小説が面白かった事もあり、今回も無事読了。今村翔吾さんはいつかは受賞するだろうと思ってましたが、米澤さんとのダブル受賞は歴史小説の新たな時代の幕開けといえるのではないでしょうか。 舞台は戦国時代、城の石垣を組む職人集団が守りの盾、攻める側の鉄砲を作る職人集団が矛となり、どちらが強いのか・・・?という非常に甲乙つけがたい合戦の舞台裏を描いた小説です。武将の生き様が書かれる事が多い中で、一風変わった歴史小説と言えますが、実際に大津城を攻めていた立花宗茂が関ヶ原の戦いに間に合わなかった事実が飛田屋の石垣のせいだとすると歴史を動かしたのかもしれません。事実は別としても、小説から歴史や人物に興味が出てきたので、歴史勉強嫌いの自分としてはも¥、中学生の時に読んでおけば・・・と思ってしまう今日この頃です(笑)。「塞王の楯」も「黒牢城」も超オススメです。Amazon黒牢城はこちら
2022.02.05
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