EX-FAX-CEのブログ

EX-FAX-CEのブログ

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ex-fax-ce

ex-fax-ce

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

フリーページ

2026.09.08
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類

ロスジェネ脱線学 #47 テレビの音量だけ少し大きい昼下がり
昼下がり、テレビをつけたら音が大きかった。
誰も怒っていないのに、部屋だけが軽く緊張する。
リモコンを見る。
音量は、以前なら少し大きめだと思っていた数字だった。
でも昨日の私は、たぶんこの音量で聞いていた。
五十代になると、身体の基準が日によって少しずれる。
目は朝と夕方で違う。
腰は天気に左右される。
耳も、どうやら気分がある。
若い頃は、音なんて気にしなかった。
テレビもラジカセも、車の中の音楽も、少し大きいくらいが普通だった。
昭和の家では、居間のテレビが家族全員に向けてしゃべっていた。
平成になると、イヤホンで自分だけの音を持ち歩くようになった。
令和では、スマホの小さな音まで一人で聞く。
なのに、今の私はリモコンを持って、音量を二つ下げるだけで少し考えている。
聞こえにくいのか。
大きすぎるのか。
それとも、ただ疲れているのか。
どれも少しずつ当たっている気がする。
昔、FAX修理の現場では、異音にも敏感だった。
モーター音、紙送りの音、ローラーの擦れる音。
今は、自分の耳のほうが原因かもしれない。
音量を下げる。
部屋が少し落ち着く。
アナウンサーの声も、ようやく普通の距離になる。
たったそれだけで、昼下がりが少し戻ってくる。
年を取るというのは、大きく衰えることより、こういう調整が増えることなのだろう。
明るさを変える。
音を下げる。
文字を大きくする。
少しゆっくり立つ。
それは敗北ではない。
たぶん、暮らしとの折り合いだ。
テレビの音は、ちょうどよくなった。
ただ、内容はあまり頭に入ってこない。
そこは音量のせいではない気がする。
✨✨最後まで読んでいただき、ありがとうございます✨✨
このような50代の身体、介護、ロスジェネの日常、元FAX修理CEの視点を毎日書いています。もし今夜、玄関や寝室をひと回りしてみようと思われたら、スキやフォローで応援していただけると励みになります





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2026.09.08 05:18:30 コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: