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2013年08月06日

【ＢＳフジ】　　家族と故郷、テレサをめぐる絆

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テーマ：ニュース(95822)

カテゴリ：カテゴリ未分類

　あなたと共に生きてゆく　～家族と故郷、テレサをめぐる絆～

ＢＳフジ、１０日午後９時

【大人のＴＶ】テレサ・テンが愛した故郷と家族の絆その生涯を名曲ととも紹介

パリに拠点を移したころ。テレサの軌跡を丹念に追った番組。

　アジアの歌姫として出身地・台湾はじめ香港、日本、中国などで今なお絶大な人気を保つテレサ・テン。

ＢＳフジが制作した生誕６０周年記念特別番組で、テレサが愛した家族や故郷との絆を、肉親や関係者のインタビューを交えながら紹介。テレサの名曲もたっぷり盛り込み、ファン必見の内容だ。

　冒頭から名曲「別れの予感」でグッとテレサの世界に引き込まれる。今年も命日には、台湾に眠るテレサのもとを多くのファンが訪れた。テレサのすぐ上の兄が語る。

　「この時期は家族にとってはつらいが、ファンが集まってくださって、友達に再会できたり、また新しい友達ができたり。妹を思い出すと悲しくなる。一緒にいられる時間が短かったから」

　１４歳でデビューし、１６歳で主演映画が作られ、人気スターとなったテレサ。活動の舞台はシンガポールなど東南アジアに広がり、やがて第２の故郷となる香港に進出。ここでは、テレサの住居で身の回りの世話をした人たちが「とても優しい方でした」と思い出を語る。

　そして、第３の故郷となる日本。７４年の日本デビュー曲「今夜かしら明日かしら」の映像が紹介される。デビュー間もないころの貴重な歌唱シーンだ。テレサがピアノを弾いて「知床旅情」を歌う場面もレア映像だ。

　「女の生きがい」「アカシアの夢」など初期の曲から大ヒット曲「愛人」「つぐない」。「愛人」についてテレサが「中国語では恋人のことだから気にしてないです」と笑顔で語る映像も懐かしい。

　歌に打ち込みながらも旧正月には台湾に戻り、家族と過ごしたテレサ。生涯ずっと、故郷と家族を大事にしてきたテレサの思いが伝わってくる。

　愛らしい笑顔と情感たっぷりな数々の名曲。テレサは曲とともにまだ生きていると実感でき、胸が熱くなる。

ナレーターは高橋愛。　

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