中高年サラリーマンからの行政書士　独立・起業の舞台裏

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Feb 15, 2006

雑感

(1)

カテゴリ：行政書士

昨日までの日記に頂いたコメントや掲示板の書き込みはありませんでした。

　先日のＴＶの番組『行列が…』を見ていたら，離婚して子育てしながら勉強して弁護士になったと言う方が出てきました。そんな話を聞いたせいか色々法律家の活動とか資格のことを考えていたら，行政書士の合格者数が今年はすごく少なかった，という事を思い出しました。

　私が受験した一日件は，比較的合格率が高かったですが（それでも5％台でしたが），その前年と昨年，特に昨年は記録的な低合格率になってしまいました。

　今年は試験制度も大きく変わるので予測が更に難しいですが，このまま難関資格になってしまうと，行政書士のなり手はなくなってしまうのではないかと心眉己になってしまいます。

　でも既に開業した身としては逆説的に，この状態が続くと行政書士の資格の重みが増し，世間的な評価が上がる，とか，新規参入（しかも優秀な人材）が少ないので事務所運営が楽，とか変な事を考えてしまいそうです。

　でも実際にはこのような状態が続くと，行政書士自体の存在意義が問題になるなど，いい状態ではない事は明らかです。

　それにどんどん優秀な若い人が開業して，新しいやり方，新しい業務を積極的に開拓して行かないと，今は消えていった業種のように，時代に取り残されてしまい，絶滅危惧種になる事も目に見えています。

　私としてもどんどん新しい人たち，別の視点の人たち，が参入して来る事がこの業界にとって必要な事だろうと思っていますので，将来的にはそのような人たちを育てる分野にも携わりたいな，と開業する前から思っていたりします。

　このプログもそのような行政書士予備軍のネットワーク作りの意味もあって開設した面も否定できません。そういう面での活動も早くできたらいいなと思っているのですが、なかなかスタートを切れないでいます。

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