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January 30, 2005
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1年前の今日、わたしは大きなおなかで病院にいました。

でもまさか、自分が「切迫早産」になるなんて考えてもみませんでした。

切迫早産ですと言われたのは年明けはじめの健診でした。
ちょっと「だけ」おネエっぽいT先生(男性)が、
「げげーーーどうして(子宮口が)開いちゃってるの~?」
(本当におっしゃいました)と……

そして2週間ほど自宅で「絶対安静」の生活が続いた後の健診で
T先生「はい、入院ね」

T先生「アナタはダメ。歩き回ったら、 産まれちゃうかもしれない から」
 私 「……

ダンナに荷物を運んでもらい、私は寝間着もマイ・コップも無いままに
入院となりました。
実は自宅にいる間、ネットで「切迫早産」については調べていた
のです。怖いことばかり書いてありました。まだ入院したことすらない
病院ニガテな私は震え上がりました。

子宮口の開きをおさえるために、 ウテメリン という薬を点滴で入れ
24時間 です。トイレも点滴と一緒です。勿論お風呂も入れません。
寝間着をかえて、体を拭くだけ。
アタマは週に1回ほど、助産師さんに洗っていただきました。

それも、何日かいっぺん点滴の針をさし替えなければなりません。
血管が持たないからです。血管の出にくい私にはきついことでした。


薬の副作用でしょうか。時々落ち込んでひとりでに涙が出てとまらなくなりました。
そのたびに、助産師さんや先生に心配をかけました。

そんなヒサンな入院生活でしたが、病院のスタッフが優しかった
のと、友達が出来たのとで、だいぶ気楽になりました。
切迫早産仲間(?)も出来ました。
どんなに心強かったか知れません。

ダンナは毎日毎日来てくれました。
年末調整で忙しい(ダンナは税理士事務所勤務です)のに、
私のわがままを黙って聞いて帰っていきました。
そして漫画やら郵便物やら新聞やら、いろんな物を運んでくれました。

私は病院で2月を迎え、3月を迎えました。
そのころには、テレビで西部劇を見たり、GBアドバンスを持ち込み
ドラクエで遊んだり、友達としゃべったり、とまぁ、結構入院生活
を楽しめるようになっていました。

おおぜいの妊婦さんが入院し、赤ちゃんが産まれては退院していき
ました。
ちょっと羨ましいと思いつつ、私もあとすこし、あとすこし、と
カレンダーにバッテンをつけてベッドの上で過ごしました。

つづく。





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最終更新日  January 30, 2005 10:01:53 AM
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