脱クスリ薬剤師

PR

×

プロフィール

脱クスリ薬剤師

脱クスリ薬剤師

カレンダー

カテゴリ

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2025.10.16
XML
テーマ: 健康・薬(132)
カテゴリ: 健康


『子どもたちに贈る12章』第2章―「病気」とは何か


真弓定夫先生の著書『子どもたちに贈る12章』、今回は第2章をご紹介します。


「元気」か「病気」か―見方を変えると子どもの症状が変わる


真弓先生はこう問いかけます。


同じ症状が出た時、それを「元気」と考えるか「病気」ととらえるか。この違いで、その後の経過に大きな差が出てくる、と。


「鼻たらしは達者」という日本の知恵


我が国には「鼻たらしは達者」という言い伝えがあります。寒い時にうす着で戸外を飛び回っている元気な子どもが鼻水をたらすのは当然のこと。ところが病院に行けば「かぜ」と診断され、対症療法の薬を飲み続ける…。


聖路加国際病院の日野原重明先生は「知識は健康にしない」と言われたそうです。病気の知識よりも、病気にならないための生活環境全般の知恵を身につけ、それを次世代に譲り渡すことが大切だという意味です。


受診が必要な症状、様子を見てよい症状


真弓先生は明確な判断基準を示しています。


外に表出する症状は、自分で治そうとしている姿



    • 発熱、咳、下痢、嘔吐、鼻水、眼脂、耳漏など

    • これらは原則として受診の必要なし


体内に貯め込む症状は要注意



    • 低体温、鼻閉、便秘など

    • これらは受診が必要


「5つのポイント」で判断する


ただし、外に表出する症状でも、次の5つのいずれかが崩れた時は受診しましょう。



    1. 機嫌(精神面の安定)

    1. 元気(身体的な問題のなさ)

    1. 快食(食欲)

    1. 快眠(睡眠の質)

    1. 快便(排便の状態)


この3つ―食事・睡眠・排便は健康を保つ三大要素なのです。


症状が出た時、まずすべきこと


症状が出たら、身体から何が失われているかを考え、それを補給します。


まず水分補給



    • 水、お茶などカロリーのないものを


そして本来の「薬」を


真弓先生は漢字の成り立ちを示します。「薬」という字には上に「草」があり、下に「木」があります。



    • ご飯・野菜・海藻をたっぷりと

    • 果物・木の実を少量楽しむ


家庭の台所は薬局である――この考え方を子どものうちから身につけることが、病気から身を守る何よりの要諦になるのです。


病気の原因―外因と内因


外因


排気ガス、冷暖房器具、化学繊維の衣類、欧米化した食生活、夜型の生活リズムなど。これらには国民も関心を持つようになりました。


内因(より重要)


日本人の免疫力、つまり自然治癒力の著しい低下。これにはほとんど目が向けられていません。


なぜ免疫力が低下したのか?


戦後わずか60年余りで、連綿と受け継がれてきた日本の伝統文化が急激に欧米化してしまったことが最大の原因だと真弓先生は指摘します。


2700年前の医者のランク


中国・周の時代の医者のランクづけ:



    1. 食医(食べ物で治す医者)― 最高位

    1. 疾医(クスリで治す医者)

    1. 傷医(メスで治す医者)

    1. 獣医(獣を扱う医者)


今の日本では、これが逆になっていないでしょうか。


古代ギリシャの聖医ヒポクラテスも言いました。


「食で治せない病気は医もこれを治せない」


そして、こうも言い残しています。


「人は食べものを1/4は自分のため、3/4は医者のために食べている」


身体に合わない食べ物を食べて病気になり、病院と薬屋を儲けさせているという意味です。終戦後の日本の現状にあまりにもぴったりと当てはまります。


病気と向き合う心構え


真弓先生が最も大切だと説くのは、病気への向き合い方です。


病気は自分自身でつくったものという自覚を持つこと。



    • 相手を責めたり、非難したりしない

    • 周囲の人々に感謝して明るくふるまう

    • 病気に対してすらも、「何かを教えてくれている」と感謝する謙虚さを持つ


「病気に対してすらも、現在表れていることの中からよい点を見出して、それが自分に対して何かを教えてくれているのだと思い感謝する謙虚さがよい結果をもたらす」


この言葉に、医師としての真弓先生の深い洞察を感じます。


脱薬薬剤師より


日頃、調剤薬局で働いていて思うのは、薬に頼り過ぎると内面的な成長がスポイルされるということです。


症状が出た時、すぐに薬で抑えるのではなく、「身体が何を伝えようとしているのか」に耳を傾ける。そして生活環境や食事を見直す。そんな姿勢が、お子様の健やかな成長につながるのではないでしょうか。




次回は第3章をご紹介します。


治療より予防。薬に頼る前に、まず健康的な生活習慣を。

子どもたちの未来のために、今できることから始めませんか。

シガリオ公式 玄米美人楽天市場店





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025.10.17 19:34:19
コメントを書く
[健康] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: