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その背景にあるのは、国鉄改革に伴う地方ローカル線の相次ぐ廃止でしょう。
日本国有鉄道の経営悪化は国の課題として議論され、結果として1987年4月に地域別の旅客6社、全国範囲の貨物1社で構成されるJRグループへとなり、将来完全民営化を目指すこととなりましたが、その裏で鉄道としての役目を終えた不採算路線については日本全国で83の路線が『特定地方交通線』に選定されました。それらは、鉄道を廃止して代替バス路線に転換するか、沿線自治体等が出資した第三セクター鉄道に転換するかの選択を迫られました。その結果、36路線が第三セクター鉄道化、2路線が民営鉄道への転換、残りの45路線は鉄道廃止、バス路線転換となりました。なお特定地方交通線のうち北海道の路線は22あり、実に全体の25%を上回ります。北海道では第三セクター鉄道で存続されたのは1路線のみで、他は全て代替バスとなりました。また、現在は第三セクター鉄道化された北海道ちほく高原鉄道も廃止となって久しく、北海道全ての路線が廃止されています。この動きがあった後の1990年代以降、廃線跡を辿る活動が活発になったと考えます。
【参考図書】
【中古】 失われた国鉄ローカル線 特定地方交通線の激闘を振り返る イカロスMOOK/結解喜幸(著者),RGG
国鉄解体 JRは行政改革の手本となるのか?【電子書籍】[ 草野厚 ]
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