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December 16, 2005
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グリンゴ(volume1)
グリンゴ(volume1)


手塚先生が執筆中に亡くなられたため、未完に終わった作品。
主人公の名前が日本人と書いてヒモトヒトシと読む。
背が低くて、相撲が強くて、専務に拾ってもらって江戸商事に勤めて等等、国内外で日本人に対して抱いているイメージを凝縮したような人物(拾ってもらって、ってのはどうかしら?)。
タイトルの『グリンゴ』というのは「よそ者」という意味らしく、彼はどこへいってもよそ者扱いされる。


石ノ森章太郎が解説を書いていて、『グリンゴ』とはどんな作品なのかは彼の文章を読むのが早いが、これは褒めてんだか貶してんだか…。
石ノ森氏の言う通り、未完に終わっているから手塚先生がヒモトヒトシに託したテーマがあやふやである。
物語の後半に対する伏線が随所にあるのだろう、続きを読めれば「ああ、こうだったんだ」と思えるような場面が、中途半端な思わせぶりという程度に終わってしまっている。
※例えば、ヒモトヒトシの妻はフランス人なのだがコマの表情によっては「ヒモトヒサシに敵対する人間のスパイなのでは」と思わせてしまう。
だが、それを抜きにしても十分に楽しめる作品でもある。





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Last updated  December 27, 2005 11:21:39 AM
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