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February 23, 2006
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火の鳥(no.8)
火の鳥(no.8)


平家物語と言えば、源義経。
『乱世編』の義経は、勝つためには手段を選ばない軍人として描かれてある。
ダブルチョップ、この義経が好きだ。
義経と言えば、常に悲劇のヒーローとして描かれるが、そういった当たり前なヒーロー像が大嫌いなのである。
美少年で、兄さん思いで、武芸に秀で、軍学にも通じ、人望があり、部下を思いやり、ってそんな人間いるわけが無い。
今編の義経みたいに、「手段を選ばない」という人間の本性を剥き出しにした方が人間らしくていい。
この義経、壇ノ浦の合戦にて、弁太の許婚、おふうを斬ってしまう。
そのせいで(このせいばかりではないけど)、弁太の怒りを買った義経。
最期も、藤原泰衡軍に追い詰められて弁太の家に勝手に篭城。

義経と対峙する弁太。
義経、刀を弁太に弾き飛ばされ、命からがら逃げ出さんとする折に、藤原軍の矢に射抜かれてあえない最期。
弁太は、女房のヒノエと共に逃亡、行方は誰も知らない、という終わり方である。
締めくくりの「弁太稲荷」や「奇妙な祀歌」は作者の創作であろう(にしても、それっぽく出来ている)。


義経と言えば、鞍馬の天狗。
天狗はなんと『鳳凰編』の我王である。
『鳳凰編』は奈良の大仏建立の時代が舞台だったので、すごい長生きしていることとなる。
だから「天狗」と呼ばれているのかもしれない。


補足として、「タモリの話のほうがおもしろいや」みたいな箇所が数箇所あった。
タモさんがバーッと出てきた頃なのだろう。

今作で、『火の鳥』を全部読み終えた。

でもネ、図書館の手塚先生の本は人気だから、行って見つけた本しか読めないのデス。
この『乱世編』の下巻だけが予約でいっぱい。
たまたま立ち寄って、上下巻揃って待機中のところを即行で借りたのでアリンス。
……なに、「買って読め」?
ソンナコトイワナイデヨ。





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Last updated  March 6, 2006 09:05:40 PM
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