Momente der Geborgenheit

Momente der Geborgenheit

2005.01.13
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グナーと電話をした。いつも携帯に電話するので台風の
吹き荒れる海岸沿いにいるような雑音がしてアタクシの
リスニング能力以前の問題になる。うーん・・・。その中で
また突拍子もない打診をされた。

「キミさ、東京のドイツ関係の仕事をすれば絶対にもっと
精神的に楽になるよ!」

うーん・・・。そうなのか?

グナーがそういったのにはちゃんと理由があった。本国に
帰してもらおうと水面下で動いていたら、上層部から東京での

横浜らしい。

グナーは横浜を知らない。「新幹線で通ったことがある!」と
言っていたが、「それは新横浜で本当の横浜とは違う」と
アタクシは反論した。学生時代を横浜で過ごしたアタクシは
横浜に特別な思い入れがある。だからグナーには何度も
横浜の素晴らしさを説いたのだった。そしてグナーは横浜に
住めるかもしれないから君も戻っておいで、と言い出した。

勝手すぎる。と、腹立たしくそして物凄く哀しくなった。

酔った勢いでしかキスができないくらいなら、アタクシの
人生を大きく変えてしまうようなことを軽軽しく提案しないで
ほしい。アタクシにとって今ドイツから日本に本帰国をすると

大きな決断を要するのだ。グナーみたいに世界各国自由自在と
いう人間ではない。だから、目を閉じて一気に駆け抜けなければ
ならない。そのための準備体操とか助走も必要だ。

だいたいグナーのためだけに日本に帰るなんて馬鹿げている。
満足できる仕事が日本で見つかる保証なんてどこにもない。

アタクシは負いたくない。

グナーをとても大好きだと思うのに、それに対して人生の
何かを賭けることができないとまだ思っている自分がいる。
それは実際はそこまでは好きではないのか、はたまた何だ
かんだ文句をいいながらここでの生活を手放したくないのか。
そういうグナーにどこか不信感を抱いているのか。
そんな自分に腹が立つ。

何もかも捨ててしまえたらいいのに。と思っていたはずなのに
何も捨てることができない。


もしも日本に戻ったら。一体どうなるんだろう。
グナーとサクラ吹雪の川べりを一緒に歩けるんだろうか。
横浜の元町商店街のユニオンでドイツから輸入された食品を
買って懐かしい味だね、とか言いながら二人で食べて、
外国人墓地でドイツ人のお墓を探したり、中華街の肉まんの
湯気にウットリしてみたり、そごうの裏からランドマーク
タワーを見ながら話してケラケラ笑って、笑い疲れたら
一緒にオウチに帰えるような日々が待っているのだろうか。

それだけじゃ、ダメだよ。グナー。


たとへばきみ ガサッと落ち葉すくふやうに われを
さらって行つてはくれぬか

この短歌みたいにならないと。
アタクシが悲痛な決心で日本に帰るなら、グナーも同じくらいの
覚悟で『われをさらって』ほしい。今の二人にはどちらも
全然足りないのだ。


*****************************************************

別の支店のチーフでアタクシが個人的な相談をする人がいる。
そういうことを話しやすい人なのでついつい挨拶の延長で
あれこれ喋る。

今日は、「今後の身のふりかた」について喋ってみた。

ドイツにいればよほどでなければ今の会社を解雇されることも
ないだろうから生活も安定している。休暇も取れる。でも
自分のレベルを落としてまでズルズルとそこにいると
どうなるのか、同じような例を沢山みてきたはずだ。

でも今日本に戻っても職探しの面ではかなり難しい事実も
ある。でも日本とドイツで培ったものを以ってすれば交友関係
のレベル(?)は自分で選べるし、日本人であるからその
構築にも時間がかからない。

こんなことを指南された。

どちらにも長所があり、そしてどちらにも短所がある。


結構、究極の選択である。



何も決められない。

決定権なんてアタクシにはないのだ。



*******************************************************

だいたい、この世にそこそこ外見が良くてそこそこ頭が
よくてそこそこ優しくてそこそこ成功している人なんて
ゴマンといる。

じゃあ、結婚相手の決め手になるのってなんなんだろう?

と、考え始めてみた。


突き詰めて考えるとやっぱりタイミングかなぁ、と思わざる
をえない。


例えばここに、ライアンよりちょっと見掛けが悪くて
ダニエル君よりちょっと優しくなくて、グナーよりちょっと
実力がない男が表れたとする。彗星の如く。そしてその男は
「俺もそろそろ結婚して落ち着くかー」と思っていたとする。
そしてライアンに感じた同族意識より少し劣り、ダニエル君に
感じた安心感より少し劣り、グナーに感じた魅力的な
セクシーオーラより少し劣る、好意をアタクシも持つとする。
そして彼がグナーやライアンやダニエル君のような
チンチクリン好きだったとしたら、どうしよう。
そのときアタクシは一体どうするんだ?

本当に全てはタイミングなのか?


ダニエル君が経済的に何の問題もなくすぐにでも結婚の意志が
あったら

グナーが本当にデンマークに戻ってきて、距離的な障害が
何もなかったら

一体アタクシはどうしたんだろう。


嗚呼、わからない。


*******************************************************

明日からダニエル君がいない。

週末はヤナ姉さんがお泊りに来る。

日曜日は朝からフィットネスに行って夜は沢山デンマーク語と
スウェーデン語を勉強できる。

一人になるのもいいかも。

たまには。





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最終更新日  2005.01.13 21:31:29
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