イタリアでモロッコごはん

イタリアでモロッコごはん

2008/10/06
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テーマ: 海外生活(7808)
パリでの生活も、やっと落ち着いてきたという妹の話を聞いて安心し
今日から、残すところあと1つ!最後の試験に向けて勉強するぞぉ~っ!と
意気込んでいた矢先に掛かってきた電話の内容は...

「C教授が亡くなったそうよ...。」

え~っ!!

あの...その...最後に残った試験の担当教授が
私の試験前にお亡くなりになったそうで...。




私の最後のガッツを受け止めてくれる人が
この世から突然いなくなってしまい呆然としてしまいました。





あぁ、もう少し早く取り組めれば...
などと今更考えても、先日までの厳しいスケジュールでは
やはりムリだったのだと自分に言い聞かせ...

大変残念ですが、恐らく助教授が代理でテストをしてくれると思うので
天国の教授に満足していただけるよう
本日からまた気を引き締めて勉強を再開いたしました。




先日久しぶりに古くからの親友達とお食事する機会があり
懐かしい顔が勢ぞろいしました。


私がかなり忙しくしていたので、数年間会えなかった友人もいて
お互いの状況もかなり変化していて...

大きなプロジェクトを手放して、


私の近況を話して驚かれたり

お喋りは夜中までつきませんでした。



まずは、何回来ても溜め息が出てしまうくらい
ステキなお家に招待してくれた友人のサプライズ。



i mosaici


彼女作、モザイクのテーブルの完成後初のお披露目~!!



テラスにあったテーブルにモザイクを施そうなんて
なんてステキな、クリエイティブな時間の使い方なのっ!!


この色石、ひとつ1ユーロとか、1.5ユーロとかするそうです。

カットした石ではなく、自然な形の石を並べているので
表面はボコボコしていて、デザインは太陽ですし、
なんとも温かみが感じられます。






i fiori






ビンバを連れて敷地内のお庭へ。



giardino



手前には、子供用ブランコや、小さなお家があり
走り回れるお庭がひろがります。


素晴らしい環境です。






そろそろ夕食の準備に入りましょう。


夫はお庭でグリルのための炭に火をおこします。
(↑まだラマダン延長中)


私達女性陣はアペリティーヴォにビールをすすりながら
クルミを割っては、かじりながらお食事準備。
(ゴメンよ、夫)




la tavola


そろそろ準備完了。




★ 本日のメニュー

バスマティライスの野菜たっぷり添え

魚介の炭焼き山盛り

カスタニャッチョ

フルーツ




しかーし、
お料理の写真無しっ。

お喋りと食べるのに忙しく
撮っている暇などありませんでした。



メインを食べ過ぎてお腹一杯のところに登場した
カスタニャッチョ焼きすぎ(←友人談)。


castagnaccio


栗の粉に、レーズン、松の実、
ローズマリーで香りづけたオリーヴオイル、水を混ぜて
クルミとローズマリーを飾って焼いたもの。

トスカーナの秋の風物詩です。


アペリティーヴォのお摘みになっていたクルミは
これに使うためにみんなで割っていたものです。


これは確かに焼きすぎでカリッとしていましたが
フツウはシットリと焼き上げ、噛むとネッチリとした歯ざわりが特徴。


栗の粉とレーズンの自然な甘味を引き立たせるために
ひとつまみ塩を入れますが、
食べたところ、甘過ぎず、香ばしく、
砂糖を入れないので、デザートにしては甘味に欠けるかもしれません。



そこでヴィンサント登場。
カスタニャッチョに無くてはならない甘口ワインです。










もう入らないよぉ~と言いながら...


i frutti di bosco


思わず手が出てしまうベリーの盛り合わせ。





ビンバもコレに生クリームをかけてもらってガツガツ食べていましたが
食後に口の周りが赤くなり、腕にもボツボツができていました。

イチゴとかベリー系は、たまにアレルギーが出るようです。




食後、ビンバは踊らなければなりません。
音楽をかけてもらって、サロンでパパを引き連れてダンス。



私達はスプマンテを開けてダンスを観賞しつつまだ喋る...。


秋の夜長はこうして更けていきました。



私もこれからは少し余裕ができるから
みんなで頻繁に会えるようにこんな気軽な夕食会を
たくさん企画する予定...。









































































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Last updated  2008/10/07 08:26:00 AM
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Re:親友との夕食。(10/06)  
Nuts on  さん
人生賛歌のページのようです。
エネルギーのあまってるお嬢さん まだまだ勉強に邁進のDELIZIAさん 協力するだんなさま。
若い人に教え鍛えて、その仕事を終えていく教授。
すばらしい住まい、お食事、語らい…。
人間、どの段階にいても、それらしい焼く (2008/10/07 08:09:24 AM)

Re:親友との夕食。(10/06)  
Nuts on  さん
(変なところで画面が動いてしまった…)
続き…それらしい役割があるのだ、私もへたれていられないと思ったことでした。 (2008/10/07 08:11:02 AM)

Re[1]:親友との夕食。(10/06)  
Delizia  さん
Nuts onさん
>(変なところで画面が動いてしまった…)
>続き…それらしい役割があるのだ、私もへたれていられないと思ったことでした。
-----

自分にエネルギーを与えてくれる
人や自然や建物やお食事や楽しい時間などなど
プラスのエネルギー交換が成り立っていると
自然と感謝の気持ちが沸いてきます。

Nutsさんからも、いつも優しいエネルギー
沢山もらっていますよ。ありがとうございます。




(2008/10/08 05:39:25 AM)

Re:親友との夕食。(10/06)  
蕎麦屋の嫁 さん
何とも優雅な夕食会ですね。
読んでいるだけで私も何だか楽しい、ゆったりとした気持ちになりました!

カスタニャッチョ・・・。名前の響きと
ネッチリという食感が妙にマッチしていて笑いました。 (2008/10/15 01:20:14 PM)

Re[1]:親友との夕食。(10/06)  
Delizia  さん
蕎麦屋の嫁さん
>何とも優雅な夕食会ですね。
>読んでいるだけで私も何だか楽しい、ゆったりとした気持ちになりました!

全く気取らない、「焼いただけ」の夕食なんですけど
イタリア人はなんとも、楽しい時間の作り方が上手だと思います。

>カスタニャッチョ・・・。名前の響きと
>ネッチリという食感が妙にマッチしていて笑いました。
-----
同じ栗の粉で作ったクレープは「ネッチ」という名前なんですよ。
これこそネッチリしていて名前のまんまです(笑)。
(2008/10/16 08:08:27 PM)

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Comments

Delizia @ Re[1]:モロッコの掟~産後編~(07/25) くんみさん はじめまして。ご訪問あり…
くんみ@ Re:モロッコの掟~産後編~(07/25) レモンの塩漬けのレシピを探していた通り…
Delizia @ Re:おひさしぶりです(07/18) bunさん >しばらく覗いてない間に、お二…
bun@ おひさしぶりです しばらく覗いてない間に、お二人目を産ま…
Delizia @ Re[1]:私の大好物。(07/18) 夏の大空さん >だんなさまの作で暮れる…

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