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カテゴリ: リスカ
中学校3年生のとき、あたしは席が一番後ろでした。

先生に当てられても、わからないの一点張りでした。
友達に話しかけられても、わからないの一点張りでした。
あたしは、腕を切っていました。
ブレザーの内ポケットにはお守りみたいに
いつも黄色いカッターナイフが入っていました。
それで切っていました。
理由はありません。

今ほど、痛いと感じませんでした。


今、あたしはスカートのポケットに
カッターナイフを入れています。
まるでお守りのように、苦しくなると手を伸ばします。
ポケットに無いと、酷く不安になります。
だって、ところどころ血で汚れているし
ルミノール反応とか出ちゃうんです。きっと。


そんなお守りいらないと思いますか。
あたしも、そんなの
お守りでもなんでもないと思います。


だけどないと困るのです。














手元が狂って首を切っちゃってもいい。

嫌なことがひとつ、起こるたびに

そういう風に思う。



ここに疵が出来れば、
バイトやめられるかな。

学校やめられるかな。
ここに疵が出来れば
友達いなくなるかもな。
ここに疵が出来た途端

死んでしまいたい。



あたしは、弱い。

そして、甘い。



死んでなにもかも解決しようなんて、甘い。
一番酷だけど、一番楽だ。
もう何も考えなくていいから。
幸せが無い代わりに、きっと苦しみも無い。

地獄へ落ちて、果てない労働。
それも一興だ。
甘いあたしへの天罰。読んで字の如くだ。






きっと決めてしまったら、
あたし止まれなくなる。

学校も行かない。
バイトもやめる。
死んでやる。

きっと決めてしまったら。






あたし、止まれない。




止める人が居ないし、
でも


止めたって、あたしは止まれない。

だって暴走してるんだもの。

心も身体も。目も口も鼻も頭も。





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Last updated  2006.08.28 22:12:50
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