ちょっとそこまで行ってきます

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2023.08.24
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テーマ: 高校野球(3737)
カテゴリ: カテゴリ未分類
栄冠は君に輝く。
4月にハンガリーで買ってきた、ヘレンドの陶磁器のカエルさん。
ほんとにお顔が可愛くて!!

さて。還暦のばあさんですが、
昨日の甲子園決勝を見ながらつらつら考えておりました。

田舎の県立高校の出身ですが、
母校、甲子園に確か3回出ています。

私の在学中は残念ながら出場できませんでしたが、
後年出場の時には、実家まで同窓会が寄附集金にいらして(笑)

甲子園では母校を応援したことが、2回ほどあります。

旧制中学時代は男子校、後に男女共学になりましたが
自分の在学時には、女子は1割ほど。

入学後はすぐに、校歌、応援歌2種、寮歌、の唱歌訓練を
新入生全員が応援団から厳しく仕込まれ、
その上女子は強制的にミニスカートをはかされ、ポンポンを持たされて
高校野球県予選に全員動員されました。
もう、45年ほど前の話ですが、、、

ミニスカートを無理やりはかされたのも嫌でしたが、
それより何より、
自分自身が、戦う立場であるのに、

野球だけには、応援団も生徒たちも応援に行くことに疑問を感じました。

中高時代通じて、テニスをしていました。
県代表、東海4県大会まで行って戦っていたのですが
1回戦負けの野球部には学校の皆が応援に行っても、
他の運動部の試合には応援なし。


とずっと思っておりましたが
テニスにはそういう文化が元々ないので
まあそうか、ともさほど気にせずにはおりました。

ですが一度、学校が日曜に一斉に行う駿台模試か何かが行われていたため
(田舎の進学校で、学校で模試をやっていたのです)
自分の遠征試合の時に、部員も、顧問の教員の同行もなく
一人模試を休み、4本の電車を乗り継ぎ、
3時間かけて遠方の試合に行ったことがありました。

2回戦で、近場の大学附属高校の選手と対戦しました。
200人近くと思われる相手方の応援。
こちらはたった一人。

当時は、アウェイ、という言葉は知りませんでしたが
孤軍奮闘、とはこのことだなと思いながらコートを走りました。

相手方の応援は凄まじく大きく、異様なほどでしたが
自分が集中力を保っている限りは、何も聞こえませんでした。
ただ、散漫になった途端、何倍もになって迫ってきました。
(テニスは普通、静かに観戦するものですが
昔、田舎ではかなーり大声で声掛け応援していたのです)

結局負けましたが、応援に負けたのではなく
自分の実力が劣っていただけでした。
悔しさを背負っての帰路。
一層長く思えました。

これが引退試合となりました。

その後、高校野球がテレビや新聞で大きく取り上げられるたび、
野球だけではなくて、
他の分野で頑張っている人たちにも
同じだけの興味を持ってもらえたらなあ、と
複雑な思いでおりました。

そう考えながらも、昨日までの甲子園も
ちゃんと楽しませてもらいました。

自分も苦しい練習を毎日していた中高時代でしたので
ほんの少しですが、
選手の皆さんの苦しさ嬉しさが分かる気がして、、、






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最終更新日  2023.08.24 15:47:32
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