そゆぶろ

そゆぶろ

2019.01.12
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カテゴリ: その他
日々楽天市場を眺めていて思ったのだけど、その商品の最初の商品画像。

これは真正面orやや左向き(向かって右側の側面が見える)画像がよく使われている。
・・・ような気がするのだ。


なぜだろう?

​ ​  真正面 商品の顔​

真正面はその商品の顔であるから、商品プロフィールとしてストレートにこちらを向いているのは、まぁそらそうよねという感じ。
本や展示物・衣服に多い印象だ。
(もちろん違う向きのもありますよ)



左向き(向かって右側の側面が見える)

立方体(正六面体)で言えば、被写体表面の約33%が見える角度。
これは様々なジャンルで見ることができる角度です。




 なぜ左が多いのか​

いや、もちろん右向きもあるし、上や下から、はたまた後ろから撮影した商品もありますよ?でも、左向きが比較的多いなという印象を受けます。そしてそれに違和感を覚えることも、少なくとも私はありません。
なぜでしょうね。


 伝えたい情報量による?

デジタルデータはともかく、手で触れる商品は奥行きがあり、それぞれの面でデザインがあります。それは機能的なものだったり、美感的なものであったり様々です。

真正面からよりも側面も含む写真の方が、単純に情報量が1面増えますから、商品の外観を通してより多くの情報を提供する目的があるのかもしれませんね。


 手に取りやすい向き?​

両手が自由な状態で物を持つ時、ふつうは利き手で持ちますよね。
そして右利きの方が圧倒的に多い社会では、向かって右側面が見える写真というのは商品ページをクリックする(≒手に取ってみる)行為につながりやすいのかもしれませんね。

ちなみに私は右利きです。

あまり根拠のない個人の憶測にすぎませんが、たとえばマグカップの商品画像を見てみると、ほとんどが右側に持ち手のある角度から撮影されたもの。これは右利きが多い社会と無関係ではないように思えてきます。







​​​​​ 私は今回、情報量と利き手という着眼点で考えてみました。もしかしたらこれは日本だけで、諸外国ではまた違った傾向なのかもしれないですね。こういう分野って文化人類学に属するのかな?

じっくり考えてみると面白いですね!
​​​​​








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Last updated  2019.01.12 10:41:32
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