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初代hip-dacからの置き換えとして、現行のhip-dac3を購入したのでレビューしてみます。初代と2、そしてこの3もシンプルなポータブルUSB-DAC/ampの第3作として登場しました。初代hip-dacは鮮烈な青と黄銅色が映えるデザインで、私にとって初めてのiFi製品でした。IFI-HIP-DAC3 アイファイ・オーディオ USB-C接続対応ポータブルU...楽天で購入 外観hip-dac3はチタニウムカラーと銘打った、初代と2から比べて落ち着いたカラーリングです。大きな変化点は2つあり、データ入力用のUSBに一般的なUSB-Cを採用したことと、アッテネーターであるiEMatchをhip-dacシリーズとして初搭載した点です。初代を購入した時に気になったギャングエラーと音量の大きさに対して、ようやく制御できるスイッチが内蔵されました。iEMatchは出力を上げるPOWER MATCHとは正反対の効果があるので、iEMatchを使いながらPOWER MATCHも使うというのは、アンプに対して余計な負荷がかかりそうです。データ入力用のUSB-AはType Cになり、ケーブルの選択肢が増えることでしょう。充電専用のUSB-Cポートもあるので紛らわしくなったことは否めませんが、初代と2に合うUSB-Aはあまり選択肢がないので、データ用もUSB-Cになったのは嬉しい変更点です。 仕様(抜粋)対応フォーマット:PCM384kHz DSD256 MQAフルデコ―ドヘッドホン出力 :400mW(Bal) 280mW(UnBal) @32Ωアッテネーター :iEMatch (4.4/3.5/OFF)ゲイン切替 :POWER MATCH (High/Low)エフェクト :XBass(ON/OFF)入力(データ) :USB-Type C入力(充電) :USB-Type C付属ケーブル :USB-C to C / C to A / C to Lightning 音質(個人の感想です)音の傾向は、所有している初代の特長を概ね踏襲している印象です。hip-dac2は持っていないのですが、初代と3に共通すると感じるのは、解像感ある高音・中音域と、太く立ち上がる低音域の組み合わせです。音域によって違うこの鳴り方は、例えるならDD+BAのハイブリッドイヤホンのような印象がありますが、ほどほどのメリハリというかドンシャリ感があると好意的に評してもよさそうな鳴り方です。ノリや高揚感よりも高音質を重視する場合、hip-dacシリーズに共通する特徴として、ここは好みが分かれるポイントかもしれません。音場感はコンパクトなほうで、特に前方遠くまでは抜けていかない感覚を覚えますが、これも初代と共通する感想です。開放型ヘッドホンで聴いてみても音場のコンパクトさは感じるので、アンプ依存だろうと思います。低域が太めなので、もともと低域が強い密閉型ヘッドホンやイヤホンよりも、鳴り方のあっさりした中高域メインのヘッドホン・イヤホンを組み合わせて、必要ならXBassで低音を補うと良さそうです。低域がタイトになりやすいBAイヤホンや、低音の量感が少なくなりがちな開放型ヘッドホンでは使う機会が多いかもしれません。初代と比べて、hip-dac3では高音域のギラギラした印象や中音域にかかる低音の量感が幾分か抑えられ、ほんの少しだけ洗練されたと感じます。特に低音の太くふわっと膨らむような鳴り方は中低域を覆うこともあったのですが、分離感も上がったのか見通しが良くなりました。全体的な傾向は上で書いたように変わらないものの、フィルムコンデンサやGMT回路の改良がされているそうなので、その効果でしょうか。hip-dac3はシリーズに共通する特徴を持ちつつ、改善された点もあり単なるカラーリング変更でないことに安心しました。音域を跨いだ音色の統一感でいえばnano iDSD BLやZEN DACの方が優れていますが、どちらも落ち着いて聴ける環境に合っていると思うので、ポータブル用途にはhip-dac3の方が音楽に集中できそうです。iFiのポータブルにはGO bluやGO barもありますが、GO bluは超小型でワイヤレスということもあってhip-dac3よりも低音の力強さや実在感が薄く感じますし、GO barは高価格で音像が太くパワフルですが、デバイス側のバッテリーを消耗するなどそれぞれにデメリットもあります。上位のxDSD Gryphonはこれらを統合・高品質化したようなDAC/ampなのでかなり高価になり、サイズも大型化します。予算と用途に沿うものから選ぶとなるとGO bluやhip-dac3から試してみるか・・・となる人も多かろうと思いますが、携帯性ならGO blu、音質重視ならhip-dac3が良いと思います。【レビュー】iFi Audio GO blu【Bluetoothレシーバー】| そゆぶろ - 楽天ブログ【レビュー】iFi Audio GO bar【USB-DACアンプ】 | そゆぶろ - 楽天ブログ その他電源スイッチを兼ねるボリュームは初代ではカチッという感触と音とともに電源のON/OFFが切り替わりましたが、hip-dac3では緩い起伏を越えるような感触とともに電源が入るようになりました。加えてギャングエラーは初代よりも格段に抑えられていますし、ボリュームノブの回転範囲(始点と終点)も少し変わったようです。電源ON/OFFのタイミングや回転範囲の端に当たる感触など、全体的に角が取れたものになり上質さが増したと思います。両脇にある、音源のレートによって色が変わるLEDは健在ですね。左から順に、電源OFF、ON、音量Maxですポータブル向けのGO bluやGO barと比べるとエフェクトやデジタルフィルターといった多機能さでは劣るものの、滑らかなボリュームノブの操作感は洗練された印象を受けますし、ボタンスイッチ(POWER MATCHとXBass)にしろスライドスイッチ(iEMacth)にしろ、長押しや同時押しで有効になる隠し機能は私が試した限りでは存在しないようなので、不慣れな人にも薦めやすいと思えます。付属品の中には初代と同じくゴム脚が4つ含まれていて、iFiロゴがエンボスされた凝ったデザインです。しかしhip-dac3にはiEMatchスイッチが底面の端にあり、ゴム脚を貼り付けるのにちょうどいい場所です。iEMatchが不意に動いてしまっても困るので、ゴム脚を貼るのは有効な対策ですが、4つ目をどこに貼るか、ちょっと迷います。付属するケーブルは3種類ありますが、iFiのホームページを見るとLightningケーブルが付属しないかのような写真があります。意図は分かりませんが、仕向地によっては付属品が異なるか、将来的に付属しなくなるのでしょうか。ファームウェアは7.4がインストールされていました。公式ページには7.6が公開されていたので、とりあえずこの最新版を自分でインストールしました。他にもMQAを無効化した7.6b、デジタルフィルターをGTOというものに替える7.6cがあり、自分で選ぶことができます。hip-dac3はデジタルフィルター切替や音場補正機能、ボリュームシンクロといったマニア向け(?)の機能は搭載されていませんが、内蔵バッテリーで駆動するBurr-Brown DACと特注OVアンプなどを搭載した回路によって、音質のアップグレードが期待できます。スマホやタブレット端末と安価なフルワイヤレスイヤホンの組み合わせよりも取り回しは悪くなりますが、音質向上を目指すなら購入検討してみてはいかがでしょうか。
2024.11.22
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キーボードはその構造上、ホコリがたまりやすいもの。定期的な掃除は欠かせません。もちろんホコリで早々にダメになってしまうキーボードは少ないと思いますが、特にストロークの深い、黒いキーボードはホコリが目立ちやすくて困ります。今回はそんなキーボードのお掃除に使えるアイテム、FILCOのキーボードブラシです。FILCO|フィルコ キーボードブラシ Cleaning Brush for K...楽天で購入外観とサイズは、消しゴム大の木材に馬毛を埋め込み、毛丈を3cmに切りそろえてありますから、おおよそ手の平に収まるサイズです。毛先は平に切りそろえられています。馬毛は一本一本のコシはそれほどではありませんが、毛束になるとそこそこ硬めの当たりになります。当てる強さ・動かす早さにもよりますが、表面をなでるというより、表面の付着物をかき取るような使い方が適しています。ブラシと名の付くものはいろいろあり、革製品用は特に動物の毛を使ったもの、特に馬毛、豚毛、山羊毛が代表的な素材で、その中でも馬毛は汚れを落とす目的で使われるのが主な用途であって、山羊毛と比べるとやっぱり硬いなと思います。私の場合、ストロークの深いHHKBやARCHISSのキーボードにこのFILCOキーボードブラシを使いますが、そのままブラシを当ててしまうとホコリがキーキャップよりも下に落ちてしまうので、掃除をする時はキーボードを上下逆さまにして手で持ち、ブラッシングでホコリを払い落すようにしています。こういうキーボードはホコリがたまりやすいですパンタグラフなどの深さのないキーボードの場合、カメラレンズ用のクリーニングキットにあるブロアーやブラシを使っています。しかしこれらは当たりが優しすぎるきらいがあるので、落ちない場合はFILCOのブラシを使うことになるでしょう。革製品用のブラシはクリームなどが若干馴染んでいるので、キーボードには使いません。使い分けは必要ですね。
2024.11.11
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今回は私が職場で使っているキーボード、ThinkPad TrackPoint KeyboardⅡのメンテナンスのお話です。【レビュー】Lenovo ThinkPad TrackPoint Keyboard Ⅱ【4Y40X49522】| そゆぶろ - 楽天ブログ普段から乾拭きやエアダスターでホコリを飛ばしたりしているので、概ねキレイな状態を保てていますが、トラックポイントのキャップ(赤いやつ)がだんだん剛性を失ってきたようで、操作中の感触は柔らかいのに、カーソルの移動は普段より少しだけ鈍く感じます。ということで、外してみました。外してみるとキャップが付いていたトラックポイント本来の部品(中央の黒い■支柱)は問題なく、キャップの口径が伸びて緩くなってきたのが原因のようです。古いThinkPadではこのキャップ口径が伸びるどころか、加水分解して割れているものも見かけたことがあるので、長い目で見ればどのみち交換が必要な消耗部品のようです。このキーボードに適応するトラックポイントキャップは、0A33908という型番で販売されています。サードパーティ製のモノもあるようですね。キャップの脱着は手で引き抜く・押し込むだけなので工具なしで簡単に交換できます。ThinkPadのキーボードは年代によってキーストロークなどに違いがあるようで、このトラックポイントキャップもロープロファイルとか、スーパーロープロファイルとかいろいろあるみたい。買い間違えないように注意しましょう。Lenovo公式の楽天市場店では3種類から選んで購入できます(1パック10個入)。【公式・直販】 1000円ポッキリ ThinkPad Low Profile T...楽天で購入【短納期】【公式・直販】 ThinkPad スーパーロープロファイル トラックポ...楽天で購入【公式・直販】ThinkPad ロープロファイル トラックポイントキャップ(高さ...楽天で購入交換後が上の写真。といってもトップにあるラバードットの凹凸が摩耗したわけではなかったので、前後比較してもほぼ変わりません。しかし操作フィーリングは元に戻ったので、やはり躊躇せず交換して良かったと思います。私が使っているTrackPoint KeyboardⅡは、使い込んでいくとキートップなどは摩耗でツヤが出てきてしまうようで、スクロール操作することが多い私の場合、センタークリックボタンの表面がほんの少しだけ滑らかになってきています。その辺は使い方の傾向や、爪の長さだったり、打鍵の強さなんかでも変わってくるでしょう。いわゆる個人差というやつですね。トラックポイントキャップのスペアは10個単位でLenovo自体が販売してくれているので、使っているキーボードのモデルに合わせたパーツを常備しておくといいかもしれません。
2024.11.04
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Finalからイヤホンの新製品が3種類発売されるようです。2BAのS4000(ステンレス筐体)、S5000(真鍮筐体)と、1DDのA6000がそれで、どれも設定価格は高めです。しかしどんな音がするのか、とても気になります。私だったら、手持ちのE5000と聴き比べてみたいですね。A6000のみ耳掛け前提のデザインで、発売は11月14日予定です。FINAL イヤホン カナル型 リケーブル 2Pin対応 S4000楽天で購入FINAL イヤホン カナル型 リケーブル 2Pin対応 S5000楽天で購入【2024年11月14日発売予定】FINAL 有線イヤホン カナル型 リケーブル...楽天で購入
2024.11.01
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個人的に1年ほど愛用が続いている、Lenovo ThinkPad TrackPoint Keyboardの外付けモデルをピックアップしてみます。ホームポジションを崩さずにマウス操作に相当する作業ができてしまうトラックポイントによってフットプリントが非常にコンパクトで、職場で使い込んでいる最中です。今後壊れたら、きっと同じモデルを購入するだろうと思います。【レビュー】Lenovo ThinkPad TrackPoint Keyboard Ⅱ【4Y40X49522】| そゆぶろ - 楽天ブログ配列別では日本語・英語配列の2種類があり、接続方式では有線・無線の2種類に分かれます。ベースとなるキーボードの世代は有線・無線で違い、キーストロークが深いのは有線版(USB-microB)で、無線版(充電はUSB-C)はキーストロークこそ浅めになったものの全体的にややリファインされていて、LEDインジケータを搭載したことでFnロックやCapsLockの状態が分かりやすくなっています。左:有線版 右:無線版 有線モデルLenovo ThinkPad トラックポイントキーボード - 日 0B47208楽天で購入LENOVO|レノボジャパン キーボード ThinkPad トラックポイント(英...楽天で購入 無線モデルレノボ・ジャパン 4Y40X49522 ThinkPad トラックポイント キー...楽天で購入【メーカー1年保証】Lenovo キーボード ThinkPad トラックポイント...楽天で購入
2024.10.30
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ゼンハイザーからなぜか耳栓が発売されるようです。SoundProtex Plusは、付属パーツの使い分けによって遮音性をコントロールできるイヤープラグのようで、フルワイヤレスイヤホンにおけるヒアスルー機能の効き具合の調整を、耳栓でも提供しますよ、というコンセプトでしょうか。ゼンハイザー公式 Sennheiser SoundProtex Plus | イ...楽天で購入もちろん音楽再生などはできないアナログな製品ですから、できることは遮音性のコントロールのみ。使いどころとして考えられるのは、就寝時に騒音を遮断するとか、騒音下に長時間いなければならない際の聴覚保護がメインでしょう。私は以前、似たコンセプトの商品を使っていたことがありますが、遮音性を選べるということは聴覚から得られる情報量を制御するということになるので、聴覚保護や疲労防止をしつつ、周囲の音を聴き取れるだけの程よい遮音性に音量を近づけることができるようになります。その程度を調整できるのは魅力的ですね。その反面、耳栓タイプは装着感からくる閉塞感や、自分の呼吸音や骨格を伝ってくる音が通常よりも認識しやすくなったりします。耳栓としては高価に思えますが、上記のように遮音性を4種類のフィルターで選択できるのは用途・場面に合わせやすいでしょうし、スポンジタイプのように装着前に小さくつぶす必要がないTPE素材なのは利点となるかもしれませんね。
2024.10.23
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昨年から使い始めた、ThinkPadのTrackPoint KeyboardⅡですこぶる快調に仕事ができている。打鍵感もさることながら、やはりマウスの機能を統合している点が大きいと言えそうです。赤いポインティングスティックがマウスカーソルの移動、スペースキー手前に配置された3つのボタンがクリックに相当し、キーボードで打鍵、マウスに持ち替え・・・この持ち替えが必要なくなるので、必然的にマウスからキーボードに戻るという往復動作がなくなるんですね。最初はおぼつかない手つきでの操作ではあったものの、今ではこれ以外となると、打鍵感と配列が最高に気に入っているHHKB英語配列や、MISTEL AIRONEといったどちらかというとニッチなキーボードじゃないと満足感が得られません。マウスを含めたスペース効率も考慮すると、このTrackPoint KeyboardⅡはかなり良いと思います。【メーカー1年保証】 Lenovo レノボ Bluetooth トラックポイント...楽天で購入今後後継機もいつかは開発・販売されるだろうけれど、その時にはUSB-Cでの有線接続にも対応してほしいし、デバイス切り替えはFn+キーのコンビネーションで対応しほしいなと思います。有線接続はより安価な有線専用モデルとのすみ分けや、買い替え需要などのマーケティング的な判断で実装は難しいのかもしれませんが、デバイス切り替えは現状、スライドスイッチが奥側面に配置されていて、頻繁な切り替えには向かないのでこちらだけでも改善してくれたらと期待しています。
2024.10.22
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静電容量無接点方式のキースイッチを一貫して採用しているリアルフォース(REALFORCE)シリーズに、70%キーボードの新シリーズが加わるようです。発売は10月18日予定だそうです。【10月18日発売予定】REALFORCE RC1 キーボード コンパクト 70...楽天で購入REALFORCE RC1は、横幅を30cm未満に抑えたコンパクトキーボードで、カラーはグレーのみのようですがキー配列は日英の2つから、キー荷重は30g/40gから選べます。同じく静電容量無接点式のキーボードを展開するHHKBのそれと違って、Fキーは独立して最上段に配置され、FnキーとのコンビネーションはHHKBほど必要としない配列のようですね。デバイスとの接続方式はUSB-Cによる有線接続のほか、Bluetoothによるワイヤレス接続にも対応し、複数台のデバイスをこのキーボードで操ることも可能です。注意点としては、乾電池式ではないことと、日英の配列によって右シフトキーとFnキーの配置が結構変わります。70%キーボードにカーソルキーを収めているので、エンターキー下のエリアがやや混雑しているので商品画像をよく見て購入検討した方が良いでしょう。
2024.10.17
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1年くらい前はどんな記事を書いていたかなと見返してみると、フルワイヤレスイヤホンのレビューを書いていました。その時の対象はFinal ZE8000(初代)。現在はMk2が現行品で、私はこのてのコンセプトなら初代機があればいいかなと思い更新していません。【レビュー】Final ZE8000 フルワイヤレスイヤホン| そゆぶろ - 楽天ブログZE8000の音質的な特徴は、ゆったりと厚く感じられる中・低音と広い音場感です。音像は淡く感じられ高解像感は控えめなので、8Kサウンドと銘打ったプロモーションと実際の音から受けるニュアンスの差が、発売当時賛否が分かれた要因だったかもしれないと思っています。
2024.10.06
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高級キーボードのHHKB Studioに、白モデルの"雪"が追加されていました。従来の黒系である”墨”とは対照的に、明るくてキー印字の視認性が良さそうです。HHKB Studio 英語配列/雪楽天で購入HHKB Studio 日本語配列/雪楽天で購入
2024.10.04
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IEMで有名なqdcから、ポータブルUSB-DACが登場するようです。qdc QD1は、DACにCirrus Logic CS43198を2基搭載したポータブルUSB-DACで、多くのモデルと同様に入力はUSB-C、出力側はΦ3.5mmシングルエンドとΦ4.4mmバランスを用意。対応形式はPCM768kHz/32bitおよびDSD256まで。2段階のゲイン切替と、UAC1.0/2.0の切替も可能なようです。外観はまるでミニカーのクレイモデルを思わせます。カラーバリエーションは1色のみのようですね。USB-C to Cケーブルは付属しますが、Lightningケーブルは付属しないようなのでiOS系デバイスのユーザーは注意しましょう。発売は9月21日予定です。qdc QD1 USB DAC Portable Decoder [QDC-QD...楽天で購入
2024.09.20
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iPhone16の発表とともに、AirPods4の発表もありました。AirPods Proとは違い、こちらのシリーズはイヤーピースのないタイプ。密閉できないタイプなので遮音性にはハンデがあるものの、装着中の閉塞感が少ないので気軽に使えるモデルでした。私はAirPods3を持っていますが、今回のAirPods4では2つのモデル展開になっています。【予約注文】AirPods 4 アクセサリー 新品 国内正規品 Apple認定店...楽天で購入通常モデルにあたるAirPods4は、従来のAirPods3に替わるモデル。AirPods4 ANCは、それにアクティブノイズキャンセル機能を搭載したモデルのようです。価格差は約¥8,000ですね。AirPods ProのANC性能には及ばないのではないかと思いますが(密閉型ではないため)、その効き具合は気になりますし、装着感の軽快さとノイズ低減を両立しているとすれば、なかなか魅力的なモデルになるかもしれません。【予約注文】AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載 アクセサリー...楽天で購入
2024.09.18
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今回のレビューは、このブログでは頻度が少ない部類に入るマウスです。ENDGAME GEAR OP1weは、ワイヤレス/有線両方に対応するゲーミングマウスです。シンプルな見た目からはゲーミング感を感じさせないこのモデル、どんなマウスなのでしょうか。エンドゲームギア ゲーミングマウス Endgame Gear OP1we [光学...楽天で購入 外観無機質で地味なシルエットはゲーミングマウスという性格を見せつけず、そこがいいと思う人もいるでしょうか。ボタン数はこれも一般的で、左右クリックとホイール、サイドに進む/戻るを加えたベーシックな構成です。本体色は白を選ぶとボタン類の黒とのコントラストが生まれますが、本体色黒の場合、全てがマットな黒一色で落ちついています。この本体表面はドライグリップコーティングと称する仕上げで、サラサラとしながらも、持ってみるとグリップ感が高いです。側面にあるEとGを組み合わせたようなロゴもまた、溶け込むようなコントラストです。至って地味なマウスという印象を保とうとしているかのようですね。このOP1we、基本はワイヤレスマウスですが、充電や有線マウスとしての使用ではUSB-Cを使用します。エンドゲームギア ゲーミングマウス Endgame Gear OP1we [光学...楽天で購入 接続USB-Cポート手前の左右には突起があり、付属のケーブル側には溝があります。これによって有線マウスとして使用する場合のコネクタのぐらつき低減を期しているようなので、他のUSB-Cケーブルでは突起が邪魔して挿せないものが多そうです。付属ケーブルはUSB-A to Cで、通信規格的にはUSB2.0のようです。ワイヤレス接続の場合はUSB-Aのドングルを使います(A to C変換アダプタも付属)。充電残量やマウス感度(DPIとかCPIとか呼ばれるもの。底面のmodeスイッチで変更可)の表示には、こっそりと配置されているLEDインジケータ―の色で表現されます。 分解のしやすさOP1we(黒)で唯一コントラストが強いのが底面で、マウスソール(スケーター)は真っ白です。通常であれば隠してしまうネジ位置をむしろ露出させるように貼られているのは、スイッチ交換などの整備性を上げるためでしょう。トラッキングセンサーの周囲にも貼られていますが、こちらは開梱時には貼られていません。付属しているものを自分で貼りました。お好みでということなんでしょう。 使用感私はゲームをしないので、FPSや他のアクションゲームなど、操作感に敏感な領域でのレビューはできません。一般的なパソコンのマウス操作でのレビュー、感想を書いておきます(ちなみに右利きです)。グリップ感はとても良好で、手の平がマウスの後部に軽く触れるくらいに深くつかむと、親指はサイドボタンの真下、薬指と小指は右側面に自然とフィットしました。ボタンの操作感も良好で、さすがはゲーミングマウスといったところ。静音マウスのような抵抗感のある曖昧な押下感ではなく、浅い領域でカチカチと小気味よくクリック音を発しながら操作できます。特にホイールの押下はかなり浅く作られている印象です。ホイールの回転はコクコクとステップ感のある感触。メインとなる左右クリックには8000万回耐久を謳うKailh製光学式スイッチを搭載し、他のボタンにもKailh製を採用しています。ゲーミングマウスだけあって専用ソフトをダウンロード、インストールすると、ボタンの機能設定だけでなく、デバウンスタイムやポーリングレートといった、通常使用では意識しない領域の調整もできるようになっています。 別売アップグレードパーツでカスタムOP1weにはマウススケーターやグリップシールの他に、クリックボタンの内部にあるスイッチ部品そのものも用意されていて、交換することで押下感を変更できます。通常こういったカスタムは、半田を溶かすなどしてスイッチを基板から外し、再び半田づけして・・・といった少々面倒な作業が求められますが(分解改造をすると、基本的に保証対象外になってしまいます)、販路は限られているものの、このスイッチパックを購入すれば、ネジを緩めてケーブルを付け直すだけの親切設計によって比較的簡単に交換できるようになっています。エンドゲームギア ゲーミングマウス Endgame Gear OP1we [光学...楽天で購入クリック感やグリップ感の満足度が高く、カスタイマイズ性も確保されているOP1weは、OP1シリーズのワイヤレス枠という位置付け。他にも3タイプの有線モデルが存在します。静かな環境ではクリック音が気になってしまうと思いますが、静音性を犠牲にしてでも操作性にこだわりたい、しかし派手なデザインは好まないというユーザーにはピッタリのシリーズかもしれません。
2024.09.17
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デジタル側ではキーボードにこだわり、ThinkPadやHHKBが主力。アナログな文具ではRHODIAやセーラー万年筆が好き。というのが最近の、指先に触れるモノに対するこだわりです。RHODIAといえば、方眼メモのBLOC RHODIA No.11が最も有名なモデルだろうと思うし、実際私が初めてRHODIAに触れたのもそれでした。しかし私が初めてRHODIAっていいなと、そう思えたのはドット方眼のNo.12です。紙面積の広さと、描線にしろ文字にしろ、あまり邪魔してこないグレードットが私に合うのだと思います。他にもNo.10というRHODIA最小の方眼メモも使っていて、こちらはアイディアや愚痴の走り書きに使っています(愚痴は書いたら捨てます)。ペンでいえば、scRiptのボールペン。1年ごとに替わる限定カラーのセージ(グリーン系)が気に入って使い始め、仕事用の手帳にはベーシックカラーの一つであるブラックを使っています。限定カラーとなるとどうしても大事にとっておきたくなる性分がでてしまい、セージは自宅のペンケースに入っていることが多いです。ブラックの良いところは、ソリッドで真っ黒なところと、RHODIAロゴがオレンジなことですね。2023年限定カラーのチタニウムもオフィスに溶け込む色合いだからか、限定色なのに使う頻度は高めです。メモ、ペンときて、手帳も使っています。ホチキス留めの安価なものですが、月間ブロックタイプで安価かつスリム、カバーには同じサイズのドット方眼ノートを挟むスタイルで継続使用しています。他にもソフトカバーノートを使ったり、使ってみたいフォーマットの手帳もあるのですが、そちらはまた別の機会に書けたらと思います。
2024.09.13
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FIIOの9月発売開始予定の新製品の中で、気になる2点をピックアップしてみます。 FIIO FT1 9月13日発売予定ヘッドホン FIIO FT1 FIO-FT1-B 密閉型 60mm大型ダイナミッ...楽天で購入ウォールナット材のパネルが目を引く密閉型の有線ヘッドホンで、ドライバーにはΦ60㎜、32Ωのインピーダンス、感度は98dB/1kHzということで、鳴らしやすすぎて困ることもなさそうですし、鳴らしにくくて困ることもなさそうなスペックのように見受けました。シングルエンド/バランスケーブルのどちらも付属していて機器を選ばず使えそうですね。ただ、約340gの本体重量は少し重めかもしれません。 FIIO BTR13 9月20日発売予定FIIO BTR13 FIO-BTR13-B FIO-BTR13-L Bluet...楽天で購入BTR13はBluetoothレシーバーで、DACにはCirrus Logic CS43131を2基採用し、主要なBluetoothコーデックに対応するほか、有線モードではPCM96kHz/24bitに対応しています。本体にはディスプレイとクリップもあり、ポータブル用途をよく考えたデザインだと思います。可搬性と音質を考えたときに、私の中ではこういったデバイスがちょうどいい着地点だと思っています。
2024.09.13
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今年もRHODIAのペン(scRipit)に、新たな限定カラーが用意されるようです。2025年限定カラーは、シックなマロンブラウン。昨年はチタニウム(あくまで色だけですよ)だったので、2年続けて比較的落ち着いたカラーを採用していますね。私が持っている限定色は昨年のチタニウムと、もっと前の限定カラーであるセージの2本種類ですが、基本カラーと違った印象でどれも気に入っています。ブラウン系を待っていた方はこの機会にぜひ。\予約特典P10倍 9月中旬発送/【公式ショップ】【2024年発売限定色】 ロデ...楽天で購入
2024.09.08
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プリムスのウルトラバーナー(P-153)がセール価格だそうです。ポイントアップキャンペーンを活用すれば、もう少しお得になりそうですね。このバーナーは自動点火装置付きで、ゴトクは4本(折りたたみ式)。比較的安定して使えるタイプです。ガス缶はCB缶ではなく、OD缶というタイプが適合します。【全品ポイントアップ中!!】値下げ! PRIMUS プリムス ウルトラバーナー(...楽天で購入
2024.09.08
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今年使っている手帳と全く同じ構成で、来年も2冊の手帳をプライベートとビジネスで分けて運用してみようと思います。あまり効率の良い使い方とは言えないかもしれませんが、私的な予定と仕事の予定を手帳単位で分けてしまう方が個人的に思考を整理しやすい感覚があるし、2種類の手帳を楽しめるというのも良いなと思います(多分これが本音)。実際は仕事で一日つぶれてしまう日はプライベート用の方にも書き込みを入れて、予定が重ならないようにはするのですが。比較的書き込むことの多いビジネス用として、いつもどおりNOLTYから選んだのは、去年から使っているライツ3小型版(週間レフト)。プライベート用は2023年から使っている、RHODIAのポケットサイズ月間ブロック。どちらも小さいなりに書ける量は少ないのですが、書込み量と手帳サイズのバランスはとれていて、手帳には予定の表題と覚え書き程度のメモにとどめて、詳しい内容はデジタルの方で管理したり、記憶から引き出すようにしています。(書くのが面倒で、全然書かない週もあったり・・・)不満も無くはありません。ライツ3小型版のフォーマットは日々の時間軸がありませんし、RHODIAの方は1日の枠が1.5cm x 1.8cm程度と小さく、予定の詳細を書くには狭すぎます。しかし手帳は紙とペンというアナログなものなので、私は余白に書いたりもするし、手帳カバーに別のメモ帳もセットしたりして工夫、というか楽しんでいます。カバーとdot pad(メモ帳)は別売り手帳はデジタルデバイスよりも安くて軽くて、充電が要らず、開いた状態での情報エリアもそこそ広くて、フォーマットを無視して強引に書き込むこともできます。手帳自体はオフラインですし、何より自分の手で書く方が記憶に残る感覚があります(手で文字を書くことと記憶の定着に関する説を何かで読んだ気がしますが、忘れました)。能率 2025年1月始まり手帳 ウィークリー NOLTY(ノルティ) ライツ3(...楽天で購入【公式ショップ】【特典カレンダー付き】 2025年 1月始まり 手帳 スケジュー...楽天で購入
2024.09.07
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ちょっとした故障診断や、修理に便利なアイテムとして、デジタルテスターを購入しました。オーム電機製のTST-KJ830というモデルで、レンジに合わせてダイヤルを合わせる必要はあるものの、デジタル表示でまぁまぁの使いやすさ。私の想定用途は入力機器の接触不良を修理したり(これは実際にゲーミングマウスのスイッチメンテナンスをしました)、バッテリーの電圧チェック程度なのですが、改めて電子回路のイロハを勉強し直してもいいかもしれないと思っています。電池は付属していますが、一応スペアの電池(角形9V)も購入しています。分解ツールや半田ごても揃えたいなぁ・・・オーム電機 08-1288 普及型デジタルテスター TST-KJ830 0812...楽天で購入
2024.09.05
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ロジクールのトラックボールマウスに新製品が加わるようです。価格差は約2倍となる、M575SP(安い方)と、MX ERGO S(高い方)がそれで、どちらも従来品から数年ぶりのアップデート版です。【予約受付中】ロジクール ワイヤレスマウス トラックボール ERGO M575S...楽天で購入個人的には以前使っていたM570というモデルが今でも自宅にあり、どちらかというとM575SPの方が馴染みのあるデザインです。静音クリック(両モデル)や、USB-type Cを採用(MX ERGO S)したりと、現代的なアップデートがされていて、素材には再プラスチックも一部で使っているそうです。通信部分はBluetoothと、ロジクール独自のLogi Bolt(付属ドングルを使用)を採用しています。こちらはUnifyingからの進化点ですね。【予約受付中】ロジクール ワイヤレスマウス トラックボール MX ERGO S ...楽天で購入保証期間は1年版と2年版の2種類があり、機能面の差別化は無いようですが、実売価格には違いがありそうです。それぞれ発売日は9月中旬以降を予定しているので、今のうちにじっくり検討してみるのもいいかもしれません。自宅やオフィスでマウスを動かすのが億劫なら、静音タイプのトラックボールマウスは有力な解決策の一つだと思います。カーソル移動を親指の動きだけで実現できるプロダクトデザインは、手首や方への負担が少なくなりそうですしね。
2024.08.30
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今年も新しい手帳、2025年用手帳の売り出される季節がやってきますね。私が個人的な予定を書き込むために昨年から使っている、RHODIA マンスリーダイアリーは同じサイズが継続販売されるようなので、早速予約注文しておきました。これはハードカバータイプではなく、いわゆるブロックロディア(メモ帳)のような外装でホチキス留めされた簡素なものですが、クレールフォンテーヌ社のべラム紙を採用し、書き心地やインク抜けへの耐性は良好だと思います。【レビュー】RHODIA手帳 月間ブロックmini & dotメモ【2024年用】 | そゆぶろ - 楽天ブログRHODIA 月間ブロック 2025 ポケットサイズ楽天で購入ハードカバーの方(ウェブプランナータイプ)は、週間レフト・週間バーチカルの2タイプ。ページ数も多く、マンスリーダイアリーだけのものよりもページ数・内容とも充実していて、1冊に全ての予定を書き込むならこちらの方が向いていると思います。RHODIA 週間レフト 2025 A6楽天で購入RHODIA 週間バーチカル 2025 A6楽天で購入マンスリーダイアリー・ウィークリーレフト・ウィークリーバーチカル、どれも2サイズから選べるので、書き込む量やバッグのサイズに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。発売前に予約注文すると、発送は9月初旬~中旬になるようです。
2024.08.30
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半年の今頃はどんな記事を書いていたかなと見返してみると、FIIO KA17というUSB-DAC/Ampのレビューを書いていました。ドングルタイプのUSB-DAC/Ampとしては珍しく給電専用のUSB-Cポートを搭載し、デスクトップモードというデバイスから電力を得るバスパワー駆動の制約を排した動作モードを選べるなど、なかなか個性のあるモデルになっています。FIIOにしては音の傾向がニュートラル寄りで、癖のないモデルに仕上がっていると思います。【レビュー】FIIO KA17【USB-DAC/Ampドングル】| そゆぶろ - 楽天ブログ
2024.08.23
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キーボードだけでなく、ボールペンや万年筆もあれこれ買ってきた私にとって、時々キーボードも筆記具のような、文具の延長にあるような気がしています。どちらも言語化した思考をアウトプットするために必要なツール、という意味合いです。PCのモデルによってキーボードに違いがあるのは、普段意識しない人でも「まぁ言われてみればそうだね」となることだと思います。しかし暗黙のうちに受容している人が大半というか、より使いやすいキーボードに替えるという考えに至る人は、あまり多くないように見受けられます。特に一体型のノートPCではキーボードパーツの交換は難しいですし、基本的に純正パーツ以外への交換は想定されていないでしょう。外付けキーボードを使う場面が生きるのは、複数のPCを一人が使いこなすような場面でしょうか。デスクトップPCは容易に別のキーボードに替えることができますね。一度でも自分にとって使いやすい、少なくとも従来のキーボードよりもいいと思えるキーボードを体験したら、その上それが外付けだったりワイヤレスで自分の環境に追加できると分かったら、今までよりも更にスムーズに作業ができるのでは・・・と思ってしまいますよね。コスパの問題はあるものの、タイパの方は改善できそうな気がしてきます。ショートカットキーを知っている人が、知らなかった頃の作業に戻ろうとはしないのと似ているかもしれません。さて、キーボードとペンの価格帯は少し違いますが、どちらもピンキリです。ペンは1本あたり数十円のものから、何十万円もする高級ペン(純粋な使い勝手というよりは外装費なんかが大きそう)までありますが、キーボードは底値こそペンより高いものの、上はせいぜい4万円くらいまでで考えれば、たいていのモデルが視野に入ってきます。私の場合、職場ではThinkPadのワイヤレスキーボードで2台のデバイスを操作していますし、自宅ではHHKBをメインに、ARCHISSのキーボードをサブとして使用しています。特に自宅で使っているキーボードは有線・無線で使える上、3台くらいまで接続できるので守備範囲が広いです。外出時にキーボードを使いそうなときは、Apple Magic Keyboardですね。他にもメカニカルキーボードをいくつか持っていますがそちらは趣味性が高く、今は常用していません。 言語化した思考をアウトプットするツールペンも似たような使い分けをしていて、使いやすいものを常用し、趣味性の高いものほど自宅で使いがちになるスタイルです。ペンはできる事それ自体に差はあまりないので、日替わりで持ち出すペンを変えたりもします。どちらも自分の手になじむものを使ってみると、思考からアウトプットまでの過程の引っかかりが減って、いいですね。
2024.08.15
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手帳を購入したついでに、かねてより興味のあったLAMY2000も購入してみました。よくレビューの対象になっている4色タイプ(L401)ではなく、単色のボールペンです。【あす楽】ラミー LAMY 2000 油性ボールペン ノック式 ブラック モーク...楽天で購入 外観ダークグレーの胴軸とその他のパーツがシックなモノトーンを構成していて、ほとんどの面がヘアライン仕上げ。光を受けることでその仕上げが浮かび上がります。葉巻型のリラックスしたシルエットにくらべて、表面の仕上げはシャープな印象です。ツルツルしすぎない表面処理なので夏場でもほどほどに手に馴染むところが良い感じです。(逆に乾燥肌の方にとってはグリップ不足を感じるかも?)胴軸をひねるとネジ止めされた軸が分割され、芯(リフィル)を交換できます。一見するとその分割点は分かりにくいのですが、上の画像中央にうっすらと見えるのが分かるでしょうか。へライン仕上げはこれを目立たなくする効果もありそうです。純正の替芯はM16という型番で、標準のMと、一段細いF(別売)から選べます。愛用確定というくらい既に気に入っているので、追ってFを買い足しました。ラミー LAMY ボールペン替芯 ブラック ブルー レッド F 細字 / M 中...楽天で購入胴軸の内側は、芯が真っすぐ口金に向かうような口径になっていますね。4色ボールペンのL401は同じようなサイズの胴軸に4本の芯(おそらくD規格品)が並んで収められているので、内部構造はちょっと違うと思われます。あちらは色選択の方式に振子式を採用していますね。それはそれで興味深いギミックです。【あす楽】ラミー LAMY 複合筆記具 2000 4色ボールペン 黒赤青緑 モー...楽天で購入私は普段色分けして書くことがないので、内部構造がシンプルで、インク量も多そうなL201を選びました(こちらの方がちょっと安価というのもあります)。多芯式のペンと違って、軸中心に真っすぐ芯が通るシンプルなノック式なので、信頼性の高さに期待しています。ペンクリップはソリッドな仕上げで、ペン中央に向かって細くなっていきます。胴軸は逆に太くなっていくので、なんだか対比的な演出に見えてきます。このエッジを丸めない仕上げはケガをすることはないと思いますが、見方によっては前時代的と言えるでしょうか。LAMYロゴのほか、裏面にはGERMANYの刻印も隠れています。 使用感素材の大部分が樹脂製なので、価格の割に(?)意外と軽い本体。書き出しの掠れは他のボールペンと大差ない印象ですが、インクの粘度が軟らかすぎず、ペン先の滑りが控えめで書きやすい印象です。インクがダマになりにくいようにも感じますね。ノックの感触は少し重めで、本体の軽さと比べると意外の感。普段手にする国内メーカー品(安物)と比べると2割増し程度には重く感じました。これだけで敬遠する理由にはなりませんが、ノックするたびに「他より重いなぁ」とは感じています。ノックをする時のガシュガシュとした感触や重さ、ペンクリップのソリッドな仕上げなど、何十年もLAMYを代表するペンの一つとして作られ続けているからこそ安易に変えられない事情もあるのかもしれませんね。例えばペンクリップの角を丸くしてしまったら、安全配慮としては歓迎されるでしょうけれど、それはそれでデザイン上の個性が弱くなってしまいそうです。手帳運用の再開をきっかけにボールペンにも凝りだしてしまい、気づけば何本もストックしてしまうようになりました。どのモデルも長所があり、このLAMY2000も日替わりで使っていくことになりそうです。もしかしたらスタメン扱いになるかもしれない、なんて思ってもいます。そのくらい魅力のあるモデルなので、私がよくペンのレビューで言うフレーズを今回も使いますが、プレゼントにも良い一本だと思います。
2024.08.11
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半年前の今頃はどんな記事を書いていたかなと見返してみると、モバイルキーボードのレビューを書いていました。打鍵感を重視するようになってからというもの、あまり折りたたみキーボードは使わなくなっているのですが、急遽必要になって購入した割に思いのほか使い勝手が悪くなかったモデルです。有線でも無線でも使えるJIS配列のモバイルキーボードとして、打鍵感は及第点といった印象でした。ケースがデバイスの簡易スタンドになるのも気が利いていますよ。【レビュー】MOBO Keyboard 2【モバイルキーボード】| そゆぶろ - 楽天ブログ
2024.08.08
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iFi Audioから、エントリー向け据置機のZENシリーズにZEN CAN 3とZEN Blue 3が追加されるようです。発売はどちらも8月9日から。iFi audio ZEN CAN 3 IFI-ZEN-CAN3 アンプ ヘッド...楽天で購入デザインは既に旧型機と置き換えられているZEN DAC 3、ZEN PHONO 3同様のものとなり、ZEN CAN 3は最大1.6Wだった高出力は前モデルからやや増えて最大2Wへ強化され、サウンドエフェクトはXBass+とXSpaceのほか、Unoにあったゲーム、ムービーらしきモードも追加され、更にはxMEMSモードも用意されました。アナログのヘッドホンアンプだけ追加したい場合の検討候補に入るでしょう。iFi audio ZEN Blue 3 IFI-ZEN-BLUE3 アンプ ヘ...楽天で購入個人的に注目しているのはZEN Blue 3のほうで、こちらはZEN Blue v2と比べ、トランスミッターモード(Bluetooth出力)とDACモードが追加され、ヘッドホンアンプこそないものの、より柔軟に利用できるようになるようです。有線入力もUSB-C、光、S/PDIF、RCAとひと通り用意されました。ライン出力にはΦ4.4mmバランス端子が健在です。トランスミッターモード(Bluetooth送信機能)の使用も可能になり、ようやく競合機種に追いついたと言えるでしょうか。ちなみにDACチップには引き続きESS製を採用しているようですね。Bluetoothコーデックは最大1.2Mbpsのビットレートを誇るaptX Losslessを筆頭に、aptX Adaptive、LDAC、LHDC/HWAといった高音質フォーマットと、SBC、AAC、aptXといった従来のものまで網羅しています。電源は5Vのアダプタのほか、USB-Cからの入力に対応しているのも嬉しいですね。
2024.08.02
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気が付くと増えている・・・USB充電器でもノートPCを充電できるまでに給電能力が向上して、既に数年。USB Type-Cの普及もあって、USB充電器はとても便利になりました。以前は買ったものに専用の充電器が付属していて、それ以外を使って充電できるのは同じメーカー品や、業界の類似品くらいでした。それが今ではどうか。給電能力さえ満たしていれば、USBポートとケーブルでだいたいのデバイスを充電できる環境が手元にあると思います。スマホ、タブレット、ノートPC、ワイヤレスイヤホン、モバイルバッテリー、デジカメ用バッテリーなどがそうです。私も上にあげたようなデバイスを使っていて、同時に複数を充電・給電したいこともままあります。そうすると必然的に、購入時に付属の小さなものではなく、1台で複数に給電できるマルチなUSB充電器が欲しくなってくるんですね。私の場合はAnker製のものを使っていて、特に常用しているのは1台で3ポートから給電でき、WindowsノートPCも充電できるタイプです。目安は65Wの給電能力が充電器とケーブル双方に備わっていることですね。Ankerも別のメーカーも小型・高出力・複数口のUSB充電器を販売していますが、そのサイズは様々です。ポートが一つしかないNano Ⅱは30Wと控えめなのと、プラグがたためない構造もあってかなり小型。対して3ポートある他の2台は65Wかそれ以上の出力ができますが、細長くて壁のコンセントには使い辛かったり、ずんぐりしていて幅があることで、コンセントが複数並ぶ電源タップでは隣と干渉しないか心配だったりと、それぞれ一長一短な面もあります。そうは言っても、USB-C規格の次がくるまで、この便利からは逃れられそうにありません。特にノートPCを持ち歩く時の負担は劇的に改善されたと思っています。
2024.08.01
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1年前の今頃はどんな記事を書いていたか。見返してみると、メカニクスのグローブを購入した時に書いたレビュー記事がありました。【レビュー】MECHANIX GLOVES FAST FIT【軽作業グローブ】| そゆぶろ - 楽天ブログ作業用のグローブとして通年使っているこのグローブ。徐々に劣化はしていくものの、その度に新しいものをメインで使い、劣化してきたものは負荷の少ない作業用にまわす、そんなローテーションで使っています。
2024.07.22
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中国のオーディオメーカー iBassoから、ドングルタイプのUSB-DAC/ampの新製品がもうすぐ発売(7月19日)されるようです。日本国内の流通はこれまでどおりMUSINさん。(7月19日発売予定) iBasso Audio DC07PRO Silver ...楽天で購入iBasso DC07Proは、バッテリー非搭載のいわゆるスティックタイプ。入力はUSB-C、出力はΦ4.4mmとΦ3.5mmの2系統のヘッドホン出力を備えていて、ここまではこれまでの商品と同じです。特徴的なのは、DACチップを4基(CirrusLogic CS43131)を搭載し、自社開発のFPGAで制御することでTHD+Nは0.000098%を実現しているそう(歪み率は0.1%とスペックシートに書いてあります)。PCM768kHz/32bit、DSD512にまで対応しているほか、3.5mm端子はS/PDIF出力にも対応しており、こちらもPCM768kHz/32bitだそうです。4基のDACチップ+FPGAという構成をドングルタイプに落とし込むというのはなかなか意欲的だと思いますし、0.96インチディスプレイとマルチファンクションダイヤル(ボリュームから設定変更まで一貫してこれで操作でき、他のボタンはありません)はデザイン的にとてもシンプルで、見る部分、触る部分という点で迷いがありません。3段階のゲインコントロールや、デジタルフィルター切替も可能なようですね。(7月19日発売予定) iBasso Audio DC07PRO Black ヘ...楽天で購入iBasso DC07Proに限った話ではありませんが、特にΦ3.5mmをメインに考えている方は、スペックシートは良く読んだうえで購入判断をしましょう。往々にして目を引く高スペック(特にパワーやTHD+N)はΦ4.4mm側のスペックをアピールしている場合が多く、私はあまりΦ4.4mmプラグのイヤホン・ヘッドホンを持っていないので、注意して読むようにしています。
2024.07.16
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私がネットやSNSで見かけてきた範囲では、概ね価格帯なりの好評価を得ている印象があるqdc SUPERIOR。気づけば4色から選べるようになりましたし、バランス化ケーブル、FitEarとのコラボモデルなど、エントリー向けでありながらもカスタムやアップグレードへの導線を用意していますね。qdc SUPERIOR Piano Black キューディーシー 有線イヤホン...楽天で購入qdc SUPERIOR EX 有線イヤホンカナル型 耳掛け型 シュア掛け リケ...楽天で購入(4.4mmバランス接続) qdc SUPERIOR Cable 4.4-IEM...qdc SUPERIOR Rondo Purple キューディーシー 有線イヤホ...楽天で購入
2024.07.15
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SOTOこと新富士バーナーから、CB缶対応のコンパクトバーナーの新製品が発売されていました。シングルバーナー マイクロレギュレーター搭載 TriTrail(トライトレイル)...楽天で購入TriTrail(トライトレイル)ST-350は、従来モデルのST310をベースにゴトクの本数を減らし、よりコンパクトに仕上げたモデルです。ゴトク素材にはチタンを採用し軽量且つコンパクトを追求していて、火口はすり鉢状で耐風性もある程度ありそうですね。CB缶への輻射熱を軽減する遮熱版も健在です。初回流通品はCB缶が付属しているようですよ。
2024.07.13
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この時期、お風呂上りはいつまでも汗が出てくるような感覚(私は実際もそう)がありますね。着た服がすぐに汗を吸ってしまうのもなんだかイヤなもので、こういうタオル生地の服はちょうど良さそうに思えます。【5%OFF セール!!】着るタオル 大人 バスタオル 速乾 綿100% 湯上り...楽天で購入ポイント7倍★13日9:59まで 着るタオル 今治タオル ガーゼ ルームウェア ...楽天で購入・・・メンズ用は少ないんですかね・・?
2024.07.10
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既に40度を超える地点も現れてしまった2024夏!突然のスコールも困りものですね。晴雨兼用の自動開閉傘がどうしても魅力的に見えてしまうこの頃です。メンズ需要も反映してか、シンプルな(地味な)デザインも増えてきたようですし、選びやすくなってきたなと思いますね。クーポンで15%OFF【楽天1位 日傘男子デビュー】日傘 メンズ 折りたたみ傘 ...楽天で購入楽天1位【お買い得!クーポンで2,180円】 折りたたみ傘 日傘 uvカット 完...楽天で購入
2024.07.08
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愛用していたフェイスシェーバーが壊れたので、週末に買ってきました。Panasonic(パナソニック) マユ・フェイスシェーバー電池式 ER-GM3...楽天で購入今回は長短2種類の替刃に交換できるタイプの、パナソニック ER-GM30というもの。昔はT字剃刀で髭剃りのついでに処理していた、眉毛や細かな産毛なんかのケアに便利なフェイスシェーバーなので、今では髭剃り用シェーバーと並ぶ日用品の一つとして日々使っています。思えば、思春期の時から使っていれば垢ぬけるのがもっと早かっただろうなと。男女とも産毛はありますし、眉毛も整えたいですからね。壊れた方も直しはしたものの、結果的に刃の部分を取り外せなくなったので、メイン機として新調しました。ちなみに剛毛に関しては切れたり切れなかったりといったところ。なので髭剃り用途には向きません。単四乾電池1本で動くし、コームアタッチメントは2種類、掃除用ブラシも付いてきます。ただ、単四電池は付属していないので、すぐに使いたい場合はそちらも買った方が良いですね。
2024.07.08
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7月ですね。1年の半分がもう過ぎ、もう2か月もすれば2025年の手帳が売り出される時期になると思うと・・・あっという間に半年が過ぎてしまったように感じます。私は月がかわると、手帳のページ端をカットしています。こうすることで栞がなくてもさっと開けるようになるので好んで使っている方法なのですが、半年分カットされた今の状態を見ると、時間の経過を感じますね。【レビュー】RHODIA手帳 月間ブロックmini & dotメモ【2024年用】 | そゆぶろ - 楽天ブログ
2024.07.02
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半年前の今頃はどんな記事を書いていたかなと見返してみると、MISTEL AIRONEというキーボードのレビューを書いていました。このキーボードはメカニカルスイッチ採用の有線タイプですが、見た目は安価なパンタグラフ式のキーボードと見紛うほどの薄さ。その秘密はCherry MX ULPスイッチという極薄のメカニカルスイッチを採用していることだったりします。節度感の高い打鍵感は、タクタイルフィールを伴うもので、整然としたピッチで並ぶ英語配列と相まって高級感があります。バッテリーを積まず、USB-Cポートが2つあるので製品としての耐用年数は高そうですね。【レビュー】MISTEL AIRONE【有線キーボード】| そゆぶろ - 楽天ブログ
2024.07.01
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今日はペンホルダーの話。手帳とペンは概ね今使っているもので満足していて、まだしっくりきていないものといえば、それはペンホルダー。ビジネス用手帳にしているNOLTYライツ3小型版、これはもともと装着されているカバーに最低限の透明なペンホルダーが付いていて、普段はこれにボールペンをセットしている。ぶらぶらするのもあまり好きじゃないけれど、一番はこの、ホルダーとペンクリップの相性があまりよくなくて、ペンクリップを通過するまでセットするとペン先が手帳よりも下に伸びてしまうこと。これまでに試したものと言えば、手帳のページに貼り付けて追加するタイプのペンホルダーや、ラバーバンドタイプのペンホルダーがあるけれど、どれも自分の求めているものじゃなかったみたいで、これからも探すことになりそうです。他にも、プライベート用の手帳に至ってはペンホルダーすらないので、どうにか解決したいなと考えているけど、ペンとのミスマッチやペンホルダーの有無については、昨年使っていたNOLTYポケットカジュアルのような一冊に統合してしまえば、手帳自体がサイズアップするので付属カバーのペンホルダーを使っても問題ないし、記入できる内容も増えるので、ビジネス・プライベート兼用にしてしまうというのもいいかもしれません。というか、手帳は本来、そういう使い方のほうが多数派なんじゃないかと。・・・つづく。
2024.06.26
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毎年恒例のベストバイ5。通常は1年に1回だけ、年末にまとめているこの内容ですが、今回は2024年前半6か月を振り返ってみます。いつも通り5つピックアップしますが、順序と満足度はリンクしません。どれも買ってよかったと思えるものばかりです(個人的に)。 LAMY cp1(万年筆)ドイツの文具メーカー、LAMY(ラミー)のシンプルな万年筆で、一見するとキャップ式ボールペンのような佇まいながら、実は万年筆というもの。とてもシンプルなデザインで、好感が持てます。最も細いペン先を選んでも国産万年筆の同サイズより字幅がやや太いのですが、小さな手帳に書かない限り問題は感じません。そこまで高価でもないので、最初の一本として選んでもいいかもしれません。【レビュー】LAMY cp1 L56【万年筆】| そゆぶろ - 楽天ブログ MISTEL AIRONE(キーボード)極薄のメカニカルキーボード(有線)です。メカニカルキーボードといえばストロークが4mm程度ある、持ち歩きには向かないものを想像すると思いますが、これはちがいますよ・・・!このキーボードはキースイッチ自体に極薄の新製品を採用していて、薄型キーボードのようなサイズと、メカニカルキーボードのような打鍵感を併せ持つ不思議な(私が慣れていないだけ・・・?)キーボードです。ストロークの深いメカニカルとは打鍵感が違いますが、その節度感はメカニカルそのものと感じます。発売当時はAmazonや公式ショップでしか購入できませんでしたが、現在では在庫があれば楽天市場でも出品を見かけるようになりました。【レビュー】MISTEL AIRONE【有線キーボード】| そゆぶろ - 楽天ブログ LIHIT LAB. のペンケースオフィスでも使いやすいポーチやバッグなども手掛けている、LIHIT LAB.のペンケースです。ペンケースサイズになると、実際はいろいろな用途に使えるサイズでありながら大きすぎないので、これまでもいろいろ試してきていましたが、今はこの2つがお気に入りになりました。2つは外側のデザインだけでなく内側にも少し違いがあり、用途に合わせて使い分けています。【ミニレビュー】LIHIT LAB. のペンケース【ペン以外も◎】| そゆぶろ - 楽天ブログ ジャッキアップアタッチメント(乗用車用)タイヤ交換などで乗用車のサイドシルにあてがうもので、表面は硬質ゴムですが、ずっしりとした重みがあり、中には鉄でも入っているのかと思うほど剛性感があります(商品説明には合成ゴムとしか説明されていないので、ゴム素材が高品質なのかもしれません)。実際、以前使っていたもっと安価なものと比べてジャッキアップした際の車重による歪みは少なく見え、なかなか頼もしい印象です。年間を通して使う頻度は多くないのですが、必ず使うアイテムになりそうです。(そういえばこれのレビューは書いていませんでした)大自工業 メルテック ジャッキアタッチメント F-26-1 | ジャッキ アタッ...楽天で購入 PRIMO CD-3(ヘッドホン)これからの季節にも快適に使えそうな、本体重量100g以下の軽量ヘッドホンです。快適さのポイントは軽さだけでなく、通気性の良さそうなウレタンスポンジパッドと開放型ハウジングを採用している点も効果的なようです。実はこのヘッドホン、80年代に販売開始されて一度は終売したモデルを復刻販売しているもので、当時から変わったのはハウジングのネームプレートくらいという、昭和レトロ感も感じられるモデルです。価格なりだとは思いますが音の方も意外と良く、静かな室内で聴いてみる方がその音質の良さに気付けるでしょう。価格も¥1万円未満と手ごろで、勢いで購入してしまいました。【レビュー】PRIMO CD-3【復刻ヘッドホン】| そゆぶろ - 楽天ブログ今年もあっという間に半年が経とうとしています。入学や就職といった新生活の年になった人にとっては、そろそろ新しい生活のリズムに慣れてきたところでしょうか。私のレビューはあくまで個人的な感想でしかありませんが、何か購入する際のお役に立てればこんなに嬉しいことはありません。それではまた次の記事で!
2024.06.19
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FIIOのBAイヤホンシリーズに、新たなフラッグシップモデルが加わるようです。綾目模様にサイバー感を加えたようなフェイスプレートが特徴的な、FIO-IEM-FA19です。(発売は6月14日予定)FIIO FA19 Black FIO-IEM-FA19-B 有線 イヤホン イ...楽天で購入FIIO FA19は耳掛けタイプの有線IEMで、左右それぞれに10基ものBAユニット(高域4/中域2/低域4)を搭載するマルチドライバータイプを採用。ハウジングには特性を切り替えるDIPスイッチを搭載。モニターモード/Hi-fiモードと銘打った2つの音質特性を切り替えることができるようです。そうした機能のないデバイスに接続していても、イヤホン本体の機能で切り替えできるのは強みですね。付属ケーブルは1本のようですが、先端のプラグパーツはΦ3.5/4.4mmに交換できるタイプ(イヤホン側はmmcx)を採用し、イヤーピースも複数種類を各サイズ同梱。付属品だけでいろいろと音質を探ることができそうです。特性の方は周波数10Hz~40kHz、インピーダンス10Ω@kHz、感度106dB/mW@kHzだそうで、インピーダンスの低さはやや気になりますが、音量は取りやすそうです。フラッグシップモデルということで他社製のフラッグシップIEMと比肩する価格なので、購入には勇気がいりそうですが、その音質がとても気になります。
2024.06.10
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今回レビューするヘッドホンは、往年のヘッドホンを復刻したモデルです。PRIMO(プリモ)という日本企業が、自ら80年代に製造販売していた同名ヘッドホンを自社で復刻販売するという異色のモデルで、2023年から発売されています。プリモさんは1958年創業の歴史ある音響機器メーカー。主にマイク機材などを手がけている企業のようです。CD-3は1万円でお釣りが返ってくる価格のヘッドホンですが、どんな特徴があるのでしょうか。 外観ハウジング背面を横切るネームプレート以外は当時の外観そのままの復刻だそうで、ステンレススチールむき出しのヘッドバンドには頭頂部にフィットするパッドはなく、プラスチック感の強いハウジングにも加飾パネルなどはありません。現在のワイヤレスヘッドホンとは比べ物にならないほどチープな外観と言えますが、ステンレススチールの側面はキレイに研磨してあり、ここで指を切ってしまう心配はないでしょう。プラグは金メッキではありませんハウジングはよく見ると中が透けて見える開放型です。下の画像は画質のバランスをいじって分かりやすくしてあります。重量(公称約88g)は一般的なオーバーイヤーヘッドホンの300~200g前後と比べて圧倒的な軽さ。左右両出しケーブルなので片方にだけ引っ張られることも少なく快適そうです。ドライバー径はΦ39.5mmとサイズだけは現在のヘッドホンたちと同等で、スポンジパッドが軽快な装着感を提供します。ヘッドホンアームとハウジングの連結はプラスチックのボールジョイントのような構造になっていて、長期使用で破損するとしたら、ここからかもしれません。可動域以上に動かそうとしない方が良いでしょう。ヘッドバンドの調整スライダーもチープですが、目盛りはないものの多段式なので、左右の長さを合わせるのはさほど難しくなさそうです。 仕様再生周波数 10Hz〜20kHzインピーダンス 35Ω音圧感度 103dB SPL/mW耐入力 50mWケーブル Φ3.5mmシングルエンド付属品 収納ポーチカナレ電気製(こちらも1970年創業で歴史があります)Φ3.5mmプラグの胴は約10mmと太め。ポータブルDAC/AmpでよくあるΦ3.5mm・Φ4.4mm入力が隣接しているタイプでは、干渉するかもしれません。下の例はiFi audio Go bluです。CD-3はΦ3.5mmなのでGo bluのシングルエンドに挿してみると、隣のΦ4.4mm用の縁を少し踏むように干渉しますが、音はちゃんと鳴るので問題ありません。やや太めのプラグパーツ(CANARE F-12Sでしょうか)を採用しているので、当時は良かったかもしれませんが、現代のポータブルデバイスではこうした干渉のほか、スマホやDAPなどはケースと干渉するかもしれません。【レビュー】iFi Audio GO blu【Bluetoothレシーバー】| そゆぶろ - 楽天ブログ 音質(個人の感想です)CD-3は開放型らしい抜けの良さと、角の立たない、柔らかくまろやかな鳴り方が特徴的なヘッドホンだと思います。つまり現在の技術を駆使した最新のヘッドホンやモニターヘッドホンと比べて、解像感や実在感、立体感といった点で価格以上のものを感じたわけではありません。量感は中音域が多く、高域と低域は比較的あっさりとしている、いわゆるカマボコ型とか呼ばれる傾向です。中低域以外は籠りを感じさせず、出音の後は早々に遠ざかりながらロールオフしていくような、遠くへ離れていくような感じです。スカスカの低音にならないように敢えて若干の籠りを残している(これがグルーブ感を演出しているのでしょうか)といった印象で、他の開放型ヘッドホン同様、静かな場所で聴いた方が本来の鳴り方を感じられます。ドライバーが耳の間近に位置するオンイヤー型なので、音場が広いとは感じませんが、開放型のメリットである抜けの良さが十分に感じられ、閉塞感はほとんど感じません。演奏自体は近距離で演奏されているけれど屋外コンサートだから開放的、という感じに近いでしょうか。しかしダイナミックレンジの狭い、常に音がせめぎ合うような曲は聴き疲れするかもしれません。分離感と解像感は甘めですが、ボーカルにせよ楽器にせよ、音数の少ないソロパートでは意外とディテール豊かに聴かせてくれる一面も持っています(つまり多音なパートではその逆)。しかし音の方向や距離といった感覚をCD-3で聴きとるのは難しいと思いました。聴感上の立体感は音域ごとの量感や抜け方によるものという印象があり、立体感の描写力はそれほど高くなさそうです。Bluetoothレシーバーと組み合わせて場所を問わず気軽に。軽快な装着感とオンイヤーならではの気軽さはSennheiser HD25 Lightの装着感に似ています。加えてCD-3は開放型ヘッドホンなので、密閉型で感じる蒸れは極めて少なく側圧も緩めで、音漏れや侵入は避けられないものの夏でもなんとか使う気になれそうです。仰向けに寝転がってもスポンジパッドが耳からズレにくく、聴こえ方もほぼ変わりません。本体重量が軽くないと自重でずれやすいですし、密閉型は隙間ができると聴こえ方も変わりやすいです。こうした点を考慮すると、CD-3の装着感はかなり良好と言えるでしょう。Sennheiser HD25 Lightは密閉型で側圧強め。【レビュー】Sennheiser HD25 Light| そゆぶろ - 楽天ブログ●その他環境音が侵入しやすい開放型ヘッドホンに共通することは、店頭試聴などでは小さな再生音の確認が難しそうな点です。小さな音は環境音に埋もれてしまいやすく、車を運転しながら聴くカーオーディオのようにダイナミクスが不足しているように感じます。これは他の開放型ヘッドホンでも同じで、細かなディテールをかき消されてしまうような環境よりも、静かな場所で聴く方が本来の鳴り方を感じられるので、簡単な試聴のみの人と所有者では、このCD-3も評価がバラバラかもしれないのは惜しいなと思います。ポータブル利用をイメージさせるポップなデザインのパッケージで売られていますし、気軽に聴くのも全然良いのですが、静かな部屋で聴いてみるとCD-3の良さがもっと理解できると思います。Primo CD-3(CITY POP TUNED)楽天で購入プリモ|Primo CD-3用イヤーパッド ペア CD3PAD楽天で購入
2024.06.08
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半年の今頃はどんな記事を書いていたかなと見返してみると、Sennheiser BTD600のレビューを書いていました。いわゆるトランスミッターで、本来有線接続する経路をワイヤレス化できるアイテムです。BTD600はaptX Adaptiveにも対応していることもあり、私はiPadに繋いでApple端末では非対応のコーデックであるaptX AdaptiveでBluetoothヘッドホンと接続して音楽を聴くのに使っています。【簡易レビュー】Sennheiser BTD600【Bluetooth】| そゆぶろ - 楽天ブログ
2024.06.04
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Sennheiserの新作ヘッドホンの予約ページが公式ショップにできていました。HD620Sは密閉型ヘッドホンで、いわゆる600系のモデルナンバーでありながらもデザインは500系のそれを踏襲している、Sennheiserのファンからするとおやっと思わせるヘッドホンかもしれません。ゼンハイザー公式 Sennheiser HD 620S ヘッドフォン True ...楽天で購入ドライバーの配置もHD560Sのような前方傾斜で片出しケーブル、感度の方は110dBと鳴らしやすそうです。モデルナンバーが同じ系統であるHD600系では、HD660S2がなかなかの価格で販売されていますが、HD620Sはそれよりも安価な設定のようです。一方、外観の似ているHD560Sは開放型でより安価なので、鳴り方も違いがありそうです。購入時は間違えないように注意してください。
2024.06.02
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ペンケース、だけどツールケースとしても使っている、リヒトラブ(LIHIT LAB.)のペンケースを簡単にレビューしてみます。いろんなサイズ・デザインのペンケースがある中で、私は手帳やスマホも入れられるサイズに万能感を感じます。LIHIT LAB.の商品の中ではよく似た2つのペンケースを購入していて、SURF RIDER FOUNDATION JAPANとのコラボシリーズと、SMART FITシリーズのものです。ブラック:SMART FITブルー:SURF RIDER FOUNDATION JAPANコラボサイズ感は全くと言っていいほど同じで、カラーによって印象は変わりますがカジュアルなのはSURF RIDER FOUNDATION JAPANとのコラボシリーズですね。2本のベルト部分には細めのペンを挟んだりできます。SMART FITの方はダブルファスナー仕様。SURF RIDER FOUNDATIONの内側。内張は両側とも柔らかい生地で、メッシュポケットのパイピングには伸縮性があります。SMART FITの内側。内張とポケットの素材が左右で明確に分かれていて、全体的にSURF RIDER FOUNDATIONよりも張りのある生地感です。どちらもペンケースとして売られているのですが、要はペンのようなサイズ感ならいくつか入るということなので、例えば小さめの手帳・メモ帳を入れたり、仕事で使うツールを入れたりと用途はいろいろです。手帳で言えば、私が2024年用に使っている手帳はビジネス・プライベート用を同時に収納できましたが、ペンと一緒に入れるなら手帳はどちらか一方だけにする必要があります。【レビュー】RHODIA手帳 月間ブロックmini & dotメモ【2024年用】 | そゆぶろ - 楽天ブログ【レビュー】能率手帳 NOLTY ライツ3小型版【1151】 | そゆぶろ - 楽天ブログペンケースとしてなら、手帳のペンホルダーと違って替芯やインクカートリッジを入れておけますし、ツールケースとしてならUSBドングルや充電用のショートケーブル、5000mAh程度の薄型モバイルバッテリーが入ります。【送料無料】SFJ×LIHIT LAB. コンパクトペンポーチ A-3200 ポ...楽天で購入【 送料無料 】リヒトラブ SMART FIT ACTACT コンパクトペンケー...楽天で購入
2024.05.28
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ドイツのLAMY cp1という万年筆をレビューしてみます。万年筆らしからぬデザインが逆に個性になっているcp1、こういうシンプルなデザインもいいなぁ・・・意外と手頃な価格だなあ・・・と思いながら眺めていたら、つい購入していました。 外観とてもシンプルなので何を書こうかひとしきり悩みました。写真の通り円筒型(Cylindrical)なペン(Pen)で、cp1というネーミングのようです。マットブラックのソフトなシルエットにステンレスのペンクリップがシャープでソリッド。いい具合に緊張感があります。キャップはスナップ式で、素早く使い始めることが可能です。ペン先のニブはスチールで、ここの造形もシンプル コンバータとカートリッジ同梱インクカートリッジとコンバータが付属していたので、別売りのインクボトルから吸入してあげればすぐに使えますし、私のように好きなインクカートリッジを同時購入して手軽に始めることもできます。上の写真ではもともと持っていたカートリッジを装着しています(カートリッジが付属していたのはお店のサービスだったかもしれません)。 使用感キャップを外してペンを持ってみるととても軽く、書き味はサラサラと紙上を滑り、インクフローも滑らか。筆圧はほとんど要らないと思います。尾端にキャップを留めて書いてみると、程よい重さになり重心位置が少し高くなります。この重心位置はやや高いか特に気にならないと思うか、微妙なところでした。あくまでも私の手と感覚による個人の感想です。EF軸は最も細い字幅のニブですが、国産万年筆のEFと比べると1サイズ上の字幅という印象ですね。指先で持つ時に触れる凹凸部分はプラスチック製で、ペンを寝かせ気味に書きたい人にとっては凹凸部分をもう少し広く確保してほしいと思うかもしれません。ちなみにキャップを閉めるときと、尾端に留めておくときの節度感は違いがあり、キャップするときはカチッと明確、尾端に留めるときはスチャっとスムーズな感じです。気を付けた方が良さそうなのは、ペンクリップがけっこう角ばっていることでしょうか。指を切ったりすることはないと思いますが、服の生地などと擦れないようにした方が良さそうです。LAMY CP1 万年筆 マットブラック楽天で購入万年筆は敷居が高いとか、いかにもなデザインが苦手だという人もいるかもしれませんが、cp1はそんな人にこそマッチするような1本かもしれません。実際、ボールペンなどと並べて置いてあっても、これだけで置いてあっても万年筆に見えないデザインをしています。書き味も悪くないと思いますよ。
2024.05.20
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2023年の今頃はどんな記事を書いていたかなと見返してみると、GRADO GW100xのレビューを書いていました。このヘッドホンはBluetoothによるワイヤレスヘッドホンで、GRADOはニューヨークのブルックリンに本拠を置いています。開放型の有線ヘッドホンが代表的な製品ですが、このGW100xはやや異色な存在。しかし200gを切る軽量さと半開放型で蒸れにくく、使用感も音も悪くないオンイヤー型ヘッドホンに仕上がっています。2023年はとても暑くて、この軽快さには結構助けられたのを覚えています。【レビュー】GRADO GW100x【ワイヤレスヘッドホン】| そゆぶろ - 楽天ブログ
2024.05.18
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記事作成時点の情報ですが、どのお店でも入荷待ちになっていたiFi audio GO bar 剣聖が注文から数日で出荷できるようでした。再入荷を待ちわびていた方には朗報ですね。というか私も欲しいです。iFi audio - GO bar 剣聖(K2 HDテクノロジー搭載スティック...楽天で購入
2024.05.16
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楽天市場のお買い物マラソンもそろそろ終わりですね。5/15は幸いにも楽天イーグルスの勝利祝いと楽天カード利用のキャンペーンも同時開催になっています。今回は最近私がほしいなと思っているオーディオ製品をピックアップしてみます。ちなみに、各種エントリーは事前に済ませておくのが無難ですよ。 iFi Audio G bar 剣聖通常モデルのGO barをベースに細かな改善とステンレス鋼筐体を採用した新モデル。VictorのK2HDを搭載しているiFi製品はこれが唯一です。GO-BAR-KENSEI アイファイ・オーディオ スティック型USB-DACア...楽天で購入 べイヤーダイナミック DT900 Pro Xドイツのべイヤーダイナミック製開放型モニターヘッドホンです。やや重めながら店頭試聴の装着感やサウンドが良かったのを覚えていて、今気になっている製品の中では手の届きやすい価格です。同時発売された密閉型のDT700 Pro Xも気になります。beyerdynamic DT 900 PRO X(オープン型スタジオヘッドホン...楽天で購入 SONY MDR-MV1こちらも開放型ヘッドホンで、SONYのモニターヘッドホンの最新作。試聴してみるまではあまり意識していませんでしたが、これも結構よかった記憶があります。DT900Pro Xよりも軽量ですし。ソニー MDR-MV1 モニターヘッドホン 背面開放型 ブラック楽天で購入 CHORD MOJO2以前から気になっていたポータブルUSB-DAC/ampで、一般的なDACチップではなくFPGAによる処理が特徴。旧モデルから継承しているmicroUSB端子と、追加されたType-C端子が共存する上、ヘッドホン端子Φ3.5mmが2系統というのも特殊ですが、その音質は非常に気になります。CHORD ポータブルヘッドホンアンプ Black [ハイレゾ対応 /DAC機能...楽天で購入 Grado RS2XアメリカはGradoのリファレンスシリーズから、三層のウッドハウジングを採用したモデルです。完全開放型なので店頭試聴ではなかなかその魅力を聴き取るのは容易ではありませんでした。購入するなら価格改定が入る前かなと思っています。RS2X グラド オープンエア型ヘッドホン GRADO Referenceシリーズ楽天で購入ほしいなと思うものが軒並み5~8万円前後という、趣味が高じた結果なのか円安の影響なのか、何とも言えない気持ちですが、値下げを待っていたらいつになるのか・・・ならば今か、という気持ちになっています。
2024.05.15
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久しぶりに文具を購入したので簡単にレビューしてみます。特に思い入れがあるわけではないのですがRHODIAが好きで、今回もRHODIAから選びました。シャーペン・ボールペン(黒/赤)の3種類のペンが内蔵されている、スクリプト マルチペンの2023年限定チタニウムカラーです。ちなみに価格は通常モデルと変わりません。 外観このscRiptシリーズ共通のデザインは六角形軸にヘアライン加工を施したソリッドなデザインで、マルチペンは中央を境界にひねるとシャーペン・ボールペン(黒/赤)の切り換えができるロータリー式3in1です。ノック動作で稼働するのもこの部分。芯の交換もここから引き抜いて分解します。チタニウムカラーとある通り、チタンを採用しているわけではなく素材はアルミがメイン。これは限定カラーだけでなく、レギュラーモデルのブラックやオレンジでも共通で、軸以外では真鍮材のパーツも使われています。 ボールペンと比較普段からRHODIA手帳とペアで愛用しているscRipt ボールペン(ブラック)と比べてみます。全長はマルチペンの方が6ミリ程度長くなっていました。ノックの際に親指で押し込む部分は、マルチペンでは可動せず、やや太くなっているものの、デザインは共通しています。キャップになっていて、中には消しゴムがあります。先端の口金。円錐の角度が違いますね。実際に手に持って書いてみると、単機能のボールペンと比べてマルチペンは重心が高い印象があり、私の手にはボールペンの方がしっくりきますね。これは個々人の手との相性がありそうです。ボールペンと比べて全長が長く、構造的にもクリップや3種類の芯を保持する部品が上部に集中しているであろうことを考えると、このバランスになるのは仕方がないかなと思います。ペン切り替えをする時の操作感はソリッドな外観とも合うもので、滑らかというよりはメカメカしい感触です。【公式ショップ】ロディア 多機能ペン ボールペン 黒 赤 & シャープペン スク...楽天で購入個人的には、scRiptシリーズが初めてだという方には、まずは単機能のボールペンやメカニカルペンシル(要はシャーペンです)をおススメしたいですね。片手で扱えますし(ロータリー式は片手でひねるのが困難)、価格も¥1,500近く安価です。【レビュー】RHODIA(ロディア) スクリプト ボールペン | そゆぶろ - 楽天ブログ一部パーツは単体購入も可能で、替芯は流用できる類似品も売られているので壊れない限りは長く使える良品だと思います。scRiptシリーズのペンは毎年のように限定カラーが投入されますが、通常モデルと価格は同じ。市場在庫に昨年以前のものが残っていたりするので、ついつい買い揃えたくなる衝動に駆られます。【公式ショップ】 ロディア 多機能ペン スクリプト RHODIA scRipt ...楽天で購入
2024.05.09
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既に販売を開始していますが、iFi Audioのエントリー向けモデルであるZENシリーズ刷新の手始めとして、ZEN DAC3とZEN Phono3が登場しました。ZEN DAC3はPCM768kHz、DSD512に対応するなどスペックの底上げがなされ、ZEN Phone3ともどもデザインの見直しが図られています。新しい筐体デザインはシルエットこそ従来のZENシリーズを踏襲しているものの、色使いなど全体的にアンティーク感がある印象です。配色の仕方になんとなくGO bluのエッセンスを感じるのは私だけでしょうか。その他の分かりやすい変更点として、ZEN DAC3は入力用USBがType-Cに変更されています。2023年に登場したhip-dac3でも採用されていましたし、今後Signatureモデルが登場することがあれば、同様にType-Cが採用されることでしょう。そいえば、低音補強の機能はPOWER MATCHからXBass+に変更されていますね。iFi audio ZEN DAC 3楽天で購入iFi audio ZEN Phono 3楽天で購入私は今のところZEN DAC v2で満足しており、買い替えの予定は立てていませんが、これから据置オーディオの有線モデルを検討している方にはちょうど良いかもしれません。ZEN DAC v2やライバルメーカー製品との違いが気になる方は、まずは試聴をおすすめします。
2024.04.30
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FIIOの英語ページを見ていたら、KA17の新しいファームウェアのリリースが出ていたので更新してみました。ちなみに発売時にインストールされていたのはVer0.84で、次にVer0.99、今回がVer1.16です。今回のVer1.16では、要望の声があった再生/一時停止と曲送り/戻しの機能が加わりました。XMOSのチップを搭載した製品ということで、アップデート用のファイルをダウンロード・解凍しておき、専用のソフトでbinファイルを選択する流れはiFi audioのそれと変わらない印象です。一つ違うのが、専用ソフトでアップデートを終わらせた後、一度USBケーブルを抜き、再びデバイスに挿した時点でKA17単独でアップデートの適用処理が開始されることです。3分程度待って、UPDATE OK の文字が表示されるとアップデートの全工程が完了します。この文字が表示されるまでは辛抱しましょう今回のアップデートでの目玉機能は、冒頭でも書いた通り再生/停止と曲送り/戻しがKA17の3つのボタンで実行できるようになったことです。ファンクションメニューの中に新しくHID-KEY (A/B/C)という項目が追加されました。HIDというのは Human Interface Design とかでしょうか。HID-KEY:A は今までと同じで再生/停止と曲送り/戻しのないモードで、:B は+/-の短押しが音量のUP/Downで、長押しすると曲送り/戻しが可能になりました。ファンクションボタンの短押しで再生/停止です。ファンクションボタンを2回短押しするとミュート機能が使えたのですが、HID-Aのみにその機能が残っています。:C は、:B の+/- ボタンの短押し・長押しの機能割り振りが入れ替わったモードです。その他の主だった変更点として、イコライザを有効にしたときに音量が小さくなってしまう現象にも対処されていて、極端な音量低下をしなくなりました。今までよりも使ってみようかという気にさせてくれます。【レビュー】FIIO KA17【USB-DAC/Ampドングル】 | そゆぶろ - 楽天ブログーあとがきー個人的な環境として、このタイミングで社外品のLightning - USB-CのOTGケーブルでバスパワー動作をしなくなるという現象が発生しました。FIIO製のLT-LT1ケーブルではデスクトップOFF・ローゲインであればバスパワー動作してくれますが、iOS機器とのネゴシエーションに変化が生まれたのでしょうか。単純にケーブル寿命のタイミングが合ったのかは分かりません。幸いこの社外品ケーブルでも外部電源を供給してあげればKA17を認識してくれるので、引き続きバッテリー内蔵のDAC/Ampなどでは使えそうです。ーあとがき2ーこの記事を書いてわずか三日もしないうちに、Ver1.16は非公開になり、2.00が公開されました。さすがに節操がないというか、マーケティングの都合上の発売時期と、製品完成度のバランスどりの難しさを感じさせる数日でした。iOS環境で使う限りでは、1.16と2.00の違いは特に感じません。
2024.04.24
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