
■コンセプト
ペンハリガンの『ポートレート』シリーズは
イギリス上流階級を舞台にした物語の登場人物をコンセプトとした香水。
ジョージ卿( 『The Tragedy of Loed George/ジョージ卿の悲劇』 )を中心として、
その娘婿 ネルソン公爵( 『お騒がせネルソン公爵/Much Ado About The Duke』 )
と恋仲?なテディ( 『悪い男テディ/Terrible Teddy』 )
を狙う女性ヘレンがこの『ハートレス ヘレン』。
『残酷/無情なヘレン/Heartless Helen』というネーミング。
男性を虜にし愛されることが好きなヘレン。
『愛されることは多くても、愛する相手に愛されない』というヘレンですが
香りについて愛されることは…限定されそう。
ボトルキャップのキャラクターは『オカメインコ(トサカを広げて自己主張する鳥)』
■香調:フローラル ウッディ
華やかなチュベローズが主役のミステリアスな雰囲気を漂わせる自信に満ちた魅惑の香り
キーノート:マンダリン、チュベローズ、クリーミーウッド
■感想: 私の好み度<50>
『脂っぽいチュベローズ×青いバナナかイチジク。』
スプレー直後はツンとしマンダリンのさっぱりとした甘酸っぱさに
西洋のスナック菓子のバニラフレーバー
(バナナっぽいフルーツが混入しているバニラ?)
または未熟のイチジクにホイップクリームを添えたデザート?
そんな青臭みといまいち絡み合わない甘さ、
それにチュベローズが他人事のように涼しく、だけど絡み合う。
この作品の輝かしい部分は最初10分程度で、その間に目まぐるしく香りが変わる。
ここまでの香りがまとまりはじめ落ち着くかと思いきや
よくあるパウダリーフローラルの石けんが劣化で香りが傷み
油脂の匂いが出始めたような香り
。
ミドル以降もチュベローズは感じるけれどその脂っぽさがあり、
ウッディノートがかろうじてあるおかげで
大嫌い・不快とまではいかないものの
香水を使おうと手にするたびに「あの匂いがなぁ…」と躊躇う作品。
(パウダリー×油脂5:チュベローズ3:青バナナ/イチジク1:ウッディ1)
バナナっぽさで思い出した香りは、ジェイデルポゾ『ハロウィーン/1997』。
かなり昔で正確さに欠けるけど、その甘さに少し近いと思います。
(全体の香りと比較した場合は全く違う)
トップから10分程度は面白みのあるものですが
以降は脂っぽさが香水としては難しいと思います。
たぶんこれが程良い加減/分量であれば
リアルな生花のブーケ、花屋の匂いのようになりそうです。
■液の色
ライトブルー
■拡散性・持続性
拡散性は普通、脂っぽさがでやすいとやや強め。持続性も同様。
■季節
春
■年齢
年齢は20代後半で女性向き。オフィスよりカジュアル向き。
加齢臭が気になる年代には脂っぽさとの相性に注意、またはおすすめしません。
■リピートは?
私自身が加齢臭世代真っ只中で相性が悪いのもあり、
2mlのサンプルでもなかなか使いきれなかったため現品購入はありません。
ただ、年を重ね50・60代とステージが変われば馴染むかも?

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