【コンセプト】
夏の休暇で過ごしたCap Ferret/カップフェレ半島から。
【調香師】
Olivia Giacobetti/オリヴィア ジャコベッティ
・ディプティック『 フィロシコス EDP/EDT(1996) 』『 フィロシコス EDP(2012) 』
・エルメス『イリス(1999)』
・フレデリックマル『アン パッサン(2000)』
・ラルチザンパフューム『プルミエフィグエ(1994)』『ティーフォーツー(1995/2000)』
【香調】
オレンジブロッサム、ジャスミン、ココナッツ
■感想:私の好み度<60-75>
ビターシトラス×マリンなココナッツ。
コーダリーのフレグランス8作目。
1作目『 フルール ド ヴィーニュ(2002) 』から
『ヴィーニュ』シリーズは、クリアでライトなフルーティー、フローラルでしたが
『ソレイユ デ ヴィーニュ(2021)』は初のスイーツ系グルマン(ココナッツ・バニラ)。
ちなみに次作『 アンジュ デ ヴィーニュ EDP(2023) 』も
ラブリーなお菓子系グルマン(ラズベリー)です。
カップフェレはフランス南西部、ボルドーの近くで北大西洋のビスケー湾岸にある半島。
地形を見ると福岡住まいの私からすると博多湾を思わせ
カップフェレは志賀島&海の中道のような場所でイメージしやすく
のんびりと海を感じ暮らすにはよさそう!
スプレーすると晴れの日の潮風のような軽い塩っぱさのあるウォータリーなココナッツの甘さと
柑橘果汁のシトラスではなく、果皮のビターなシトラス(オレンジブロッサム7+ジャスミン3)。
数分すると日焼け止めのようなクリーミーなココナッツになり甘さが少し増します。
その後は、『ビターなシトラス』と『清涼感の甘さのココナッツ&バニラ』が
5:5の割合で薄くなるのが定番ですが、
たまに『青臭い苦さ4:土臭い苦さ3:甘さ2:柑橘1』といった
やたら渋みとえぐみもがシャープにでて終始苦さが際立つ日もあります。
そんな日は喉がイガイガしているかも。
■拡散性・持続性
拡散性は普通。
持続性はEDT?EDC?にしては普通からやや長め。
■液の色・ボトル
液の色は無色透明。
ボトルは円柱形にブドウのレリーフ。
クリアなオレンジアンバーのグラデーション。
ボトル:約φ33×h145mm(50ml)フランス製。
包装は、これまで同様の クラフト紙をベースとした筒状 。
オレンジブロッサム、ココナッツ、バニラ、ジャスミン のイメージのイラスト。
最新版のボトル は購入時(2021年)と少し異なり、キャップ部分が細く色付き。
■季節
初夏から夏。
■年齢
20代以降。女性向き。カジュアル、トロピカルなフラワープリント、マリンルック!
甘さより渋さがでやすいなら20-30代のサーフスタイルの男性にも。
■明るく水っぽいココナッツなら…
・ニュクス『プロディジュー(2012)』ココナッツ×フローラル
・ゲラン『ココナッツフィズ(2019)』ココナッツ×キューカンバー
いちばんシンプル、クリーミーでビターなココナッツはコーダリー。
■リピート
1本で満足できそうでリピートなし。
今後の新作展開を見込み待機。
香水は持て余す本数になっていますが、
それでもコーダリーは『フルールドヴィーニュ』の4-5本目?、
『テデヴィーニュ』3本目、とリピートします。
Gucci【Gorgeous Gardenia】 2024.09.30
Guerlain【Coconut Fizz】 2024.09.22
Hugo Boss【Ma Vie】 2024.09.12
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