狂奇乱舞-断頭式への招待状-

 



それは特別な日。

私にとっても、貴方にとっても・・・


菊

「無涯、明日空いてる?」

「は?」

私と無涯はカレカノ・・・って言っていいのかな?

中学からの仲だけど。

私は無涯が好き、死ぬほどスキ。

毎日毎日・・・好きスキ言ってる

だけど無涯は、何も言ってくれない。

ズルイよ、私ばっかり好きみたいで馬鹿らしい

だから言わせてみせる。

「明日、12/29空いてる?」

「空いてるには空いてるが・・・」

「ちょっと私の家来て、6時に!約束ね?じゃ。」

「ぇ、あ!オイ!」

そう言いきってバックを掴み、教室を出る。

無涯は唖然としてる、ふふ。


そして29日


♪ピンポン

「来たかな?」

そそくさとドアを開けこう言ってやった

「合言葉は?」

無涯は思わず吹き出した

「馬鹿か、あがるぞ」

「何よー、ちょっとした遊び心じゃない」

そう言うと無涯は優しく微笑んだ。

あぁ、やっぱり無涯は無涯だなー、と思ってしまう。

「で、今日はなんなんだ・・・また愚痴か?」

「そーじゃなくってー・・・今日何の日か分かんないの?」

「ぇ、ゴミの収集日?」

「ぶー」

「大晦日前?」

「ぶっぶー、今日は・・・」

私はそう言いかけたまま、口を塞いだままキッチンへ行った

そしてケーキを持ってきて無涯の目の前に置いた。

「今日、無涯の誕生日じゃない」

「あ」

「遅っ!」

無涯は私の手を取ってこう言った

「ありがとうな、最近忙しくて・・・」

「ううん」

「コレ、貰ってくれ・・・」

そう言って無涯が差し出したのは・・・菊だった、炎のように赤い菊。

「ありがとう・・・」

そう言って、私は無涯の胸の中で泣いた。

「・・・泣くな」

「ぅー・・・ちょっと無理、顔上げらんない」


そしてその日は一日中無涯と一緒に居た。


赤い菊の花言葉は『愛しています』


*謝*


年末はPCいじれなかったので

年明けにUPしました、バースデー夢

今年も1年宜しく御願い致します。

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