瀬戸キリスト教会牧師 西風の会代表 堀 俊明  精神障害2級 (躁鬱病,アルコール依存症)

瀬戸キリスト教会牧師 西風の会代表 堀 俊明  精神障害2級 (躁鬱病,アルコール依存症)

PR

×

カレンダー

コメント新着

王島将春@ 聖霊のバプテスマ はじめまして。福井市在住の王島将春(お…
雅理雄@ Re:安楽死を認める制度を創設せよ(10/22) 安楽死賛成派です。 仔細は下記に記しま…
xfd@ Re: 日教組はの平等教育なるものは間違ってい…
親日派@ Re:移民の子も日本人として教育せよ(11/20) お前みたいな反日チョンコウが何をほざい…
私だ@ 挿入できるよ アルバイトはじめました(人・ω・)$ <small…
2006/06/05
XML
カテゴリ: 牧師の視点
 高知県が県の管理する掲示板から削除した書き込みには、品川正治さんの講演会について書き込まれていましたが、公序良俗に反するものとは思えませんでした。品川さんは経済同友会副代表幹事、専務理事を歴任し、現在終身幹事、財団法人国際開発センター会長という公職に就かれている方のようです。その方の意見を広く公開された掲示板(高知県が管理)に書き込むことは高知県民としての権利であると思えます。高知県(運営委員会)がなぜ誰が読んでも公序良俗に反しない書き込みを削除したのか理解できません。この書き込みは憲法改正反対の立場からの発言であり、一般常識を越えるものではありません。このような社会通念から逸脱していない書き込みを、地方自治体が一方的に削除する行為は、検閲を禁じる憲法21条2項に明らかに違反しています。

 民主主義というとギリシアの都市国家を連想される方が多いと思いますが、ギリシアでは雄弁術、弁論術が発達しました。武器を使用する戦闘行為を避けるために、言葉で争わさせたのです。ギリシアの広場には市民が集まり盛んに議論をしていたようです。その中からギリシア哲学が生まれ、民主主義の萌芽が芽生えたのです。民主主義とは言葉による戦闘行為だと理解すればよいのかも知れません。ですから反対意見を物理的に封殺するのはフェアー(公正)ではなく、民主主義のルール違反です。掲示板から書き込みを削除するのは公権力によるテロ行為です。言葉には言葉で対抗するのが民主主義の鉄則だからです。
 問題になった書き込みが不適切なものであったなら、その旨を掲示板に書き込めばよいのです。ブログの内容が不適切だと思われるのならば、それに対抗するブログを立ち上げればよいのです。それらの努力を放棄し、書き込みを物理的に削除するのは、中国がインターネットを管理・統制しているのと同じ発想だと言わざるをえません。私は日本が自由主義国であり、全体主義の中国とは異なる政治体制であることを誇りにしてきましたが、それは幻想であり、日本が戦前の全体主義国家に戻ってしまったかのような錯覚?に陥りました。
 私は平和憲法は日本が世界に誇るべき憲法だと思っていますが、日本が自衛隊と呼ばれる世界有数の軍隊を保持しているのも現実の日本の姿です。法治国家ならば自衛隊が編成される前に憲法を改正すべきでしたが、それがなおざりにされてきたのは政治の怠慢です。しかし、平和憲法があるから自衛隊が戦後60年間、一発の実弾も発射されなかった世界では希有な軍隊であり得たし、日本が平和と繁栄を享受できたと思えます。私は現実と乖離した憲法は現実に即したものに改正されるべきだと思いますし、世論もそれを支持しているようです。
 しかし、国旗国歌法案が拡大解釈されたように、平和憲法が改正されたら、それが拡大解釈され、かつての日本のように他国への侵略さえも合理化されかねないという危惧を国民が抱くのも自然な反応です。だからこそ、あらゆる立場に立つ人が意見を闘わせ、国民が納得できる形で結論を出さなければならないのです。日本国憲法はGHQ,進駐軍に押しつけられたのだから、自主憲法を制定しなければならないと主張する政治勢力が存在しますが、言論が封殺されたままで憲法を改正したならば、それと同じ論理を反対勢力は展開するでしょう。

西風の会 HP ,  瀬戸キリスト教会 HP

、





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006/06/05 09:58:38 PM
コメント(1) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

プロフィール

ドッチン

ドッチン

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

・2026/10
・2026/09
・2026/08
・2026/07
・2026/06

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: