瀬戸キリスト教会牧師 西風の会代表 堀 俊明  精神障害2級 (躁鬱病,アルコール依存症)

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2006/09/05
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カテゴリ: 障害者自立支援法
 本日、高知市の健康づくり課の課長と担当係長が申請書に手続きミスがあったと謝罪に我が家まで来られました。申請書から個人情報保護法に関する部分は削除するべきであったが、パソコンから打ち出した書類を訂正しないまま送付しまったと謝罪されました。
 10月からは申請書を新しい書式に変えると言われました。新しい書式は個人情報保護に十分な配慮がなされ、障害者も安心して署名できるものでした。ご両親が介護保険の適用を受けるようになった場合には、行政側に手続きを依頼すればよいように改正されていました。
 最初からこの書式ならばトラブルも起きなかったと思いますが、個人情報保護法が施行されて間がありませんので、行政も戸惑っているのでしょう。西風の会代表として役割を果たすことができたと感じました。雨降って地固まるでした。
 障害者自立支援法は地方自治体の準備体制が整わない前に施行され、障害者の立場から見ても拙速な印象を受けました。仕事の山に囲まれている担当者には気の毒なことをしましたが、障害者の人権を守る立場から敢えて苦言を呈させてもらいました。
 障害者の中には行政に申請を代行してもらわなければならない立場にいる人も少なくありませんが、だからといって十把一絡げにして行政で総てを代行して良いわけではありません。ケースバイケースであることを行政側にも理解して欲しいと思いました。
 障害者、特に精神障害者は症状が非常に個性的ですが、行政側にも慣れない面が多く、精神障害者の置かれた状況に目を配る余裕がないのかも知れません。行政、福祉、医療間のネットワークが十分に機能していないのでしょう。
 障害者自立支援法のコンセプトが未だはっきりとしません。厚生労働省も事態の推移に翻弄され、地方の担当者へ対し明確な指示がなされていないような気がします。担当者だけの責任とは言えないと思います。
 本来現場で使用する書類は厚労省で統一書式を作成し、地方の負担を減らすべきです。厚労省の怠慢が現場を戸惑わせ、現場の地方公共団体の職員に過重な負担を強いているような気がします。
 地方分権時代と言われていますが、地方の事務量を減らすためには中央でやらなければならない仕事もあるはずです。中央と地方の仕事配分のミスマッチを強く感じさせられました。中央の手抜きといっても良いかも知れません。

 社会福祉法人の運営を見ていても、首を傾げざるを得ないことが起きています。社会保険福祉士の公的な位置づけが明確になされていないような気もします。ハード面ではかなり整備されてきましたが、ソフト面はまだまだです。
 目の前にある書類仕事をとにかく片付けなくては、行政がソフト面にまで目を向けることができないのは仕方がない面もあります。現場の担当者が一番の被害者といっても良いのかも知れません。

瀬戸キリスト教会 HP





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最終更新日  2006/09/05 11:31:46 PM
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