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2006/10/18
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カテゴリ: ブログ
 ロシア、中国は形を変えたツァー、皇帝が支配しなければ治まらない国なのかも知れません。ゴルバチョフのペレストロイカ、グラスノスチによりソビエト連邦は崩壊しましたが、再びプーチン大統領による独裁政治が始まりました。
 ロシア、中国はアメリカとは違う意味で一部のエリートが国の政治を掌握し、国の富を収納してから庶民に再分配する方が国が纏まりやすいようです。西欧型の民主主義に国民が馴染むことができないのでしょう。
 ロシアはソビエト連邦が崩壊する過程で国家が一度破綻しましたが、生産力も回復してきました。石油、LPガスが高騰し、国家財政は潤っています。国の負債も総て返済し、自力で経済回復、拡大を達成しています。
 ロシアにはエネルギーを始めとする資源が豊富にあり、基本的には自給自足が可能な国です。シベリア開発でも日本からの投資よりも中国からの投資と労働力を呼び込んだ方がロシアに有利です。
 ロシアにとって日本の存在はエネルギーを買ってくれる上得意であって、それ以上でも以下でもないのでしょう。ロシアには同じ政治体制の中国の方がリスクが少なく、日本よりもパートナーとして相応しいのでしょう。
 ロシアではプーチン大統領の独裁体制の元でソ連型独裁政治、大ロシア主義が復活してきたような気がします。エネルギー産業を強権を発動しても国内資本だけではなく海外資本も含めて国家統制をしようとしているように見えます。
 ペレストロイカの波が押し寄せていた時には国民はKGBの支配から解放されたかのように見えましたが、ロシア・マフィア、KGBの残存勢力が国民を暴力で支配し始めました。マスコミ関係者がしばしば暗殺されているくらいです。
 ロシアの国民性からして北方領土を日本に返還する気はないでしょう。西方、中央アジアで勢力を失ったロシアが東方でも譲歩するのを国内世論が認めないからです。日本には国内世論の反対を抑えるだけの取引価値がないからです。
 日本は北方領土返還に見合う利益をロシアに与えなければ、ロシアは領土問題は解決積みと主張し続けるでしょう。ロシアは戦争が終わったのにも拘わらず、60万人とも言われる日本人をシベリアに抑留させた国だからです。

 日本にあるのは経済力だけですが、少なくとも現在はロシアは中国の方を見ています。しかし、中国がこのまま高度成長を続けられるとは考えられません。中国経済が破綻した時にこそ日本の出番があるのではないでしょうか。
 ロシアと日本との間に友好関係を結ぶのは時間が掛かると思います。ロシアが西欧型民主主義を棄てソ連型独裁主義、大ロシア主義に移ろうとしている姿は、日本人から見れば冷戦構造が再来するかのように感じられます。
 ロシアとは中国と同様に政冷経熱しかないように思えます。日本人の感覚からすればロシア、中国は異質な国であり、政治レベルでは有効な関係とは言えなくても、経済レベルで友好関係が保たれれば良しとしなければならないでしょう。





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最終更新日  2006/10/18 09:11:13 PM
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