瀬戸キリスト教会牧師 西風の会代表 堀 俊明  精神障害2級 (躁鬱病,アルコール依存症)

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2006/11/14
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カテゴリ: 教育
 犯罪としか思えないじめを受けて自殺する子供が後を絶ちません。不当な金銭要求は恐喝罪、強要罪です。 身体的特徴をあげつらえば侮辱罪、名誉棄損罪です。さらに暴力を振るえば暴行罪ですし、ケガをさせれば傷害罪が成立します。
 学校が事態を把握していたケースでも放置されていたケース、適切な措置が施されなかったケースも少なくありませんし、自殺者が出てもいじめを続ける子供もいるようです。学校、地域は犯罪行為に対して厳格に対処する必要があります。
 アメリカでは学校内のルール違反に対して例外なく厳しい処分を科すことにより学校に秩序を取り戻したケースが少なからずあるようです。子供が犯罪行為は言うに及ばず、ルール違反をしたら例外なく厳しい処分をすることが大切です。
 日本では教師の教育的配慮、言葉を換えれば放任主義が蔓延しています。厳しく生徒を指導したら親が怒鳴り込んでくる場合も少なくないようですが、ルール違反に対するペナルティをはっきりさせ、例外を設けないことが大切です。
 教師が親の恫喝、時には生徒の恫喝に怯えてしまっては教育は出来ません。彼らは子供の人権を振り回しますが、他者に迷惑を及ぼすような権利は誰にもありません。教師が恫喝から逃れるためには例外なき処分に徹底することが肝要です。
 子供の時に犯罪を見逃されれば、子供の犯罪行為はエスカレートしていきます。犯罪行為をゲーム感覚で楽しむようになりかねません。非行、犯罪の芽は早い内に摘み取らなければ、際限もなく成長して本当の犯罪者になりかねません。
 いじめは加害者と被害者を分断しますし、被害者と加害者の立場がある日突然逆転しかねません。加害者の子供は常に加害者の立場を守るために様々な策略を巡らしますが、教師や学校が子供の策略に惑わされれば事態の把握が遅れます。
 客観的に見れば何でもないことが、事件の渦中にいると見えなくなるのでしょう。教師、学校の対応が余りにもお粗末にしか思えないことがしばしばです。岡目八目かも知れませんが、自殺者が出たケースは防げたケースだと感じました。
 教育現場にいる教師からすれば、いじめの問題は端から見る程単純な問題ではないのでしょうが、賞罰を明らかにする原理原則を子供に対して際限なく譲ってしまったので対応不能になってしまったケースが多いように感じられます。

 いじめは何時の時代のどこの社会にでもついて回る問題ですが、学校でのいじめには逃げ口がありません。引きこもりも許されない社会では子供が逃げ込む場所がありません。登校拒否も自己防衛の手段ならば許されてしかるべきです。
 今回の事件で明らかになったのは、教育委員会から文部科学省に上げられた報告ではいじめによる自殺は7年間で0でした。いじめ、登校拒否者の数を減らすのが校長の評価に繋がるので、隠蔽体質が横行し、子供を犠牲にしたのです。
 必修科目の未履修問題にしても、学校の評価が数字で判断される体質に問題があるのではないでしょうか。教育は本来数値化できないものですが、数値化された勤務評価が現場で起きた問題を隠蔽する方向へ教師、学校を導いたのでしょう。





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最終更新日  2006/11/14 08:39:58 PM
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