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2007/01/10
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カテゴリ: 原子力発電所
 若狭湾で関電、日本原電、動燃の原子力発電所が営業運転を始めた時から環境アセスメントに携わっていましたが、電力会社の姿勢には疑問を感じさせられていました。彼らには情報公開という発想がなく、行き当たりばったりでした。
 原電から放射能が排出されないことなどあり得ないのに、最初は住民に放射能が排出されないと説明していました。そのうちに、環境保護団体が放射能を検出すると、環境に影響がない程度、自然放射能と同じレベルと反論していました。
 原電側は放射能漏れがあるのを認識しており、環境が汚染されているのも認識していました。理論的に閉鎖された空間で核反応が起きていても工作物である限り放射能漏れは起きます。素人でも分かることを否定し続けていました。
 彼らは民に由らしむべし、知らしむべからずを実行していたのです。恐らく原子力発電は完全な技術であることを前提として総ての工程が管理されていたと思われます。図面の上だけで原電の保守点検行程が組まれていたのでしょう。
 現場での工程が考慮されない保守点検が致命的な事故に結びついたと思われます。パイプの肉厚が規定以下であっても保守点検作業の日程が優先したのでしょう。さらに下請けへの点検作業の丸投げが現場の緊張感を損なわせたのでしょう。
 関電はその結果として2年以上原電が停止する事態に陥りました。その間の直接的な経済損失だけでも数百億円に達するでしょうが、国民の原電に対する目が厳しくなり、原電の立地が遅れました。業界の損失は週千億円に達するでしょう。
 原電の安全神話が根本から崩れたことは日本にとっては良かったと思います。原電は一端事故を起こせば取り返しの付かないことになります。炉心溶融、チャイナシンドロームが起きれば、数十万人オーダーの被害者が出るからです。
 火力発電の事故と違うのは放射能で汚染された土地は放棄するしかないからです。チェルノブイリ原電事故レベルの事故が起きたら日本は機能停止に陥るでしょう。損害額は何兆円を越えるでしょうし、人的被害を償うことはできません。
 原電を抱えた電力会社のリスク管理の甘さが目立ちます。原電が事故を起こせば会社が破綻するだけではなく、原電の稼働に影響を及ぼしかねないからです。日本だけではなく世界のエネルギー戦略に暗い影を落としかねないからです。

 東芝、三菱は原電建設に社運を賭けていますが、肝心の日本で原電事故が起きれば世界各地でキャンセルが続出するでしょう。日本の受ける経済的ダメージだけでも計り知れませんが、日本の技術力に対する信用が失われてしまいます。
 関電は一企業の利益だけを考えるのではなく、世界のエネルギー問題の一翼を担っている自覚が必要です。事故で失われる利益を無限大としてリスク管理をすべきです。安全保障に関する情報を除き、総ての情報を公開する必要があります。
 最近、日本では大きな事故がじばしば起きています。コスト削減が安全管理にも及び、必要なメンテナンスも行われていなようです。コスト計算に事故を起こした時の損失を加えていないように感じられます。関電がその良い見本です。





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最終更新日  2007/01/10 08:23:59 PM
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