瀬戸キリスト教会牧師 西風の会代表 堀 俊明  精神障害2級 (躁鬱病,アルコール依存症)

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2007/01/26
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カテゴリ: 教育
 給食費を払わない親が10万人近くもいるそうですが、教育の崩壊は親にも及んでいるようです。60%は支払い能力があるのにも拘わらず教育費を納めないようですが、残りの親も4000円ぐらいの給食費が払えないはずはありません。
 就学援助も必要のない親に支払われているケースも随分とあるようです。公教育は無料なのは原則ですが、給食費ぐらいは親が負担すべきです。子供の給食費さえ負担しない親は子供から公共心を奪っていることに気付くべきです。
 日本の教育水準の高さが日本の経済発展の原動力でした。戦後の高度成長も良質な労働力に負うところが大きかったからです。教育こそ格差社会で勝ち残る道ですのに、バブル崩壊後は教育に懸ける熱意も二分化されてきたようです。
 問題の親の中には権利意識は過剰にあるのですが、親としての義務を果たさない親が多いようです。教育問題を考えるときには子供に対する教育だけを考えるのではなく、親に対する教育も合わせて考えざるを得ない状況になっています。
 親としての自覚に欠ける親が学校で様々なトラブルを起こしているようです。一世代前の親には信じられないような行為、有形無形の教師に対するハラスメントが日常茶飯事のようです。学校が対応しきれないケースも多くあるようです。
 ゼロトレランスは子供だけではなく親にも適用しなくてはならない現状のようです。先ず校長が父兄の教師に対するハラスメントに対応し、原理原則に則って親の無理を絶対に通さないことです。学校の毅然とした対応が肝要だからです。
 義務教育が崩壊しつつある現状の一義的な責任は教育委員会、校長にあります。給食費の未納問題は教員がケア出来る範囲を超えています。管理責任者は法的な手段も視野に入れつつ、給食費の未納問題を担当する行政職を任用すべきです。
 この問題は教師の責任範囲を超えています。親に対する対応は管理職が責任を持つべきです。保護者には責任能力があるのですから、ドライな対応の方が後腐れがなくて良いと思います。教師には子供の問題だけに集中して欲しいからです。 教育の基本には食育があると思います。お弁当を造れない親にも問題がありますが、給食制度は教育の一環に組み込まれています。コンビニで買う昼食よりも給食の方が優っているのは明らかですから、昼食代200円の自己負担は当然です。
 朝食抜きの生徒のために給食を考えなくてはならない時代ですから昼食ぐらいは質量共に充実した食事を取らす必要があります。戦後は貧しさからでしたが、今は豊かさの中でも十分な食事を取れていない生徒のために給食が必要です。

 義務教育では市民としての義務を教えなくてはなりません。親の身勝手を許している教育現場では子供の公共心を育むことは出来ません。親や子供のわがままが許されている教育現場がいじめや、学級崩壊などを助長しているのです。
 教育基本法改正では愛国心が争点になりましたが公教育の未来像が描き切れてはいませんでした。世論調査では日本人の多くは愛国心を持っていると考えているようですが、公共心の乱れが政財官から企業、教育現場で感じられます。





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最終更新日  2007/01/26 08:29:20 PM
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