瀬戸キリスト教会牧師 西風の会代表 堀 俊明  精神障害2級 (躁鬱病,アルコール依存症)

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2007/02/06
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カテゴリ: 教育
 公教育では学力が付かないと父兄が心配する教育の現状は異常です。私は国立大学の附属中学校、高校を卒業しましたが、授業料も僅かでしたし、それ以外の費用もなかったと思います。教育費は母子家庭でも負担できる範囲内でした。
 団塊の世代では受験競争の勝者になれるか否かは本人の能力次第でした。国立大学の授業料は月1000円でした。特別奨学金と幼稚園の先生をしていた母親から仕送りで卒業できました。家内はアルバイトと奨学金だけで卒業をしました。
 受験地獄と言われましたが、機会は平等にありました。国立大学では試験の結果が総てです。親の社会的地位は全く考慮されません。コネなどは効きませんから、富める者も貧しき者にもエリートコースに乗る機会が保障されていました。
 一流大学には相対的に富める家庭の子弟が多くなりますが、能力が反映した結果です。むしろ貧しい家庭の子弟でも能力があれば国立大学を自力で卒業できるシステムでした。機会は平等、結果は不平等の社会が経済成長を支えたのです。
 東大合格率1位は都立の日比谷高校でした。平等を求める声が東京都を始めとして学区制を採用されました。学区制の導入により公立の進学校が普通の学校になってしまいました。結果として金持ちしか通えない私立校が繁栄しました。
 さらに平等を求める声が国立大学の授業料を私立大学並みにしました。授業料を考えれば、国立大学でも自力で卒業するのは不可能です。貧しい家庭の子弟は公立の進学校がなくなり、塾にも通えず、結果として受験競争の敗者になります。
 平等を望む声が結果として不平等な社会を造り上げてしまったのです。人間の能力には差があります。能力のある人間には能力を発揮する機会を保障しなくてはなりません。東大合格ランキングに載る公立高校を増やす義務があります。
 義務教育においても能力別のクラス分けが必要です。ホームルームは一緒に行う必要がありますが、算数などでは能力別に授業を受ける必要があります。能力のある子供にはレベルの高い授業を、能力のない子供には丁寧な授業が必要です。
 日本の教育を破壊したのは根拠のない平等主義です。社会に出れば待遇は能力に応じて決まります。根拠のない平等主義を植え付けられた子供は社会に出れば混乱して当然です。大学を卒業するまで正当な評価を受けたことがないからです。

 義務教育では教育の原点に戻り、読み、書き、算盤を身に付けさせるべきです。受験勉強は単なる技術の取得であり、教育ではありません。子供の内から読書に親しませ、漢字を覚えさせ、計算を身に付けさせなければ子供が可哀想です。
 教科書が随分薄くなってきたようですが、能力のある子供の勉学意欲を削いでしまいます。授業の内容を展開させる機会を与えるべきです。公立学校を卒業すれば塾に通わなくてもセンター試験に必要な学力が身に付くようにすべきです。
 悪平等主義は富める者にさらに有利な場を提供します。義務教育にも競争原理を取り入れるべきです。公立の有名校を復活させるべきです。格差社会には負け組でも勝ち組になれるシステムが必要です。教育の機会均等が必要なのです。





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最終更新日  2007/02/06 09:00:32 PM
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