瀬戸キリスト教会牧師 西風の会代表 堀 俊明  精神障害2級 (躁鬱病,アルコール依存症)

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2008/04/02
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カテゴリ: 政治
 映画「靖国 YASUKUNI」が東京、大阪では上映されないようです。映画館が反対行動を懸念して上映中止を決めたそうです。中国やロシアではないのですから、右翼の暴力行為に対しては警察が毅然と対処すべきです。
 プリンスホテルが日教組への会場の提供を一方的に解約した事件がありました。裁判所の命令を右翼による妨害行動を理由に拒否しました。旅館業法違反も指摘されていますが、暴力が法治国家の法秩序を破壊した卑近な例です。
 右翼の威嚇が効を奏すれば法治国家の根底が崩されますから、警察の対応が適切であったかどうかをマスコミは報道すべきです。暴力団対策法ができても政治団体ならばやりたい放題ですから、法治体制が機能不全に陥っています。
 右翼の街宣車がボリュームを一杯に上げて市内を闊歩していますが、迷惑防止条例違反を適用されるのは極めて希なようです。政治活動の自由は尊重されなくてはなりませんが、警察と右翼との持ちつ持たれつの関係は目に余ります。
 自民党の大物代議士でさえも街宣車に悩まされ、右翼の大物に頼った例もありますから、一映画館が街宣車に対抗できるわけがありません。街宣車による脅迫がプリンスホテル、映画館を屈服させた戦果は右翼を勢いづけるでしょう。
 右翼の脅迫が通用するのは警察の対応が甘すぎるからです。市民は右翼が警察官の制止を無視するのを見せつけられています。警察が右翼から市民を守ってくれるのではなく、右翼の味方であることを市民は知らされているからです。
 民間企業が右翼に睨まれれば先ずお手上げです。警察は政治活動の自由、民事不介入の原則を錦の御旗にして右翼を取り締まらないからです。プリンスホテルの対応も一民間企業の防衛策としては仕方がなかった側面もあります。
 警察には宗教法人、政治団体は聖域であり、不介入の原則を墨守しているようですが、オウム真理教事件ではその盲点を突かれました。法治主義を徹底させるためには警察、暴力団、右翼の持ちつ持たれつの関係を破棄すべきです。
 街宣車の規制は現行法でもできるはずですが、取り締まりの現状は市民の常識からかけ離れています。あれぐらい騒ぎながらも取り締まりの対象にならないのならば、騒音おばさん、ゴミ屋敷なども右翼に比べればかわいいものです。

 中国、ロシアの人治主義は日本人の想像を超えていますが、日本でも闇の世界は政界、経済界に深く根を下ろしているようです。右翼の誉め殺しが政界を大きく揺さぶりましたから、闇の力が政治の奥底で蠢いているのでしょう。
 政治家と右翼との持ちつ持たれつの関係は戦前から続いていますから、政治家に右翼を取り締まる勇気はないでしょう。このまま右翼を放置しておけば、警察が暴力に無力ですから、市民は暴力が支配する社会から縁が切れません。





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最終更新日  2008/04/02 09:01:38 PM
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