今月十八日、バンダイが全国の有名玩具店などで発売を開始したのは「ant’s l ife studio(アリが生活する部屋)」。携帯電話のような形をしたゲーム機で、液晶画面上で「女王アリ」が最初の卵を産み、「働きアリ」を増やすところから始まる。餌の砂糖などを与えたり、クモやカエルといった外敵から守りながら、巣作りを助け、最終的にもう一匹の女王アリが誕生すると終了。一日、二、三回の”世話”で、約一年はかかるという。
大河原さんが、日本蟻類研究会を通じてバンダイからアリの生態について助言を求めら れたのは、今年四月。以来、巣作りは女王アリが一匹で始める点や、違う巣のアリ同士が出会った場合、触覚を動かして相手を探る習性など、長年の研究成果を基に細部にまでこだわったという。
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