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2015.06.12
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★★★★
幻の江戸川乱歩賞受賞昨の「あした天気にしておくれ」を先に読んでいたが本家江戸川乱歩賞作の本作を比較しながら読んでみた。前作はメイントリックの実現可能性が問題となり受賞にはいたらなかったが本作は、そういった不確かさを排除し、選考員にこれでどうだと言わんばかりの同じ競争馬を題材にした物語である。この作品で二人で一人の作家、岡島二人がミステリー界に満を持してデビューする。
東北の牧場で牧場長と競馬評論家・大友隆一が殺され、サラブレッドの母子、モンパレットとパステルが銃撃された。隆一の妻である香苗は競馬の知識は一切持っていなかったが、夫の死に疑問を抱き、次々と怪事件に襲われる。一連の事件の裏には、競馬界を揺るがす恐るべき秘密が隠された いた。(裏表紙引用)
まず読み終えた感想としては、驚きやトリックなどを比較すると前作である「あした天気にしておくれ」の方に軍配が上がるのでは無いかと感じた。ただ女性二人を主人公に事件に巻き込まれていく仮定やその解決までを丁寧に語っている点などが読後感をスッキリさせてくれて気持ちよい。パステルには一体なにが隠されているのか様々な伏線が有り、どんどん読み進めていき、最後の意外な真相に驚いた。競馬を題材にした小説であるが、全く知らない人にもお薦めする。それだけは間違いなく言えます。





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最終更新日  2024.05.03 19:29:12
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