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2016.02.16
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★★★
「笑う警官」、「警察庁から来た男」、「警官の紋章」と北海道警最大の失態である郡司事件にかかわるシリーズ3部作の続編で「警官の紋章」の事件解決後を描いたシリーズ第4弾を「警官の紋章」から実に1年半ぶりに読んでみた。

神奈川で現金輸送車の強盗事件が発生し、犯人の一人に鎌田光也の名が挙がった。鎌田は一年前、ストーカー行為をしていた村瀬香里のアパートに不法侵入したところを小島百合巡査に発砲され、現行犯逮捕された。だが、入院中に脱走し指名手配されたまま一年が経ってしまっていたのだ。一方、よさこいソーラン祭りで賑わう札幌で、鎌田からと思われる一通の脅迫メールが香里の元へ届く。小島百合は再び香里の護衛につくことになるのだが…。(裏表紙引用)

今回は小島百合が主人公であり、その小島百合に発砲されて逮捕された鎌田が、入院先から脱走し、指名手配中の鎌田の行方を追う津久井がサブの主人公という感じで物語は進む。佐伯やその部下の新宮は本作では出番も少なく、殆ど活躍する場面がない。特に佐伯に関しては、このシリーズの主人公と思っていたので、非常に残念である。札幌を舞台にした有名なよさこいソーラン祭りを絡めて、村瀬香里のストーカー事件、バイクを使ったひったくり事件、謎の白骨死体事件と色々な事件を絡み合わせて最後は一気に真相解明といくのだが今回は正直ちょっと期待はずれが大きかった。佐々木譲はこんなものではないはずなので、道警シリーズの次回作に期待したい。また評価の高い「警察の血」を近々読んでみたいと思う。





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最終更新日  2025.12.07 19:30:32
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