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2024.12.26
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★★★★
先週読んだ江戸川乱歩賞作でもある曽根圭介の 沈底魚で年間24作品を達成したので、気楽に年末にかけて何を読もうかと思いながら二、三日が経過したところ、図書館から半年以上前に予約していた東野圭吾の「クスノキの番人」の続編の「クスノキの女神」が確保されましたと連絡が入ったので、日曜日に受け取りに行き、早速読んでみることにした。

神社に詩集を置かせてくれと頼んできた女子高生の佑紀奈には、玲斗だけが知る重大な秘密があった。


前作から約4年ぶりの続編らしいが、前作をかなり忘れていた部分もあるので自分のブログとネットの情報を確認しながら読んでみた。
本作は主人公の玲斗とその玲斗にクスノキの番人の役目を与えた千舟が抱える事情と玲斗が働く神社に妹弟連れて訪ねてきた姉である高校生の佑紀奈、脳に障害を持つ中学生の元哉、それらキーパーソンが絡み合った感動作である。
ラストの元哉の両親が考えた行動にはびっくりしたが、もし自分が元哉の両親の立場だったらどう振る舞うだろうかと考えさせられる。この結末は読んでもらいたいが、これでよかったのだと思いたい。
最後の施設に入った千舟と玲斗との会話を読んだ時は、自分の母親の事をつい思い出して目頭が熱くなってしまいました。あぁその時が来たのだと…。
この物語に続きがあれば是非読んでみたいと思う。流石は東野圭吾です。





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最終更新日  2024.12.26 23:06:42
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