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2024.12.31
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カテゴリ: 読後レビュー


★★★★
先週読んだ東野圭吾の「クスノキの女神」が今年最後の読書作品になるかと思っていたが、図書館から夏頃に予約していた呉勝浩の「爆弾」の続編である本作が確保されましたと連絡があったので、年末の忙しい合間にどこまで読めるかなと思いながら読んでみることにした。

東京地方裁判所、104号法廷。 史上最悪の爆弾魔スズキタゴサクの裁判中、突如銃を持ったテロリストが乱入し、法廷を瞬く間に占拠した。 「ただちに死刑囚の死刑を執行せよ。ひとりの処刑につき、ひとりの人質を解放します」前代未聞の籠城事件が発生した。 スズキタゴサクも巻き込んだ、警察とテロリストの戦いが再び始まる 。(BOOKデータベースより)

年末は例年忙しいので、年内の読了は諦めて、まぁ年始の時間つぶしにと読書館に受け取りに行ったのが年末の28日だったのですが、実質昨日と今日の2日間で読み終えてしまったため、結局本作が今年最後の読書作品になってしまいました。
まず本作は前作の爆弾事件後の物語が描かれているで間違いなく前作を読んでおくことをお薦めします。
本作は前作の爆弾事件の犯人である「スズキタゴサク」の裁判が行われた裁判所を舞台とした立てこもり事件で犯人が100名近い人質をとって警察だけでなくスズキタゴサクとの駆け引きを交えながら緊張感満載で進んで行く。
また、犯人の犯行理由が謎に包まれて、その真相が最後にあかされるのだが、複雑にミステリー要素や社会的テーマなどが巧みに絡んでおり非常に楽しめた作品でした。
スズキタゴサクが逃げた事で第3弾が間違いなくありそうで、今後の展開が非常に楽しみです。





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最終更新日  2024.12.31 23:47:04
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