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2026.04.04
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★★★
新年度に入り、桜も私の住んでいる宝塚でもそろそろ満開になりかけている今日この頃だが、さぁ新年度に最初に読むのはどれにしようかと未読の本棚を眺めていると、綾辻行人の「暗黒館の殺人」の4冊が奥に隠れているのに気付き、一体いつ頃に買ったのかと調べてみると、なんと2014年の年末だったことがわかり、 2500ページ超の全4巻という館シリーズ最大の超大作のため、読むのに躊躇していたのだが、いつの間にか本棚の奥へ追いやられていたようだ。じゃあ直ぐに手に取ってみるのかと問われると、綾辻行人の作品自体が久しぶりのため、手頃な作品は無いかと更に本棚をごそごそ探してみると、「Another」の続編として買った丁度良い長さの長編の本作を見つけたので、まず手始めに読んでみることにした。

1998年、夏休み。両親とともに海辺の別荘へやってきた見崎鳴が遭遇したのは、死の前後の記憶を失い、消えたみずからの死体を探す青年の幽霊、だった。謎めいた屋敷を舞台に、幽霊と鳴の、秘密の冒険が始まる。(BOOKデータベースより)

本作は「Another」の続編として刊行されたものだが、その前に「Another」自体の内容がうる覚えのため、当時読んだ読後感想を読み直してから本作を読み始めたので、ある程度思い出した状態で読み進めることが出来た。
主人公である眼帯の少女の見崎鳴が語るある一夏の経験。それは海辺に建つ洋館で出会った幽霊の彼。彼は死の前後の記憶がないという。このように幽霊として出るのは理由があり、自分の死体が見つからないためだと言うのだ。鳴はその幽霊の彼とともに死体を探し始めるのだが…。それにしても、幽霊とはびっくりだが、本作も「Another」と同様ホラー小説なのか…。
真相を知ると大どんでん返しとかではなく、何となくそうじゃないかと思ったりした結末だったのが少し残念だか、幽霊の語り口で進む大部分は、物語として評価すべきところかなと思う。
この作品の後に「Another 2001」という本当の続編が出ているので、暗黒館の殺人の後にでも読んでみたいと思う。





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最終更新日  2026.04.04 20:19:57
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