お気楽・気楽

2005年02月23日
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いまデジカメ故障中なんです。
是非見て行ってね。
そしてよかったら書き込んでネ。




重箱の隅を突いてしまった・・


今日の背景は千代紙の「蝶文」です。






前日の続きです・・
些細なことなのですが、彼は昨日も述べましたがとても好青年で、私の相棒の世話までしてくれています。そして見事なほど極めて普通な人です。
しかし、私には『猫』の『餌』を前日の残りの上に新しく「追加」したことがよくわからないのです。
私の場合、第一の選択としてはまず、全部食べさせてから、新たに「餌」を与えます。これは『猫』に対する、「躾」でもありますし、同時に「食べ物を残さない」古い人間の感覚がそうさせるのかも知れません。でもあながち「古い人間の感覚」とは言い切れません。と言いますのも第二の選択がそうだからです。

第二の選択は残った『餌』の様子と、『猫』の様子を見極め、
食べないようだったら捨ててしまいます。私は『猫』に『餌』としてはあまり乾燥状態になったものを与えるのは避けています。出来れば肉や魚、野菜等を加工して与えたいのですが、なかなかそうもいきません。私は基本的に私が食する物とは区別して『猫』に『餌』を与えたいと思っているからです。そこで今はやむなく市販の缶詰のものを与えています。(ここでも『便利』を追求するあまり、又『ゴミ』を出してしまいました。缶の再利用を考えるとともに、『猫』の『餌』を自炊(?)することにも心がけます)そんな関係で、室温に拠っては古くなつた物が腐敗している恐れもありますので、捨てるようにしています。もちろん、『餌』を与えるときは、細かく砕いて、(これは過保護です)さらに混ぜ合わせて与えるようにしているのです。もっとも、その辺りは相棒(猫)の方がよく知っていて、全部平らげますし、腐敗したものは今のところ絶対に食べないようです(ある意味私よりグルメで、ある時なんか「相棒」に牛乳を与えたのですが飲みませんでした、おかしいな?そう思って残った牛乳を確認しましたが、異常は感じられませんでした。で、シッカリ私が飲みましたよ。なんともなかったです当日は。翌日の早朝、見事に私は「下痢」でした。)つまり「全部食べさせる」あるいは「廃棄」することで、「躾」と「餌」の見極めが出来るのと、
「相棒」の食器を効率よく清潔にすることが出来る訳ですよね。

彼も「猫」が大好きみたいですし、小さなお子さんもいます。

昨日「ツケ」についてお話しましたが、こんな心に残る出来事がありました。もう25年ほど前の出来事です。
いつものように食堂にいって常連の仲間たちとワイワイガヤガヤお喋りをしながら、食事をしていたのですが、ある仲間が・・
「最近D君来ないね?」
「そういえばそうだね?どうしたんだろうネ?」すると食堂のおかみさんが
「ああ・・D君?・・田舎に帰ったみたいだよ」
「え??いつ?」
皆が異口同音に尋ねました。と言いますのも現場にいた人の何人かは、わずかですがD君にお金を貸していたからです。
「そう~ネ~、1~2週間ほど前に、Bさんから聞いたよ」
BさんはDさんがこのお店に連れてきた人で、常連とまでは行かないのですが時たまその後ここ(食堂)に来るようになった人です。一同「え~っ??」
一人がおかみさんに尋ねました。
「それで・・確かここ2ヶ月ほど食事代が、とどこってる・・って聞いていたんだけど・・」
ここは皆でステレオみたいに・・

「払っていった?」

間髪入れずおかみさん「いいえ・・・」
「え~・・??そうなんだ・・・」

一気にその場の空気は澱みます。
「でもね、それよりDさんが可哀想だよね。あの”子”は優しくていい子だったから・・よっぽどつらかったんだろネ」
Dさんのお兄さんが従前より「喉頭癌」を患っていて、お酒に酔う度に「兄貴がかわいそうだ、かわいそうだ」毎日のごとく涙声で語っていたのを思い出しました。
「なにかと物入りだったんだね。それに仲間に別れも告げられないほど追い詰められていたんだよネ。だから今日まで皆に黙ってたんだヨ」とおかみさん。
一同シ~ンです。ややあって
「そりゃ~私も余裕は無いよ、でもDさんに比べればまだ逃げなくて済むもの、それにDさん、いつかキット立ち直ってくれる、そんな優しい心根の持ち主だと信じているよ」
一人が「そうだよな・・いい奴だったもの・・それに貸してたお金、「餞別」だと思えばいいのだヨ」。
「そうかも知れないな~」
「でも、そんなにDさんが追い詰められているの・・知らなかったのは・・俺・・情けないよ」
「しょうがないよ、皆大変なんだから・・今、出来ることしか出来ないんだよ」
そして再びおかみさんの声です。「ところで、N君、前月分は何時払うんだい?約束の日は過ぎてるんだけど?」
「ウヘッ!!やぶ蛇、藪蛇」
「まったく!しょうが無いネ~。はい、天ぷら定食、カボチャの天ぷらはおまけだヨ、最近野菜食べてないだろ?」
「わ~いいな!!Nさん!!俺も支払い滞ろうかナ?」
「駄目!駄目!!。あんたは。あんた常習犯だろ?」・・・。

小さな町の片隅で御夫婦でやられていた小さな「食堂」での出来事です。

最近の「チェーンレストラン」、綺麗で、お味も「とっても旨い」とまでは行きませんが、なかなかなものです。
サービスも良くて頼めば喉に刺さった「骨」まで取ってくれそうな気がするほどの至れり尽くせりの感じが店員の笑顔から感じられます。しかし実際はどうなのでしょう?
もし・・「喉に骨が刺さったから・・」と言えば、
「申し訳けございません」と笑顔で答えられ
「お客様の喉に刺さった骨を抜くのはマニュアルにはございませんので・・」とこれまた笑顔で断わられるでしょうネ。
チョット例が極端ですが。

前記の「食堂」のおかみさんが言ってました。
「周りにどんどんチェーン店のレストランや外食店舗が出来て大変だ」と組合の仲間が嘆いていたけど・・私は反対だね。
ドンドン、チェーンのレストランに出店してもらって、お客さんを集めてもらう。そして私んちでは大手では出来ないサービスやメニューで勝負すればなんとかなる。
いまさら大手の出店を止めることなんか出来や~しなないしネ。だったら出来る努力と工夫をすればいいだよ。そう言ってやったよ。・・・と。
そしてこうも。
「な~に夫婦二人が食べれればそれでいいんだから・・なんとかなるよ。そいれで駄目だったら「店」をたためばいいんだよ。あんたたちには迷惑をかけるかも知れないけどネ」

どうですか?みなさん?チョット心が温かくなりました?今日の「春一番」みたく。

そしてDさんはその後1年ほどして「おかみさん」の元を訪れ「ツケ」も支払い、友人の借金も払っていきました。その日は朝まで「おかみさん」を中心に取り巻いて皆で飲み狂いました。
「おかみさん」は一滴も飲めなかったのですが・・・。残念ながらDさんのお兄さんは薬効投薬の甲斐なく半年ほど後にお亡くなりになりました。
おかみさんは”連れ合い”を10年ほど前にお亡いになったこともあり、食堂をたたみ、郷里の滋賀県に引っ越されたとのことです。

その昔、こんな「お店」、こんな「おかみさん」こんな「御主人」は町中に一杯おられたのですが・・。
この「日記」をお読みになって同じような経験をお持ちの御年配諸氏は多いのではないでしょうか?





















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最終更新日  2005年02月24日 04時07分06秒
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