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毎週,日・月あたりに,スパイウェアとウイルスの定期スキャンを行い,結果を書いています。ソフトは,Spybot S & D,AD-AWARE,SpywareBlaster,AVG Anti-Virus。データ更新今週は,AD-AWAREは,データ(04/23)更新あり。Spybot S & Dは,データ(04/25)更新あり。SpywareBlasterは,データ(04/12)更新なし。スパイウェアスキャン今回は,Spybot S & D,AD-AWAREの順でスキャンしたが,スパイウェアは検出されなかった。ウイルススキャンデータ更新は自動でかなり頻繁に行われている(最新データ(04/29))。ウイルスは検出されなかった。ウイルスとスパイウェア対策については,ウイルス・スパイウェア対策メモをごらんください。また,スキャン非クリア履歴には,スキャンの検出記録と付加情報のリストがあります。パソコンに関する日記は, パソコン関係 からどうぞ。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ウィルス・スパイウェア対策! こちらもクリックをよろしく!! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2007/04/30

アーロン・エルキンズの「楽園の骨」(Twenty Blue Devils ,1997)を読んだ。「スケルトン探偵」のギデオン・オリヴァーが,友人であり,これまでのいくつかの事件を一緒に解決してきた仲でもあるFBI捜査官のジョン・ロウから彼の伯父の娘婿の死因を調べてほしいと頼まれてタヒチに行く話。このシリーズは好きで,最新刊の「水底の骨」以外は全部読んでいるつもりでいたが,どうやら読みそこなっていたらしい1冊(笑)事件には電話でしか関わらなかったが,それなりに的確なアドバイスを与えるギデオンの妻ジュリーも健在だった。わざわざタヒチまで行ったものの,遺骨を調べることができなかったギデオンとジョンが「墓場荒らし」をやって,フランス領ポリネシア国家憲兵隊隊長のレオポール・ギョーム・ベルトーに逮捕されかかる場面が楽しかった。マネー・ロンダリングの仕掛けや,コーヒー農園買収を買収したがる人物の正体なども含めてしっかり楽しめた。アーロン・エルキンズの他作品についての日記は,フリーページ 読了本(海外) (アーロン・エルキンズ)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ミステリ・サスペンス・推理小説全般 こちらもクリックをよろしく!! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━楽天ブックス楽園の骨 アーロン・エルキンズ
2007/04/29

東野圭吾の「むかし僕が死んだ家」(1994)を読んだ。高校の同窓会の一週間後にかかってきた電話をきっかけに,「私」は元恋人倉橋沙也加の「自分探し」を手伝うことになる。小学校入学以前の記憶が全くない沙也加が「私」と向かったのは,1年前に死んだ父が残した地図と鍵に示された山奥の異国調の白い小さな家。残されていた小学生の日記,古い雑誌,手紙などから,沙也加の父が運転手をしていたらしいその家と家族の秘密が,そして最後には沙也加の過去が明らかになっていく。沙也加の過去は,ほぼ途中で考えたとおりだったのだが,「家」そのものの秘密というか意味がおもしろかった。タイトルと内容が一見結びつかないのだが,考えてみるとこの作品は家を失った2人の話である。「僕が死んだ」というのが養子であることを知らされ,息子という芝居をするようになったことであり,「家」は私が結局行かなかったプロローグの「古い家」なのだろう。東野圭吾の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (東野圭吾)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ミステリ・サスペンス・推理小説全般 (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━楽天ブックスむかし僕が死んだ家 東野圭吾記事関連のオススメ日記~ LAZY LIFE ~(ヒゲもっこふさん) うさぎ1455☆さん未来の予定~ラビ的(みっつ君) cascade0920さんがちゃのダンジョン 映画&本(gacha-danjhonさん)
2007/04/28
ストレスなく使えていたので,だいぶサボっていたが,MozzilaのFirefoxの製品情報に行って,Firefox 2.0.0.3へのアップデートを,MozzilaのThunderbirdの製品情報に行ってThunderbird 2.0.0.0へのアップデートをした。それにしても,Firefoxは 1.07 から,Thunderbirdは 1.06 からのバージョンアップだから,サボりすぎ!! ひょっとして途中で出ていた更新メッセージを無視していたのかも……けっこう恥ずかしい(笑)だいぶ変わったようで,それまで使えていた拡張機能の一部が,まだ新バージョンに対応していないために使えなくなった。フリーページで紹介した拡張機能(→こちらから)の対応についてまとめておく(通知などによる更新で,FPのときよりバージョンアップしているものもあります)。そのまま使えている!Adblock,ConQuery,GooglePreview,OpenBook,Sage,Tabbrowser Preferences,Tab XFirefox2への対応待ち(現在使えない)ResizeSearchBox→かわりにサイズを変えられるSearchbar Autosizer(Searchbar Autosizer :: Firefox Add-onsから)を入れたが,最低幅の設定の方法がわからずやや不便。フリーページに書いたサイトと別経路で入手できた(現在使えている,フリーページの記述も変更します)Copy URL+→Index of /Tools/FireFoxExtensions/FF_2.0_extensionsのリストから「copy_url_plus-1.3.2.xpi 18-Oct-2006 17:46 19K」を選択。または,「copy_url_plus-1.3.2.xpiから直接。Paste and Go 2→norah'# : Paste And Go 2で「2006/08/28: Paste and Go 2 0.3.2 Japanese Version Release」を選択。または,2 0.3.2 日本語専用版(インストール)から直接。使わなくなったminiT → 拡張機能として入れなくても,ドラッグによるタブの移動ができる。パソコンに関する日記は, パソコン関係 からお読みください。また,Firefoxメモには,Thunderbird,Firefoxやその拡張機能の紹介と更新記録がまとめてあります。
2007/04/27

榊原シリーズ2作目といえる,東直己の「残光」(2000)を読んだ。この作品は,「フリージア」の続編ともいえるが,「探偵はバーにいる」から「探偵はひとりぼっち」までの便利屋シリーズ「青春編」(←勝手な名づけ)に対する,便利屋シリーズ「中年編」の第1作といっていいかもしれない。谷間の街に下りた榊原健三は,丸高建設の社宅内保育施設での人質立て篭もり現場のテレビ画面で多恵子の姿を見て,札幌に向かう。同じテレビを見ていた桐原は,榊原が山から下りることを即座に察知し,組員に戸締りして引っ込み,ススキノもしばらく放っておくように指示する。5年前の事件(「フリージア」)で榊原の存在を知っている人間はすべて殺され,例外として生き残ったのが桐原・相田たちだったのだから,まさに的確な指示。多恵子一家の動静を見守り,偽名「持谷良比古」という名前で榊原に報告を送っていた桐原だったが,榊原と持谷が直接接触する可能性が大きくなったことで,呼び出したのが「便利屋」だった。ここで登場した「便利屋」はやたら太っていることを強調され,しかも,家は汚れていて……「探偵はひとりぼっち」とつながらない(笑)つながらないはずだよ!! 年齢は43歳前後になっていて,思わせぶりで終わった「ひとりぼっち」の最後に言及されていた子供は小学6年(「探偵は吹雪の果てに」からの類推)になり,離婚した春子が育てている。養育費はきちんと送り,夏に一緒にキャンプに行ったりもしているので,それなりの親子ではあるようだ(笑)今回は,榊原の凄さが部分的に「通用しない」話でもあった。自動車を「借りる」ことや相手を「倒す」ことはあいかわらずなのだが,必要な資金をうまく「調達」できない。これは,恵太がそばにいたこともあるのだが,最初に襲いかけた呉のホテル・アバンチュールの模様替えを知らなかったことにもあり,それが最後の「第四パープルビル」での誤算にもつながっていく。相田も変わってしまった。というか,変わり過ぎだよ!!!そんな相田が不自由な口から榊原たちを救うてだてを桐原に伝えたという場面にはけっこう感動。切り札となった高田も北大のオーバードクターからショット・バーのマスター兼一部で人気DJになっているし……時間の流れを感じさせられた1冊だった。時代・場所,登場人物などをフリーページの東直己メモ(探偵はひとりぼっち)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。東直己の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (東直己)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ミステリ・サスペンス・推理小説全般 (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━楽天ブックス残光 東直己記事関連のオススメ日記19番の独り言(ケント19さん) りぶらりさん
2007/04/27

今回のタモリのジャポニカロゴスのテーマは,「あなたのお名前なんて~の? 素敵なお名前ロゴス」(第2弾)(第1弾は→こちらから)。解答者は,関根勤,眞鍋かをり,濱口優,次長課長(河本,井上)。客員教授は森岡浩(姓氏研究家)。正解率が60%を超えると産直ジャポイチは超豪華「普段踏めないあるもの!!」あなたのお名前なんて~の?(有名人の姓名)☆角野卓造,西野亮廣,村主章枝,小日向文世正解は,かどのたくぞう,にしのあきひろ,すぐりふみえ,こひなたふみよ。貴重なお名前なんて~の?(珍しい名字)☆九(例題),馬〆(○○○),十(○○き,「木」の文字から)正解は,いちじく,まじめ,もげき。素敵なフルネーム☆?榮子(~へいこう)正解は,郷右近榮子(ごうこんえいこ)。正解率67%で,純金製竹踏み(5キロ,15,525,000円)を踏むことができた。前回(04/17)の日記は,→こちらからどうぞ。ジャポニカロゴスやテレビのクイズ番組についての日記は,フリーページ テレビ番組 (クイズなど)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → テレビ番組(TV番組) (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━番組ホームページ:タモリのジャポニカロゴス
2007/04/26

セクシーボイスアンドロボ-第3話 お歯黒女-を見た。黒と黄色の縞々のスカートをはいて,ネバネバした液をかけ,「ずーっと一緒にいてくれる?」との呼びかけに返事をしたら,生き埋められて養分にされる……という「お歯黒女」の都市伝説。養分としてはすき焼き用の肉より劣ると思われたらしいニコの母雪江(笑),お歯黒女が落とした肉だけのすき焼を食べるロボ……という楽しい話(といえば,わけのわからないフィギュアコンテストもあった)はおいておいて,ニコは500万円で「お歯黒女」を捜してくれと,真境名に依頼される。200万円の成功報酬でロボを助手にし,よっちゃんの文字通り身を挺した(車椅子で墜落)協力もあって,二人が追い詰めたお歯黒女の正体は,「集団自殺ワゴン」に乗リ遅れた喫茶店のウェイトレスだった。何のために生きるのか!!???を見失ってしまった20歳の山野月子。自分が生きていたことを覚えていてほしかったために,「お歯黒女」になったのだが,捜したニコたちの報酬が500万と聞き,ツチノコと比べて自らを笑ってしまう。ロボの「奇蹟を見るため」(←彼の場合,当然ながらアニメの三次元化,笑)やニコが「人生ゲーム」から見つけた10年前の自分からの手紙と「魔法の電池」などによって,立ち直りかける月子だが,騒ぎがここまで広がってしまい「遅い!!」「遅すぎることはない!」ということで,「お歯黒女は脱皮して人間になりました」という伝説を新たに作ることで(それが彼ら3人の間だけのことであっても)いちおう解決(首くくりだか脱皮だかわけのわからない映像はけっこう気に入った,笑)。月子は新しい人生を選び,ニコとロボは出所が月子の親とわかった100万円を使いきろうとして使い切れず,残りは「世界の子供を救う会」(同名の実在団体がありますが無関係と思うのでご注意ください,番組制作者の怠慢か??)に寄付。しかし,Voice1に続いて感じたのが,このドラマは難しい問題をさりげなくさらっときれいに消化し過ぎているなぁということだ。月子がお歯黒女になったきっかけを示せ,などとはもちろん言わない。お歯黒女が月子に戻るだけでドラマとしてじゅうぶんに成り立っているし,見終わってのカタルシスもある。よいドラマだったと思う。だからこそ,爽快感の裏に,現実にはニコもロボもよっちゃんもいない「お歯黒女または男」がたくさんいるままだという絶望感が押し寄せてくるのだよね。その意味では,見続けられるかどうか,微妙にボーダーライン上なのだ……「自分らしく生きる」ことが「自分のやりたいことをやる」ではなく,「自分のやり方でやり通す」ことだとか,「ありがとうとお金と両方貰える,それが仕事」という心打つセリフや,最後の「ありがとう」の連発にニコニコし,力づけられながらも反発する自分がいる。ところで,コーヒーの匂いでパンの耳を食べるロボって!! コーヒーは梅干しのかわりになるのだろうか(笑)「助けて」の声で地面を掘り返した林夫妻,独り残って「お歯黒女」の衣裳をつけて試供品の乾電池(月子には魔法の電池だったかもしれない)を配る一海。やはり,ニコの家族はいい人たちなんだ!!Voice1の日記,Voice2の日記へテレビのドラマについての日記は,フリーページ テレビ番組 (ドラマ)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → テレビドラマ (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━番組ホームページ:セクシーボイスアンドロボキャストスパイ須藤威一郎(ロボ):松山 ケンイチ林二湖(ニコ,セクシーボイス):大後寿々花ニコの家族林竹男(父):塚本晋也 林雪江(母):片桐はいり林一海(姉):村川絵梨ロボの友人名前不詳:六角精児謎の組織真境名マキ:浅丘ルリ子 名梨秀吉(よっちゃん):岡田義徳ゲスト山野月子:香椎由宇脚本:木皿泉 演出:佐藤東弥原作:黒田硫黄 BOOK&MUSIC「セクシーボイス アンド ロボ」オリジナル・サウンドトラック(中塚武)
2007/04/25

ネプリーグ2ndStageのファイブツアーズ(漢字の読みの問題)のメモです。ネプチューンチームレベル1努力,尾瀬,間際レベル2叶う,黒川紀章(←安田美沙子,東原亜希アウト),竜頭蛇尾(←堀内健アウト)レベル3不憫,軋轢(←原田泰造,名倉潤アウト)答えは,どりょく,おぜ,まぎわ,かな,くろかわきしょう,りゅうとうだび,ふびん,あつれき。女芸人チームレベル1気性,調達,八丈島レベル2杉田玄白(←村上知子アウト),梱包,含有量レベル3燻製,餡蜜(←近藤春菜アウト),朧げ(←黒沢かずこアウト)FINAL仙人掌(←箕輪はるか,大島美幸アウト)答えは,きしょう,ちょうたつ,はちじょうじま,すぎたげんぱく,こんぽう,がんゆうりょう,くんせい,あんみつ,おぼろ,さぼてん。前回(04/16)分の日記は→こちらからどうぞ。テレビのクイズ番組についての日記は,フリーページ テレビ番組 (クイズなど)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → テレビ番組(TV番組) (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━番組ホームページ:ネプリーグ
2007/04/24

毎週,日・月あたりに,スパイウェアとウイルスの定期スキャンを行い,結果を書いています。ソフトは,Spybot S & D,AD-AWARE,SpywareBlaster,AVG Anti-Virus。データ更新今週は,AD-AWAREは,データ(04/16)更新あり。Spybot S & Dは,データ(04/18)更新あり。SpywareBlasterは,データ(04/12)更新なし。スパイウェアスキャン今回は,AD-AWARE,Spybot S & Dの順でスキャンしたが,スパイウェアは検出されなかった。ウイルススキャンデータ更新は自動でかなり頻繁に行われている(最新データ(04/22))。ウイルスは検出されなかった。ウイルスとスパイウェア対策については,ウイルス・スパイウェア対策メモをごらんください。また,スキャン非クリア履歴には,スキャンの検出記録と付加情報のリストがあります。パソコンに関する日記は, パソコン関係 からどうぞ。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ウィルス・スパイウェア対策! こちらもクリックをよろしく!! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2007/04/23

日本で独自に編まれた短編集である,エドワード・D.ホックの「サム・ホーソーンの事件簿III」(2004,創元)を読んだ。短編集のお手本のような作品で,主人公であり探偵役である田舎医者のサム・ホーソーンの年代記的な形をとっているのだが,1話1話が独立していて,「連作短編」ではなく「短編集」である。老医師が酒を飲みながら訪問者に思い出話を語るという体裁で進んでいき,ときどき出てくる「御神酒」という表現が妙にひっかかるが,良質な短編集であることは間違いない。「ハンティング・ロッジの謎」(1930年,34歳)から「窓のない避雷室の謎」(1935年春)までの12編と,シリーズ外の「ナイルの猫」。看護婦としてサムを助けてきたエイプリルは「雪に閉ざされた山小屋の謎」(1935年1月)の事件で知り合ったアンドレ・マルホーンと結婚するために「診療所」を辞めることになる。エドワード・D.ホックの作品についての日記は,フリーページ 読了本(海外) (エドワード・D.ホック)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ミステリ・サスペンス・推理小説全般 こちらもクリックをよろしく!! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━楽天ブックスサム・ホーソーンの事件簿(3) エドワード・D.ホック
2007/04/22

幻想小説の連作短編集である,太田忠司の「黄昏という名の劇場」(2002)を読んだ。黄昏の世界から追放された語り手である「私」が聞かされた様々な話を集めた形。人形に乗っ取られた船での経験を老人が語る「人形たちの航海」,時を飼いならす者が語った「時計譚」,木に支配された「鎌の館」,無法者の赤帽子が不思議な男にたぶらかされる「雄牛の角亭の客」,本に存在を消されそうになった男の話である「赤い革装の本」,世界を好きなように変えられる「憂い顔の探偵」,神が創造した最も完全なる生き物であるスコティッシュ・ディアハウンドについての話である「魔犬」と続き,「黄昏または物語のはじまり」が最後のまとめになっている。それぞれの話はおもしろく,特に「憂い顔の探偵」の語り手と私のやりとりが楽しかったが,最後の話はやや蛇足的で,まとめをつけすぎてしまったような気もする。太田忠司の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (太田忠司)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ミステリ・サスペンス・推理小説全般 (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━著者ホームページ:Ohta's Home page楽天ブックス黄昏という名の劇場 太田忠司記事関連のオススメ日記日々のあぶく(kiyu25さん)
2007/04/22

江戸時代の芝居小屋を舞台にした中編集である,松井今朝子の「似せ者」(2002)を読んだ。それぞれがストーリーとしておもしろいだけでなく,時代を変え,京都,江戸,大坂各地の芝居小屋について扱われているので,その事情を知ることができるという意味でも興味深い。似せ者宝永年間(元禄の次)の京都が舞台。初代坂田藤十郎の死の1年後,彼に30年仕えていた与一は,藤十郎似で彼のものまねををして伏見や奈良の小芝居に出ていた旅回りの役者桑名屋長五郎を京に連れて行き,二代目藤十郎を名乗らせる。正月興業は大当たりするが,4月に年号が正徳と改まる頃から客足が落ちだし,同時に与一と長五郎の思惑がずれていく。与一が長五郎をあきらめ,明日からの算段を考えようとする潔さが気持ちよかった。狛犬吉宗の死の前後あたりの江戸が舞台。若手の有望格である芸達者な市村助五郎と不器用な大瀧広治と助五郎の踊りの師匠お和佐,菊弥母娘を中心とした話。助五郎の自意識過剰とも思える気持ちの揺れと,彼らを巡る運命の流れがおもしろかった。鶴亀天明から寛政に変わった頃の大坂が舞台。役者の道をあきらめ,お仕打ち(江戸の座元にあたる興行師)になった嵐亀八が,元の師匠の嵐鶴介に振り回される話。顔見世興業を「一世一代」(引退の舞台)としたいという鶴介の願いを聞いて,涙で終わる興行をした亀八だが,鶴介は他の小屋で一世一代をやったり,小芝居や大坂の舞台に出続けたりと……亀八の鶴介への想いを考えると,このタイトルは秀逸。心残して幕末から維新にかけての江戸が舞台。のちに三味線の名人となる若い杵屋巳三次と旗本の次男神尾左京の話。「御前様」の声に惚れ込んだ巳三次が3度目の出会いのあと神尾が世話をしている吉乃に三味線を教えることになるが,黒船の来航以来大きく変わった江戸で,上野で彰義隊が錦裂に敗れ……興津は絶対生きていると思っていたのだが,意外な登場の仕方に心が動いた。松井今朝子の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (松井今朝子)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → 時代小説(←関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━楽天ブックス似せ者 松井今朝子記事関連のオススメ日記猛読醉書(かつきねえさん)
2007/04/21

今回のタモリのジャポニカロゴスのテーマは,「略語で学ぶジャポニカロゴス 略ジャポ2」(略ジャポ1は→こちらから)。解答者は,関根勤,中川翔子,まちゃまちゃ,インパルス(板倉,堤下)。客員教授は町田健。正解率が65%を超えると産直ジャポイチ「一丁10万円」の豆腐を食べられる!有名人編☆タキツバ,ゴマキ,ネプ,マエケン,ガレッジ,ゴクミ,カトハル,エンクミ,チャゲアス,タマテツ,クマテツ,マイラバ,オザケン,山達,モリクミ,たむけん,滝クリ,クボジュン,ナカミー,前忠正解は,タッキー&翼,後藤真希,ネプチューン,前田健,ガレッジセール,後藤久美子,加藤晴彦,遠藤久美子,CHAGE and ASUKA,玉山鉄二,熊川哲也,My Little Lover,小沢健二,山下達郎,森公美子,たむらけんじ,滝川クリステル,久保純子,中野美奈子,前田忠明。エンターテインメント編☆セカチュウ,ハリボタ,ラブジェネ,ロンバケ,キャプツバ,花男,僕生き,はねトび,極妻,MI3,冬ソナ,ポケモン,T2,ブス恋,エヴァ,愛ルケ,いま会い,釣りバカ,渡鬼,こち亀正解は,「世界の中心で,愛をさけぶ」,ハリー・ポッター,ラブジェネレーション,ロングバケーション,キャプテン翼,花より男子,僕の生きる道,はねるのトびら,極道の妻(おんな)たち,ミッション・インポッシブル3,冬のソナタ,ポケットモンスター,ターミネーター2,ブスの瞳に恋してる,新世紀エヴァンゲリオン,愛の流刑地,「いま,会いにゆきます」,釣りバカ日誌,渡る世間は鬼ばかり,こちら葛飾区亀有公園派出所。生活編☆学割,ハイテク,ブリ照り,路駐,カーナビ,駄目元,筋トレ,天丼,連ドラ,かてきょ,ピンボケ,ホコテン,着メロ,キリ番,家電,鴨ねぎ,カラオケ,口コミ,ガセネタ,バス正解は,学生割引,ハイテクノロジー,ブリの照り焼き,路上駐車,カーナビゲーションシステム,駄目で元々,筋力トレーニング,天ぷらどんぶり,連続ドラマ,家庭教師,ピントボケ,歩行者天国,着信メロディー,キリのよい番号,家庭用電化製品,鴨がネギを背負ってくる,空のオーケストラ,口コミュニケーション,お騒がせネタ,オムニバス。意外な略語(町田セレクション)☆断トツ,モツ,けばい,デパガ,キャバクラ,海パン,糸こん,ツアコン,スポ根,生コン,リモコン,マザコン,ボディコン,図工,チーママ,ちゃんばら,げんまん,ドス,こそ泥,キザ正解は,断然トップ,臓物,けばけばしい,デパートガール,キャバレークラブ,海水浴用パンツ,糸こんにゃく,ツアーコンダクター,スポーツ根性もの,生コンクリート,リモートコントロール,マザーコンプレックス,ボディコンシャンス,図画工作,小さいママ,ちゃんちゃんばらばら,拳骨一万回,脅す,こそこそ泥棒,気障り。一文字一答☆USA,YMO,ANA,るるぶ正解は,「ユナイテッド・ステイツ・(オブ・)アメリカ」,「イエロー・マジック・オーケストラ」,「オール・ニッポン・エアウェイズ」,「見る・食べる・遊ぶ」。板倉以外がかんばって(笑),正解率72%で,1丁10万円の島豆腐を食べることができた。前回(04/03)の日記は,→こちらからどうぞ。ジャポニカロゴスやテレビのクイズ番組についての日記は,フリーページ テレビ番組 (クイズなど)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → テレビ番組(TV番組) (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━番組ホームページ:タモリのジャポニカロゴス
2007/04/20

ポール・アルテの「カーテンの陰の死」(La Mort derriere les Rideaux,1989)を読んだ。時代は,ヒロイン役のマージョリー・コンウェイにツイスト博士を紹介したフランシス・マルタンの夫エチエンヌが「赤髯王」事件(→日記はこちらから)に巻き込まれたの翌年ということから,1949年であろう。舞台は霧のロンドン。頭皮を剥いだ刺殺事件の現場に居合わせたマージョリーは,犯人が自分の下宿(5階建てのまかないつきアパートといった感じ)の住人であることを知る。あやしげな住人だらけのその下宿で,さらに殺人事件が起こり,それは同じ下宿で70年前に起きた事件とそっくりの状況の「不可能」殺人だった。さらに頭皮を剥いだ刺殺事件は続き……といった感じなのだが,猟奇殺人,不可能殺人,過去の殺人と現在の殺人の連関などはカー的雰囲気が横溢して,これは作者が「フランスのディクスン・カー」と呼ばれるだけあってまあ当然。「盲目の美容師」まで出てくるのには笑わされる。さらに,この作品にはクリスティー風味もたっぷりきいていて,マージョリーはいかにもクリスティー好みのヒロインであり,冒頭で,ツイスト博士の相棒であるハースト警部に「未だ起きていない殺人事件」の犯人を告発する老嬢バイオレット・ガーフィールドはキャラクター設定といい,ストーリーの中での役割といい,クリスティーの「殺人は容易だ」に出てくるミス・ファラートンそっくりである。それがカーやクリスティーのパスティーシュやものまねでないことは,巻頭の献辞にこの2人を堂々とあげていることからもわかる(もう1人のステーマンは「殺人者は21番地に住む」に近い舞台設定からの献辞かとも思う)。ついでにちょっと書いておくと,ポーの作品を読もうかなと思っている人は,この作品を読むのはポーを読んだあとにしてください。露骨にネタバレが出てきます。要するに,作者ポール・アルテは,カーやクリスティーやポーを下敷きにしているというより,「ミステリファンなら自分の作品より前に彼らの作品を読んでいるよね」というのを「前提」にして,利用しながら書いているようだ。そして,自分独自の世界を作っている(のだろうと思う)。なぜ「のだろうと思う」を入れたかというと,今回が彼の作品を読む2作目だからである(どうやら,刊行と逆順に読んでいるらしい,笑)。完成度の高いミステリだと思う。登場人物も限られていて,それぞれが個性豊かなので,「カタカナ嫌い→海外ミステリ嫌い」の方たちにも読んでもらいたいと思わせる作品だった。PS日本語タイトルは素直に「カーテンの後ろの死」としたほうがトリックとの関係も含めてよかったのではないかと思う。ポール・アルテの他作品についての日記は,フリーページ 読了本(海外) (ポール・アルテ)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ミステリ・サスペンス・推理小説全般 こちらもクリックをよろしく!! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━楽天ブックスカーテンの陰の死 ポール・アルテ
2007/04/19

セクシーボイスアンドロボ-第2話 ごぼ蔵-を見た。自分のだらしなさを謝るため,頼まれたフランスパンと桜餅と洗剤を買って伊豆まで行き,交通事故で死んだ「スズ」の臓器移植の相手である野口さんの家を訪れる男の話。この手の話を正面から扱われると,寒くなってちょっと引いてしまうのだが,必要もないのに男を伊豆まで送り届けてしまうニコとロボのお人よしさ加減や,2億円の仏像を運ぶ秀吉の失敗談のドタバタとも絡み,なかなか楽しく仕上がっていた。ケータイで聞いた留守電の声を使って,ごぼ蔵に「だいじょうぶ,ちゃんとやれるよ,富士山みたいにちゃんとした人になれるよ」と電話するニコは七色の声の本領発揮!!ついホロッとさせられてしまった自分が不覚でもある(笑)秀吉の「子供のおつかい」も楽しかった。マネキンの足とフランスパンの取り返し劇の前に,仏像と足との取り違えがあったことにも笑えるし,必死になってフランスパンで仏像を作っていたであろう秀吉の姿を想像しても笑える。失敗しても金はいらない,体でと声を変えたマキ,秀吉の写真の目にタバコを押し付けていたマキは迫力満点。謝りにいくときに,秀吉の「足」をしっかり使っていたしね(笑)ケータイをとられて気づかないロボ,「長生きしよう」という野口夫妻,娘2人が不在の夕食で「殺すのはどっち?」と考え込む林夫婦,ごぼ蔵の部屋を掃除するニコとロボ,コスプレに心躍らせる検問の警官たちなど,妙に心に残る場面も多かった。ニコにかかってきた間違い電話の相手って,これから出会うことがあるのだろうか?ちょっと気になる。Voice1の日記へテレビのドラマについての日記は,フリーページ テレビ番組 (ドラマ)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → テレビドラマ (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━番組ホームページ:セクシーボイスアンドロボキャストスパイ須藤威一郎(ロボ):松山 ケンイチ林二湖(ニコ,セクシーボイス):大後寿々花ニコの家族林竹男(父):塚本晋也 林雪江(母):片桐はいり林一海(姉):村川絵梨ロボの友人名前不詳:六角精児謎の組織真境名マキ:浅丘ルリ子 名梨秀吉(よっちゃん):岡田義徳ゲストごぼ蔵(後藤):村上 淳脚本:木皿泉 演出:佐藤東弥原作:黒田硫黄 BOOK&MUSIC「セクシーボイス アンド ロボ」オリジナル・サウンドトラック(中塚武)
2007/04/18

ネプリーグ2ndStageのファイブツアーズ(漢字の読みの問題)のメモです。ネプチューンチームレベル1素足,根本的,鬼怒川(←ほしのあきアウト)レベル2秀でる,北原白秋,辣油レベル3更級日記,蓬(←山崎邦正,堀内健,原田泰造アウト),煌めくFINAL虎魚(←名倉潤クリア)答えは,すあし,こんぽんてき,きぬがわ,ひい,きたはらはくしゅう,らーゆ,さらしなにっき,よもぎ,きら,おこぜ。インテリチームレベル1失言,拍手,正夢レベル2秋川雅史(←室井佑月アウト),下呂,韮(←魚住りえアウト)レベル3怪訝,反故,荒むFINAL鑢(←湯浅卓,やくみつる,山中秀樹アウト)答えは,しつげん,はくしゅ,まさゆめ,あきかわまさふみ,げろ,にら,けげん,ほご,すさ,やすり。「鑢」はできなかった!!「シャチホコ」などで変換してみたのだが,当然漢字は出てこない。魚に近いものかと思ってしまい,それに「金」をまぶしてあるという発想だったのだが(笑)改めて「ヘン」の元の意味の重要性を思い知らされた。前回(04/09)分の日記は→こちらからどうぞ。テレビのクイズ番組についての日記は,フリーページ テレビ番組 (クイズなど)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → テレビ番組(TV番組) (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━番組ホームページ:ネプリーグ
2007/04/17

便利屋シリーズ4作目である,東直己の「探偵はひとりぼっち」(1998)を読んだ。なお,「 向う端にすわった男」の日記(→こちらから)では,それを4作目としたが,本作の文庫裏表紙に「第四作」とあったのと,話の流れ的にはこちらが直接3作目である「消えた少年」(日記は→こちらから)につながっているので,「向こう端」を番外編,「ひとりぼっち」を4作目とすることにした。ステージをそなえ,ビューティ,ブタさん,マッチョという3チームのホステスを抱える「トムボーイズ・パーティ」で,ススキノのオカマ業界の主だった人物たちとともに,「俺」,春子(恋人になった中学の国語教師),オーバードクターの高田,新聞記者の松尾らが大騒ぎしている。「消えた少年」の事件が起きたのと同じ年の11月末,「トムボーイズ・パーティ」のマッチョ・チームのホステスであるマサコが北海道予選を勝ち抜き,テレビ番組「アマチュア・マジシャン大集合」に出ている姿が,店の大型スクリーン(レンタル)に映し出されての大騒ぎだ。「ベスト・コスチューム賞」と「準グランプリ」を獲得して札幌に帰ってきたマサコだが,凱旋パーティのあと,自宅マンションの駐車場でめった打ちにされて殺されてしまう。春子との付き合いに忙しく,マサコの死をあまり気にしていなかった「俺」が,警察による捜査が全く進んでいないことに気づいたのが翌年の2月。調べ始めようとした「俺」は「トムボーイズ・パーティ」のチーフであるフローラを初めとするオカマ業界の人々から猛反対を受け,松尾や桐原や道警の種谷からも冷たく扱われ,部屋の前で気絶させられた直後に堤というあやしげな人物も登場する。そして,一番頼りにしていた空手名人の高田まで入院させてしまう(3度目らしい)ことになり,ススキノに戻った「俺」を待っていたのは顔見知りの客引き,屋台,占い師たちが自分と目をあわせないようにしているという事態……ふだん避けているあらすじ的なものを書いてしまったが,「「ひとりぼっち」というタイトルが生きているねぇ」ということを書きたかっただけで,「本筋」については触れていないつもり(笑)まあ,ここらへんから事態が動いていくわけだが,それは本を読んでのお楽しみ!!なのだが(笑),「孤立した」と思えたそのときから次々と「裏からの援助の手」が出てくるのが楽しい。って続きを書いていたりして……(笑)以下,ちょっとした雑感。☆マサコを殺したのが橡脇でないことは,感じていたのだが,真犯人の登場の仕方にびっくり。うまいなぁ!!☆今回も気持のよいタクシーの運転手が出てくる。作者がタクシードライバーを好きなんだろうなぁ(笑)☆新堂からの1千万円で,中島翔一の留学を決めてしまったのは気持ちがよかった。よいハードボイルドには,必ずこういう優しさがある!!☆春子の最後の場面での発言って!!!!ところで,登場人物が増えてきたので,結局「フリーページ」を作ることにしてしました(微笑)以前の作品については日記に書いたことをもとにしているので今のところやや弱体であることはご容赦ください。時代・場所,登場人物などをフリーページの東直己メモ(探偵はひとりぼっち)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。東直己の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (東直己)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ミステリ・サスペンス・推理小説全般 (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━楽天ブックス探偵はひとりぼっち 東直己記事関連のオススメ日記りぶらりさん
2007/04/16

恩田陸の「麦の海に沈む果実」(2000)を読んだ。理瀬が「古い革のトランクを取り戻すまでの物語」。って,これは序章の1行目そのもの(笑) だけれど,作品の内容はここにすべてがまとまられている。「黒と茶の幻想」の流れで読んだつもりだったが,自分の中で全然流れていない(笑)もちろん,憂理が「共通」であることくらいはわかるのだが,もう少しほかの本を読まないと,トータルには書けないなぁ。ということで,またまた「先延ばし」になってしまいました(笑)恩田陸の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (恩田陸)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → 読書 (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく!! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━楽天ブックス麦の海に沈む果実 恩田陸記事関連のオススメ日記積んどく? 読んどく?(shiba_motoさん)
2007/04/16

毎週,日・月あたりに,スパイウェアとウイルスの定期スキャンを行い,結果を書いています。ソフトは,Spybot S & D,AD-AWARE,SpywareBlaster,AVG Anti-Virus。データ更新今週は,AD-AWAREは,データ(04/10)更新あり。Spybot S & Dは,データ(04/11)更新あり。SpywareBlasterは,データ(04/12)更新あり。スパイウェアスキャン今回は,Spybot S & D,AD-AWAREの順でスキャンし,Spybot S & Dからは検出されなかったが,AD-AWAREでcookieが2件(あわてて削除したため名前をメモできなかった)検出された。ウイルススキャンデータ更新は自動でかなり頻繁に行われている(最新データ(04/15))。ウイルスは検出されなかった。ウイルスとスパイウェア対策については,ウイルス・スパイウェア対策メモをごらんください。また,スキャン非クリア履歴には,スキャンの検出記録と付加情報のリストがあります。パソコンに関する日記は, パソコン関係 からどうぞ。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ウィルス・スパイウェア対策! こちらもクリックをよろしく!! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2007/04/15

荻原浩の「あの日にドライブ」(2005)を読んだ。タクシードライバーになった43歳の元エリート銀行マンが,家庭の現状を嘆き,これまでの人生の岐路で違った道を選んでいたら……と様々な夢想をしながら日々を送る話。タクシー会社の運転手たちの生き様と,銀行で生き残っていく人間たちとの対比がおもしろかった。この作者,暗くうんざりするような話を展開しながらも,基本的には前向きで明るい。ということで,どの作品も読後に毒を残さない。そこがいい点でも,ときにはもの足りない点でもあるのだが……(笑)営業収入2万円という「足切り」レベルをギリギリでクリアしている主人公の牧村伸郎は,最高齢で月に7回だけ勤務する「隊長さん」に習うことで5万円の「ノルマ」を達成できるようになるのだが,それに伴って妄想は崩れ,家族との関係もよくなっていく。「旭」をわざと間違えて客を千葉に運ぶラストも含めて,溜飲が下がるというか,救いがありすぎという感もあるが,読み終わってほっとした感じにさせてくれる作品ではある。荻原浩の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (荻原浩)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ミステリ・サスペンス・推理小説全般 (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━楽天ブックスあの日にドライブ 荻原浩記事関連のオススメ日記ぷちてん525さん スノボ・バレー・読書・映画の日記(マ・サシ~ロさん)
2007/04/15

北森鴻の「深淵のガランス」(2006)を読んだ。契約した店に華道ともフラワーアレンジメントとも違う独自の美意識で花を飾る「花師」のオフィスを東銀座の裏通りに構える佐月恭壱は,腕のよい絵画修復師でもある。腕のよい絵画修復師というのは,そのままで腕のよい贋作師になることができるわけで,絵画の贋作や真贋の鑑定の話が随所にでてきておもしろい。恭壱の父のときからの助手であった前畑善次朗(日本の贋作者に精通),つまみはクラッカーとナッツしかないバーのママ朱明花,絵画研究所の鑑定部研究員である若槻伸吾などサブキャラクターも多彩で楽しい。ところで,恭壱に絵画修復の以来を仲介するかなり重要な女性が出てくるのだが,最後まで名前が明かされない。海千山千の世界で孤高を保っているらしいこと,民俗学者とちょっとしたで知り合いであることや「女狐」と呼ばれていることなどから,「冬狐堂」の宇佐見陶子なのではないかと思うが,どうだろう?深淵のガランス大正末から昭和の初めにかけて活躍した人気画家長谷川宗司の孫から,3点の絵の修復を頼まれた佐月だが,その1点である風景画の下にもう1つの絵が隠されていることに気づく。「深淵のガランス」というタイトルがついた隠された絵を表に出そうと暗躍する秋本誠一郎の動機とそれに対する佐月恭壱の対応がとてもおもしろかった。ガランスは「茜色」や「やや沈んだ赤色」と訳されるようだが,「茜色ってどんな色?」といわれてもイマイチわからん(笑)ただ,作中に出てくる村山槐多が得意とした色のようで,Wikipedia(→こちらから)の「自画像」を見るとなんとなくイメージがわく。血色夢岩手県雫石での洞窟壁画の修復と,分割された絵画の事件が同時に進行していくが,その裏で糸を引いていたのは,父である朱建民だった。北森鴻の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (北森鴻)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ミステリ・サスペンス・推理小説全般 (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━公式ホームページ:北森鴻公式サイト 酔鴻思考楽天ブックス深淵のガランス 北森鴻記事関連のオススメ日記kellyさん ☆なほまる★さんつまずく石も縁の端くれ(一村雨さん)
2007/04/14

荻原浩の「コールドゲーム」(2002)を読んだ。中学,高校と野球漬けで過ごし,神奈川地区予選二回戦を六回コールド負けで終わった高校3年生の渡辺光也は,小学校,中学校と一緒だった山岸亮太から喫茶店「シャングリラ」に呼び出され,中学2年生のときの同級生何人かが「トロ吉」に脅迫状を受けたあとで襲われたことを知らされる。「トロ吉」こと廣吉剛史は中2のときクラスメートから苛めを受けていて,中3になると転校してしまった生徒で,苛めの司令塔は高校を中退して働き始め横浜に住んでいる亮太だったが,真っ先に狙われるはずの亮太のもとに脅迫状は届いていない。亮太と光也に2年3組の悪ガキの一人だった清水郡平も加わって「北中防衛隊」を作り,元クラスメートを守るとともにトロ吉の居場所を突き止めようとするのだが,「復讐」はさらに進み……と,あらすじめいたことをこれ以上書くとネタバレになりそうなのでやめておくが,4年の間に大きく,強くなったトロ吉の影に怯える元同級生たちの恐怖が実によく伝わってきた。トロ吉の正体というか「実行」犯が両親であったことにはけっこうびっくりしたが,確かに伏線は貼られていた(笑)怖さとしては,現実の行動よりもそれを死んだトロ吉があらかじめノートに記していたところだなぁ。ところで,実はわたくし,「シャングリラ」のマスターが真犯人かな思い込んでいた「おばかさん」なのです(笑)この人は「何かやりそうだ!」という気がずっとしていたからだけれど,クライマックスにあんな形で登場するとは思わなかったので,びっくりとともに、少し感動(笑)荻原浩の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (荻原浩)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ミステリ・サスペンス・推理小説全般 (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━楽天ブックスコールドゲーム 荻原浩
2007/04/13

短編集としては,「今夜はパラシュート博物館へ」(日記は→こちらから)に続いて,森博嗣の「虚空の逆マトリクス」(2003,Inverse of Void Matrix)を読んだ。トロイの木馬(Trojan Horse Program)人々がバーチャルの世界を中心に生活する時代を描いた,宇宙船もタイムマシンも出てこないSF作品。螺旋形の構造がゆっくりと回転し,螺旋階段となってどこまでも繋がっている世界であるのだが,読んでいて,舞台がその螺旋階段のどの位置にあるのかがわからなくなるところがおもしろい。赤いドレスのメアリィ(Mary is Dressed in Red)真っ赤なドレス,赤いブーツ,赤い手袋を身につけ,厚化粧をしてバスの待合所の同じベンチに座り続ける老婦人の話。最後に登場した老人が朝居だったのか,彼の話は本当だったのかが明らかにならないまま終わるのが余韻を残す。不良探偵(Defective in Detective)犯人であり,探偵であり,(ある意味では)読者でありというキャラクターを,意外な方法で作り上げた作品。シンちゃんとサトル君のつながりがとても印象的。謎好きのタクシードライバ(That's Enough Talking of Taxi Driver)タクシーの運転手に対する愚痴から始まるものの,次第に運転手が話す内容そのものが盛り上がり,いろいろな妄想を膨らませてしまったが,最後にさらっとかわされる。ゲームの国(リリおばさんの事件簿1)(The Country of Game)英語タイトルは「今夜はパラシュート博物館へ」に収録されていた「ゲームの国」と同じだが,こちらには「リリおばさんの事件簿1」というサブタイトルがついている。「今夜は……」のほうのゲームの国はアナグラムを中心とした言葉遊びの国だったが,こちらは回文だらけのゲームの国。マイナ指向の土井さんの作品「土井さん言う,封印再度」,「若い犀川」,「練無なりね」に,主人公の佳奈やリリおばさんが首をひねる場面が楽しい。被害者による2つのメッセージは,説明されればなるほどだけれど,自分からは思いつけなかったなぁ。探偵の孤影(Sound of a Detective)行方不明の姉を捜す依頼を受けた探偵が,壁に塗りこまれた白骨を見つけ……という話だが,意外なドンデン返しが待っている。最も印象に残る作品だった。いつ入れ替わった?(An Exchange of Tears for Smiles)犀川と萌絵のデートの日。犀川は喜多を連れて萌絵を訪れ,萌絵は睦子叔母,捷輔叔父に断られ,近藤健刑事を自宅に連れ帰り,4人での夕食会となる。途中,近藤が誘拐事件の身代金を奪われた事件の推理などもされるが,主眼は2人のデートがなぜ4人の夕食会になったのかということだろう。森博嗣の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (森博嗣)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → 森博嗣ワールド (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━著者ホームページ:浮遊工作室 (ミステリィ制作部)楽天ブックス虚空の逆マトリクス 森博嗣記事関連のオススメ日記turedure-gusa(りとる・みぃさん) とりあえず練習用のホームページ(バルディッシュさん)未来の予定~ラビ的(みっつ君)
2007/04/12

セクシーボイスアンドロボ-第1話 三日坊主-を見た。この番組についてに日記を続けて書いていくかは未定だが,今回の感想は,「けっこうおもしろかった」!!三日経つと記憶を失ってしまう男が殺し屋の「三日坊主」として登場する。「博士の愛した数式」(日記は→こちらから)などでも,記憶が続かない(こちらは80分間)男性が主人公になっていて,「脳の損傷」による病気にかかわる問題であり,実際にその病気にかかわっている人々からは,記憶を失う男性を「殺し屋」にして,しかも最後に爆死させてしまうのはいかがなものか……という声も当然あがってくるかもしれない。しかし,人の弱点を今回のように利用する「組織」というのはあり得る想定であり,その中で,鳥を愛し,組織からの餞別を疑いもしない「三日坊主」の優しさが強調されていてうまくまとまっていたのではないかと思う(このような病気の人が必ずしもやさしいとは限らないのだろうが……)。とまれ,今回はニコとロボが不思議な女性真境名の「スパイ」となって活躍するきっかけとなる話であった。新聞の紹介にニコは「七色の声」を持つとあったが,ニコの特技として今回目立ったのは「声」よりも大勢の中から声を聞き分ける能力。原作では「セクシーボイス」でテレクラのバイトをしている中学生のニコにロボがひっかかるのに対し(原作は読んでいません,笑),テレビではさすがにその設定はまずいのか,テレクラに通いつめるロボットオタクのロボにニコが電話をして呼び出すという形になったからかもしれない。この2人の組み合わせはなかなか楽しかった。トロイくせに,ロボット始動の形をすると気合が入ったり,愛車であるシトロエン2CVに乗ると急にイキイキしたりするロボ,須藤威一郎なんて名前はもう頭からすっ飛んでいる(笑)どう見てもニコに振り回されているのだが,「将来スパイにでもなる気があるんなら,この手下連れて私を訪ねておいで」と言った真境名もお見通しってことか(笑)三日坊主の爆死がニコがかかわったせいだと言い切る真境名,それを素直に認めるニコ。ニコがかかわらなければ三日坊主のかわりに真境名の死があったかもしれないことを表に出さない脚本もよかったが,ニコが提供した(返したのかなあ?)2万円で買ったMaxロボをパチンコで撃ち落とした真境名のスマートさ……,力関係の象徴か?(笑)コワモテ風に登場しながら,クライマックスでは鍋に入れたカレーを持っていた真境名の部下名梨や,平凡そうでいて癖のあるニコの家族などもうまく配置されていて,サムイ番組かもしれないという予想をよい意味で裏切ってくれた。テレビのドラマについての日記は,フリーページ テレビ番組 (ドラマ)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → テレビドラマ (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━番組ホームページ:セクシーボイスアンドロボキャストスパイ須藤威一郎(ロボ):松山 ケンイチ林二湖(ニコ,セクシーボイス):大後寿々花ニコの家族林竹男(父):塚本晋也 林雪江(母):片桐はいり林一海(姉):村川絵梨謎の組織真境名マキ:浅丘ルリ子 名梨秀吉(よっちゃん):岡田義徳ゲスト三日坊主:中村獅童脚本:木皿泉 演出:佐藤東弥原作:黒田硫黄 BOOK&MUSIC「セクシーボイス アンド ロボ」オリジナル・サウンドトラック(中塚武)
2007/04/11

ネプリーグ2ndStageのファイブツアーズ(漢字の読みの問題)のメモです。ネプチューンチームレベル1大工,果汁(←梨花アウト),勝海舟レベル2葛飾,疑心暗鬼(←堀内健アウト),慌しいレベル3雲呑麺,溌剌,鍬FINAL逆上せる(←有賀さつき,原田泰造アウト,名倉潤クリア)答えは,だいく,かじゅう,かつかいしゅう,かつしか,ぎしんあんき,あわただ,わんたんめん,はつらつ,くわ,のぼ。竜兵会チームレベル1空手,小細工,付録レベル2八ヶ岳,鑑真,虚ろレベル3鹿鳴館(←劇団ひとり,肥後克広アウト),鷺,狼狽えるFINAL莢豌豆(←有吉弘行,土田晃之,上島竜兵アウト)答えは,からて,こざいく,ふろく,やつがたけ,がんじん,うつ,ろくめいかん,さぎ,うろた,さやえんどう。前回(03/26)分の日記は→こちらからどうぞ。テレビのクイズ番組についての日記は,フリーページ テレビ番組 (クイズなど)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → テレビ番組(TV番組) (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━番組ホームページ:ネプリーグ
2007/04/10

毎週,日・月あたりに,スパイウェアとウイルスの定期スキャンを行い,結果を書いています。ソフトは,Spybot S & D,AD-AWARE,SpywareBlaster,AVG Anti-Virus。データ更新今週は,AD-AWAREは,データ(04/02)更新あり。Spybot S & Dは,データ(04/04)更新あり。SpywareBlasterは,データ(03/26)更新なし。スパイウェアスキャン今回は,AD-AWARE,Spybot S & Dの順でスキャンしたが,スパイウェアは検出されなかった。ウイルススキャンデータ更新は自動でかなり頻繁に行われている(最新データ(04/08))。ウイルスは検出されなかった。ウイルスとスパイウェア対策については,ウイルス・スパイウェア対策メモをごらんください。また,スキャン非クリア履歴には,スキャンの検出記録と付加情報のリストがあります。パソコンに関する日記は, パソコン関係 からどうぞ。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ウィルス・スパイウェア対策! こちらもクリックをよろしく!! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2007/04/09

「北斎殺人事件」(→日記はこちらから)に続く,高橋克彦の「広重殺人事件」(1989)を読んだ。「北斎」のときは義兄国府のアイデアを津田良平が検証していくという形だったが,今回は津田良平がたどった広重に関する考察を,塔馬双太郎が後追いする形で進んでいく。今回は,ちょっと早いが,以下「雑感&まとめ」ですがネタバレ不可避なのでご注意ください。とさせていただく。☆最初の章で津田冴子が自殺してしまう。これを書けばネタバレになるし,書かなければそれ以降の話について何も書けない!! ということで,早々のネタバレ宣言になった(笑)さらに,良平自身も自殺することになり,前作のときに書いた「主要キャラを殺すなぁ」が現実のものとなり,三部作はこれで完結することになる。ただし,塔馬双太郎を中心としたシリーズが続いているようなので,そちらも読んでいく予定。☆「写楽」,「北斎」と「殺人事件」が続いていたが,実際に写楽や北斎が殺されたわけではなかった。今回,現代においては津田夫妻が自殺しただけで,「殺人犯」はいないかわりに,過去におい広重が殺されたことが検証される。これもまた,三部作の最後を飾る「大逆転」といった感じだ。「天童広重」の存在から広重が勤皇思想のもち主だったというところまで導く塔馬&津田の「推理」はなかなか読み応えがあった。「東海道五十三次」の絵師としての広重と勤皇思想は結びつかないが,その時代を生きた「広重」ならば「あり」かなあと思わせる説得力があった。☆今回の贋作は津田自身関与するという衝撃的なものだったが,「赤」をキーにして塔馬が見破るという展開が楽しかった。仕掛け人の島崎直哉は前作から登場しているのだが,敵役ではあるもののなかなか魅力的なキャラクターでもある。「美術現代」の編集者である杉原といい,この作家はキャラクター作りがうまい。高橋克彦の作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (高橋克彦)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ミステリ・サスペンス・推理小説全般 (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━楽天ブックス広重殺人事件 高橋克彦記事関連のオススメ日記つまずく石も縁の端くれ(一村雨さん)
2007/04/08

約1年ぶり(前作「兇賊」の日記は→こちらから)になる,鬼平犯科帳スペシャル-一本眉-を見た。豊島屋・亀屋などを連続して襲った凶賊を火盗改が追うが,手掛かりは見事に切断された錠前と出入りしていた按摩の茂の市。同じ頃,清洲の甚五郎がおまさに近づき,一世一代のおつとめを手伝ってほしいと打ち明ける。ひょんなことで知り合いになった忠吾と飲んでの帰り道,一本眉(清洲の甚五郎)はもとの手下倉淵の佐喜蔵の子分から襲われ,平蔵に助けられる。甚五郎は自分が盗っ人であることをあっさり打ち明け,平蔵はその手伝いをすることにして前金までもらってしまい……人を殺さないことを信条とする大盗賊と,元子分で急ぎばたらきをするようになった盗賊との対立を軸に,ストーリーもうまくまとめられていて,絵もあいかわらずきれいで落ち着いて見ることができた。一本眉(宇津井健)がよかったけれど,「冬の蝶」が印象的だった。彦十は猫八って感じだったけれど,長門裕之の彦十も悪くはない。忠吾と飲んでお頭についていかなかったことを責められたあとで,「鐵っつぁんの行き方知れずは昔からいつものこったい……心配するな」と吐き捨てた場面は最高。ただし,今回は「密偵」の出番が少なかったような気もする……ところで,忠吾が通った店の田楽もだけれど,小林金弥が作っていた夜食のおにぎりがとてもおいしそうだった(笑)テレビのドラマについての日記は,フリーページ テレビ番組 (ドラマ)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → テレビドラマ (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━キャスト長谷川平蔵:中村吉右衛門 久栄:多岐川裕美酒井祐助:勝野洋 木村忠吾:尾美としのり小林金弥:中村歌昇 村松忠之進:沼田爆沢田小平次:真田健一郎おまさ:梶芽衣子 小房の粂八:蟹江敬三大滝の五郎蔵:綿引勝彦 伊三次:三浦浩一相模の彦十:長門裕之清洲の甚五郎:宇津井健おみち:大路恵美 与吉:山田純太倉淵の佐喜蔵:遠藤憲一 茂の市:火野正平楽天アフィリ鬼平犯科帳関連商品
2007/04/07

京極堂シリーズ本編第6作である,京極夏彦の「陰摩羅鬼の瑕」(2003)を読んだ(再読)。あまり人気のないキャラクターの関口だが,嫌いではない。榎木津から「猿」,中禅寺から「友人ではなく知人」と呼ばれ,木場にとっては戦争中の頼りにならなく保護すべき上官である彼が,たどたどしくオタオタしながらであるが,白樺湖畔の由良伯爵邸(通称「鳥の城」)で「大活躍」する。「大活躍」という言葉はあまりふさわしくはなさそうだが,目の見えない榎木津を重要な現場に導いて警官と格闘するきっかけを作ったり,由良伯爵と話をして謎の真相に至ったり……最後には伊庭の家に足を運んで事件後の経過を語り,その後は雪絵と買い物に行くらしいし……「塗仏の宴」の事件での後遺症から立ち直るきっかけが横溝正史との出会いで,しかも,横溝のほうから望んだものだったということも含めて,今回の関口には120点をあげてもよいだろう。登場人物が比較的少ない,舞台があまり動かないなどのせいか,今回の作品はシリーズ中では「わかりやすい」ほうに入ると思う。林羅山による「儒教の仏教への寄生説」(←maboの解釈)も,とてもおもしろくて説得力もあった。「わかりやす」くはあるのだが,由良伯爵に与えられた世界は壮絶な世界であり,ある意味では言葉遊びの世界でもある。鳥たちに対する伯爵の呼びかけと,婚約者である奥貫薫子との会話を改めて読み返してみると,そこに世界のズレが見事に集約されているようにも思える。「鳥の城」を建築したのがフランス人のベルナールというところにも,織作家とベルナール学院から引き続いての「家の崩壊」を思わせる暗合があった。PS伊庭元刑事が京極堂を訪ねる際,出羽で起きた事件を「五年前」と回想しているのだが,「今昔続百鬼」で昭和26年の事件となっており,「陰摩羅鬼」の事件が昭和28年であること,中禅寺が古書店を始めたのが昭和25年であることなどから,「五年前(昭和23年)」ではなさそうだ。伊庭の思い違いということにしたい。PPS上で「シリーズ中では「わかりやすい」ほうに入ると思う」などと書いたが,由良昂允の祖父である公篤と曾祖父である公房,その弟で,本作で登場した胤篤(公篤の弟)を養子にした公胤などが「後巷説百物語」(日記は→こちらから)に登場していた。う~ん,京極ワールドは奥が深い!!時代・場所,登場人物,妖怪などをフリーページの京極夏彦メモ(陰摩羅鬼の瑕)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。京極夏彦の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (京極夏彦)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → 京極夏彦の世界 (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━著者ホームページ:大極宮楽天ブックス陰摩羅鬼の瑕 京極夏彦記事関連のオススメ日記ながらにっき(danke3さん) イーヨーのミミ(深町りなさん)未来の予定~ラビ的(みっつ君) 楽園に吼える豹(なまけいぬさん)
2007/04/06

今回のタモリのジャポニカロゴスのテーマは,「春のグルメフェア!!」。解答者は,関根勤,川村ゆきえ,梨花,フットボールアワー(後藤,岩尾)。客員教授は町田健。正解するとイタリア料理を食べられる!前菜編(個人戦ということでタモリ喜ぶが……,笑)☆キャベツの和名はどれ?A 黄坊主 B 甘藍(かんらん) C 包菜(ほうな)☆トマトは?A 赤茄子 B 肉果実 C 唐麻土☆ピーマンは?A おたふく獅子唐 B 緑瓜 C 甘唐辛子正解は,B,A,C。梨花と岩尾は何も食べられなかった(笑)メイン編(漢字が読めたら食べられます)(全員正解で食べられるということでタモリがっかり,笑)☆筍(食べられた)☆栄螺(関根時間切れでお客さんに)☆軍鶏(川村ギリギリだったが,食べられた)正解は,たけのこ,さざえ,しゃも。前回(03/27)の日記は,→こちらからどうぞ。ジャポニカロゴスやテレビのクイズ番組についての日記は,フリーページ テレビ番組 (クイズなど)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → テレビ番組(TV番組) (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━番組ホームページ:タモリのジャポニカロゴス
2007/04/05

小市民シリーズ2作目にあたる,米澤穂信の「夏期限定トロピカルパフェ事件」(2006,The Special Tropical Parfait Case)を読んだ。「春期限定いちごタルト事件(→日記はこちらから)」が小鳩常悟郎,小佐内ゆき,堂島健吾たちが高校1年の春の事件だったのに対し,「夏期」は高校2年の夏の事件。1年以上も間があくのにはそれなりの理由があって,「小市民」を目指す小鳩常悟郎と小佐内ゆきはその座を「もらったも同然」のおとなしい生活を続け,そうなると,書くに値することも読むに値することも何も起こらないからだ(笑)ということで,読者の前に姿を表す彼らは必然的に「小市民でない」ほうさらけ出すわけで,小鳩常悟郎は推理好きの「狐」,小佐内ゆきは復讐に快感を覚える「狼」になってしまう。長編の中に「シャルロットだけはぼくのもの」と「シェイク・ハーフ」2つの短編が組み込まれるような形の作品だが,2人きりの家の中で小佐内さんに手を出そうと常悟郎が決心する「シャルロット」の導入部分には笑わされたし,「半」の文字のメッセージもおもしろかった。長編部分については,すべてが小佐内ゆきの仕掛けであることはかなり早い段階でわかるのだが,驚かされたのがその後の展開。「春期」の最後に「いちばん興味があるのが夏期ではトロピカルパフェを食べられるかどうか?」と書いたのだが,意外な展開のネタバレになるので,どうなったかを書くことができないのが残念(笑)「秋期」も早く読みたいな……米澤穂信の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (米澤穂信)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ミステリ・サスペンス・推理小説全般 (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━米村穂信公式ホームページ:汎夢殿楽天ブックス夏期限定トロピカルパフェ事件 米澤穂信記事関連のオススメ日記ミステリの部屋(samiadoさん) ヨカッタ探し(anna2号さん)昼下がりの迷宮~(あむあむ108さん) 読書とジャンプ(むらきかずはさん)積んどく? 読んどく?(shiba_motoさん) まみむメモ(@かぼちゃさん)未来の予定~ラビ的(みっつ君) 本好きフクスケさん
2007/04/04

「写楽殺人事件」(→日記はこちらから)に続く,高橋克彦の「北斎殺人事件」(1986)を読んだ。ボストンの老人(元日本人72歳)殺人事件から始まるのだが,結局津田良平が巻き込まれることになる。前作「写楽殺人事件」は盛岡に帰った津田が,殺された国府洋介の妹の冴子と結婚したところで終わるが,今回は洋介の北斎に関する遺稿を出版するために北斎について調べていくことが話の中心になる。津田良平のサポーターとして登場したのが塔馬双太郎なのだが,なかなか魅力あるキャラクターだった。以下「雑感&まとめ」ですがネタバレ不可避なのでご注意ください。☆国府が提示したのは「北斎が隠密である」ということだが,その仮説を検証していく過程は魅力たっぷり。「春朗合わせ鏡」(→日記はこちらから)などの作品を読んでいるので,北斎が隠密であることに少しも違和感を感じなかったのだが(笑),実はこの作品で根拠が示されていたのだ(年譜は若干のズレが見られる)。特に、北斎の収入が多かったこと,戒名の院号や中島家を出たあとで,自画像に刀をかき入れていたことなどから,北斎の身分が武士であったという考察には説得力があった。鳥居耀蔵の名前が出てきたときには,ちょっとびっくりしたけれど……☆執印父娘の「すれ違った愛」も,読後に強い印象を残す。しかし,前回の国府といい,今回の執印父娘といい,このシリーズはやたらと主要キャラを殺すなぁ。☆刑事がやたらともの分りがよいのもシリーズの特徴。今回は菅刑事が塔馬双太郎にとても協力的だった。ボストン市警のボーガンもなかなかよかった。☆今回の「贋作」は,贋作の実物を消滅させるための大掛かりな企みという点がとても魅力的だったのだが,「都合よく交通事故が起こった」という部分にだけちょっとひっかかった。贋作であることが「宗理辰政」という画号だけからではなく,書かれていた「餓鬼地獄」そのものからわかるというのは,思いつきもしなかったので,衝撃的だった(笑)高橋克彦の作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (高橋克彦)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ミステリ・サスペンス・推理小説全般 (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━楽天ブックス北斎殺人事件 高橋克彦記事関連のオススメ日記つまずく石も縁の端くれ(一村雨さん)
2007/04/03

毎週,日・月あたりに,スパイウェアとウイルスの定期スキャンを行い,結果を書いています。ソフトは,Spybot S & D,AD-AWARE,SpywareBlaster,AVG Anti-Virus。データ更新今週は,AD-AWAREは,データ(03/26)更新あり。Spybot S & Dは,データ(03/28)更新あり。SpywareBlasterは,データ(03/26)更新あり。スパイウェアスキャン今回は,Spybot S & D,AD-AWAREの順でスキャンしたが,スパイウェアは検出されなかった。ウイルススキャンデータ更新は自動でかなり頻繁に行われている(最新データ(04/01))。ウイルスは検出されなかった。ウイルスとスパイウェア対策については,ウイルス・スパイウェア対策メモをごらんください。また,スキャン非クリア履歴には,スキャンの検出記録と付加情報のリストがあります。パソコンに関する日記は, パソコン関係 からどうぞ。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → ウィルス・スパイウェア対策! こちらもクリックをよろしく!! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2007/04/02

今回は、「塗仏の宴」(→日記はこちらから)のサイドストーリーとしての「百鬼夜行-陰」について(記事の性格上,ネタバレが中心です)。→「百鬼夜行-陰」と「姑獲鳥の夏」→「百鬼夜行-陰」と「魍魎の匣」→「百鬼夜行-陰」と「狂骨の夢」→「百鬼夜行-陰」と「鉄鼠の檻」→「百鬼夜行-陰」と「絡新婦の理」鬼一口「百鬼解読」と関連した「鬼一口」は→こちらから。おもな内容は「百鬼夜行-陰」と「魍魎の匣」(日記は→こちらから)に書いたが,鈴木の将棋の相手である薫紫亭の主人宮村香奈男は本編ではここで登場し,新進の覆面女流歌人であることも明かされる。京極堂で関口が宮村と会うのは昭和28年1月なのだが,川崎に店を持つ薫紫亭が不在だったために,京極堂が「鉄鼠の檻」事件にかかわることになったようだ。火間虫入道「百鬼解読」と関連した「火間虫入道」は→こちらから。木場と青木の元同僚である岩川警部補の話。戸人村の佐伯の事件に決着がつく日の岩川の行動と彼の回想が語られている。上司の娘と結婚して警部補として目黒署に転勤した岩川は藍童子の情報によって実績をあげていくとともに、藍童子の名を世間に広めることにもなる。木場が岩川に再会したのは,三木春子の「覗き」の件で工藤信夫のもとに向かった(昭和28年)3月22日。岩川が工藤を逮捕し,藍童子が条山房のからくりを明らかにした日でもある。しかし,条山房の捜査はうやむやになり,4月2日に打ち切られて,12日には岩川が警察を辞めて行方が知れず,「塗仏」の最後の場面(6月18日)で現れた岩川は,藍童子こと彩賀笙を守ろうとした尾国誠一こと雑賀誠一を刺殺することになった。時代・場所,登場人物,妖怪などをフリーページの京極夏彦メモ(百鬼夜行-陰)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。京極夏彦の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (京極夏彦)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → 京極夏彦の世界 (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━著者ホームページ:大極宮楽天ブックス 塗仏の宴(宴の支度) 塗仏の宴(宴の始末)百鬼夜行ー陰京極夏彦
2007/04/01

今回は、「狂骨の夢」(→日記はこちらから)のサイドストーリーとしての「百鬼夜行-陰」について(記事の性格上,ネタバレが中心です)。→「百鬼夜行-陰」と「姑獲鳥の夏」→「百鬼夜行-陰」と「魍魎の匣」→「百鬼夜行-陰」と「鉄鼠の檻」→「百鬼夜行-陰」と「絡新婦の理」→「百鬼夜行-陰」と「塗仏の宴」目目連「百鬼解読」と関連した「目目連」は→こちらから。平野祐吉の関係で「百鬼夜行-陰」と「絡新婦の理」(→日記はこちらから)に,小坂了念の関係で「百鬼夜行-陰」と「鉄鼠の檻」(→日記はこちらから)に書いたが,祐吉が昭和27年5月早朝に出奔する直前に祐吉を診た精神科医が,木場,榎木津の幼馴染みであり「狂骨の夢」で初めて登場する降旗弘である。彼は祐吉を診たことによって自分を失い,その後精神科医を辞めて逗子,池袋と漂うことになる。時代・場所,登場人物,妖怪などをフリーページの京極夏彦メモ(百鬼夜行-陰)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。京極夏彦の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (京極夏彦)からごらんください。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ → 京極夏彦の世界 (↑関連トラバの集積場所)こちらもクリックをよろしく! → このブログのRSSのURL → RSS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━著者ホームページ:大極宮楽天ブックス 百鬼夜行ー陰 狂骨の夢京極夏彦
2007/04/01
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