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2005/11/10
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1971年の作品である。

エラリー・クイーンの「心地よく秘密めいた場所」

ということで,今回の本も品切れ中(笑)

大金を横領した父親を刑務所に入れないようにと,年齢が3倍のニーノ・インポーチュナと結婚したバージニア。
その結婚には,5年たたなければ財産の請求権がないという条件がついていた。

満5年の結婚記念日(ニーノの誕生日でもある)の9か月前から,事態が動き始め,作者はこれを受胎にたとえていく。

記念日を前にニーノの2人の弟が殺され,記念日が過ぎて条件はクリアされ,バージニアにすべての遺産が残されることが明らかになったあと,ニーノが殺される。

ミステリであるから,被害者が殺されるのはいいのだ。
だが,事件後にクイーン警視のもとに届く匿名の手紙が問題。どう考えても,殺されたニーノ以外にこのような内容を書きそうな人物がいない!!

いったんは,
とりあえず今回は作中の「探偵」クイーンより先に真犯人に到達することができた(笑)

図書館で見つけたら,読んでみてください。おもしろかったですよ。

エラリー・クイーンの他作品についての日記は,フリーページ  読了本(海外)  (エラリー・クイーン)からごらんください。

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Last updated  2007/01/20 01:58:17 PM
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