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Apr 19, 2008
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カテゴリ: 映画・DVD
黒澤明が脚本を担当しているとのことで、興味があって見てみた。
ちょいネタバレあり。


1949 日 74min
監督:小田基義
出演:木暮実千代、小沢栄太郎、志村喬
脚本:黒澤明

<ストーリー>
国税局査察部にマークされる藤村は、脱税の証拠である二重帳簿を壬生(みぶ)伯爵夫人に預けるが…。


ホラーで同名のフランス映画があるんだね。
しかし、まぁ、なんだな。
久々にホラーじゃない映画を見たっていうのに、タイトルはホラー系かよと (^_^;)

74分と短いながらも、人物像やストーリー展開が重厚なのはさすが黒澤明。

選挙資金を藤村から引き出すために、壬生夫人に二重帳簿を押し付け、自分はいっさい手を汚さない二世政治家・南郷。
いやもう、最後まで口先ばかりのボンボンでしたな。

藤村のキャラはありがちなんだけど、性格の歪み方が尋常ではなくて良かった。

まぁ、壬生夫人に近寄る手段でもあったわけだが。

壬生夫人に対する藤村の心境は、子供の頃にあったという出来事と同じで、複雑みたいだったなぁ。

藤村と南郷にいいように振り回された壬生夫人だけど、最後のチキン・ランは見事。
南郷の言うような 「世間知らずのお嬢さん」 ではなく。
藤村の思い出に出てきた 「やられっぱなしのお嬢さん」 ではなく。
全てを失い、なおかつ恥辱にまみれて生きることを選んだ強い女性。
まぁ、「毒を喰らわば…」という気持ちだったのかもしれんな。






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Last updated  Apr 19, 2008 03:48:13 PM
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