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Nov 6, 2008
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「耳袋」というと「現代百物語 新耳袋」を連想してしまうけど、この本は本家本元の「耳袋」ですな。



教育社

<内容>
実在した江戸南町奉行が集録した事件や民間伝承、有名人の話、怪異話などを現代語に訳した本。


鎌倉時代の話まで載ってたとは。
江戸時代の人にとっての鎌倉時代って、どういうふうに捉えられていたんだろうな?

根岸鎮衛が描いたらしき絵も、なかなか味があります。

奉行としての立場からその事件をどう思ったかという感想もあり、根岸鎮衛の人となりも垣間見えるのが面白い。
信心深い反面、意外と怪異については懐疑的なんだね。
バランス感覚に優れた人物だったようだ。

アマゾン川の話が面白かったなぁ。
アマゾネスと天の川の話がごっちゃだ。


この本以外でも、根岸鎮衛の「耳袋」を出している出版社が多々あるけど、たいてい「怪異話」だけの抜粋だったり、何冊かに分けての発行だったりしてる。
こちらの方は、1冊にまとまっていて読みやすい。

冒頭に根岸鎮衛についての詳細が載っており、「耳袋」本編そっちのけで繰り返し読んでしまった。
いやー、なんか面白い人だな、と。

また、市井の人々の悲喜こもごもも載っているので、この時代の人々の生活や道徳観などが伝わってきて大変興味深い内容だった。


耳袋(2)





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Last updated  Jul 3, 2009 04:27:17 PM


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