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Oct 3, 2009
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カテゴリ: 映画・DVD
有吉佐和子の同名小説を映画化したもの。
みたので感想など。ちょいネタバレあり。


1974 日 101min
監督:中村登
出演:三益愛子、田中絹代、木暮実千代、有島一郎
原作:有吉佐和子「三婆」

<ストーリー>
金融会社の社長が死亡し、正妻・松子、愛人・駒代、実妹・タキ、三人の女が同居生活をすることになった。彼女達が繰り広げる壮絶な同居生活と、等しく忍び寄る老いを見据えた作品。


「女が三人集まると姦(かしま)しい」とか「敵の敵は味方」といった言葉がぴったりくる映画。

お手伝いのハナちゃん(小鹿ミキ)がやんちゃで可愛い。
ハナちゃんが結婚で出て行った後は、三婆+一爺(会社の元専務だったかな?)4人での生活。

「三婆」は、同じ著者の小説「恍惚の人」の下敷になったとされる作品。
この映画のラストあたりでも、同居している4人の老人たちが相当呆けてしまってて、10年ぶりに訪問したハナちゃんが愕然とするシーンがある。

映画の序盤から正妻・愛人・実妹が丁々発止とやり合う威勢のいい様子が描かれてるだけに、10年後の変貌はかなりショッキングだ。

大きなお屋敷の凋落ぶりがすさまじい。

おそらく駒代の入院費も松子が支払ったんだろうし。

この3人と暮らすのと、ハナちゃんを養女にして暮らすのと、どちらが松子にとって幸せだったんだろう。
いや、ああいう状態まで達すると、そんなことは考えないのかもしれないな。

どんな人生を送っていても、等しく人は老いて、さまざまな死を迎える。
寂しくて哀しくて、そして可笑しい。
ラスト、空に向かって自由に飛んでいく3つの風船が象徴的。


地唄/三婆





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Last updated  Oct 3, 2009 06:46:31 PM
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